夏目友人帳 伍・陸 舞台探訪(聖地巡礼) 速報版

探訪日:ページ下部に記載

 2016年10月より放送が始まった「夏目友人帳 伍」と、3ヶ月の休みを挟んで2017年4月より放送が始まった「夏目友人帳 陸」。前の「肆」から5年近くも経っていますが、伍・第1話のサブタイトルどおり「変わらぬ姿」で我々ファンを魅了してくれています。
 もちろん舞台のモデルが人吉球磨地方を中心とした熊本県であるのも変わっていません。地域と作品の公式コラボが2011年7月に始まり、人吉球磨地方が「聖地」として認知されて久しいですし、実際に現地を訪れたことがあり、今期の映像を見て「ここ知ってる!」となった方も結構いらっしゃるのではないでしょうかw
 そんな「夏目友人帳 伍・陸」ですが、過去のシリーズでも登場したお馴染みの場所に加え、今シリーズで初めて登場した地点が早速増えつつあります。僕こと管理人はこれまで人吉や熊本にかれこれ十数回も行っているおかげで、新登場の場所も「ここ知ってる!」と何カ所か特定することが出来ただけでなく、探してみたら結構近い構図の写真がいくつもでてきましたw そこで本記事では、過去に撮った写真を使って「伍」「陸」の各話に出てきた風景を紹介してみたいと思います。もちろん全ての地点の写真があるわけもないので場所だけの紹介になるところもありますが、そのような場所も、他の方が特定された地点も含め、情報まとめ記事としての意味も込めて合わせて掲載しておきます。もしここに載っている以外のカットでモデル地を特定された方がいらっしゃったら是非ご一報下さい。

 (2017.05.15):しばらく間が開いてしまいましたが陸2~5話の舞台についてまとめて更新しました。
 (2017.05.18):陸6話の舞台を追加しました。

掲載地点一覧
「陸」陸・オープニング陸・エンディング陸・第1話「つきひぐい」| 陸・第2話「明日咲く」陸・第3話「二体さま」陸・第4話「違える瞳」陸・第5話「縛られしもの」陸・第6話「西村と北本」NEW!!
「伍」伍・オープニング映像伍・第1話「変わらぬ姿」伍・第2話「悪戯な雨」伍・第3話「祓い屋からの手紙」伍・第4話「連鎖の陰」伍・第7話「遠い祭り火」伍・第8話「歪みなき世界」伍・第9話「険しきをゆく」伍・第10話「塔子と滋」伍・第11話「儚き者へ」

陸・オープニング

 「陸」もオープニングから早速何カ所か実在の景色が登場しています。
 最初に出てくるのはこのカット。ニャンコ先生が渡る石橋は「笠松橋」です。「続」のOPで夏目が歩いていたのと同じ橋になります。紹介ページはこちら。

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陸OPの笠松橋。続とは違い少し離れた場所からの撮影です。たまたまほぼ同じアングルのが手元にありましたw (2011年5月撮影)

 2カ所目は鳥居から続く階段。これはぴったりそのままでは無いですが、雨宮神社の階段が近いように思います。実際には手すりがあるのですが、それをなくせば、杉林に落ちる木漏れ日の感じとかまで含めてわりと似ているかもしれません。

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雨宮神社の階段?手すりをなくせばかなり雰囲気近いですかね。(2012年5月撮影)

 3カット目、在りし日のレイ子さんが立っているのはJR肥薩線大畑駅の線路です。ホームの端から撮るとこうなるので、たまたま同じアングルで撮っていましたw
 なお線路内に立ち入ることは法律で禁じられています。真似して立ち入ることは絶対にしないようお願いします。

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大畑駅の線路

 4つめに紹介するこの用水路もモデルがあります。錦町の田園地帯にある用水路です。2012年に主婦と生活社より発売された「PASH!!」のムック本で「錦町の田畑」として紹介されている中に写真が載っていますが、それを別アングルから描いたのがこのカットです。場所はこの辺り。近くには「参」4話「幼き日々に」で「木の上のあやかし」が居た場所というのもこの辺りになります。

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錦町の用水路

 5つ目はこの祠。水上村の市房神社第二鳥居近くにある祠です。伍の9話や過去シリーズでも何度か登場しているので比較的なじみがあるかもしれませんね。

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市房神社第二鳥居付近の祠

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陸・エンディング

 エンディングは基本イメージ映像っぽい感じなので明確なモデルは無いかと思いますが、雰囲気が伝わる写真があったので紹介しておきます。ラストの方で畑が一面ピンク色に染まった景色が描かれていますが、これは陸1話本編中でも少し触れられたレンゲ畑の光景だと思います。作中の季節は放送時期に合わせて春になっていますが、5月の連休前後に人吉球磨地方へ行くと実際にこうして田畑にレンゲが植えられ、一面ピンク色の花を咲かせている光景を見ることが出来ます。本編中でも触れられた多軌と夏目が以前花冠を作ったのもこんな感じの畑なんでしょうね。

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一面のレンゲ畑。人吉球磨地方の春の風物詩です。(2012年5月撮影)

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レンゲの花アップで

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陸・第1話「つきひぐい」

 ここからは陸・1話本編中の景色を紹介していきます。
 冒頭に登場したこの風景は、錦町のとある畑。オープニングに出てきた用水路がある辺りで、3期4話で「木の上のあやかし」が居たのと同じ場所です。

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錦町の田園地帯。3期4話でも登場しています。(2012年8月撮影)

 夏目とニャンコ先生が、頭から壺が抜けなくなっていたあやかし・つきひぐいを助けたのは、毎度おなじみ人吉市の天狗橋。もう同じ見過ぎるので今更詳しい説明はいいですねw 各シリーズ最低1回以上は登場している超有名どころですw

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毎度おなじみ天狗橋w

 おなじみの天狗橋ではあるのですが、今回いつもとちょっと違う描かれ方をしていました。というのも、今までのシリーズでは基本的に現実の景色を左右反転したものをベースに背景画が描かれていたのですが、今回は反転なしで、現実と同じ向きのまま描かれていました。(過去シリーズでの登場カットはこちら。

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珍しく反転されていない天狗橋。なお写真に写っている看板は2017年現在無くなったので、現在の方がこのカットにより近い絵が撮れます。(2012年5月撮影)

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以下何枚かそれっぽい写真を過去の写真から引っ張り出してきましたw

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橋の下のスペースは作中より狭い感じです。

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 「つきひぐい」の力で小さくなった夏目をとりあえず保護するため、通りかかった田沼と多軌と一緒に田沼の家へ向かうシーンで登場した橋もお馴染みの場所ですかね。水上村の市房キャンプ場付近にある祓川橋(はらいごうばし)です。作中でも田沼の家の近くの橋ということで何度か登場しています。

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田沼家近くの橋のモデル・祓川橋(2011年11月撮影)

 なお作中では1期で登場したときから全く同じ風景として描かれていますが、現実には2012年10月頃左端の巨木が倒れ、橋の欄干がなぎ倒される事故が起こりました。橋の方は復旧に伴いガードレールがきれいな欄干に取り替えられたので、現在は景色が変わってしまっています。

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祓川橋の倒木後の風景。(2013年5月撮影)

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作中の設定に合わせてガードレールが描かれていますがこれも現在はありません。写真は2011年11月撮影。

 夏目を田沼の家に置いて、ひとり「つきひぐい」を探し回るニャンコ先生。その中で立ち寄ったこの鳥居も過去シリーズで登場しています。祓川橋やOPに出てきた祠からも近い、水上村の市房神社第二鳥居です。前は1期3話とかに登場しています。そのときのカットはこちら。

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市房神社の第二鳥居。作中では「古房山神社」となっていましたw

 同じくつきひぐいを探して歩くニャンコ先生のシーン。天狗橋のところに戻って壺がまだそこに有るのを確認する直前のカットなので天狗橋の近くから見た景色なんだと思います。向きが悪いのか余り一致しませんが、こんな感じの田んぼが広がっているのは伝わりそうなのでとりあえず乗せておきますw

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天狗橋付近に広がる田畑。

 最後に風景ではないですが元ネタ紹介をひとつ。田沼の家に何やらおどろおどろしい掛け軸が置いてあり、つきひぐいの力で小さくなった夏目がそれを見て怖がるシーンがありましたが、その幽霊画には元ネタがありました。明治から昭和にかけて数々の作品を残した清水節堂という日本画家の「幽霊図」がそれのようです。
 ちなみにこの絵とは違いますが、人吉市内の永国寺にも幽霊描かれた掛け軸が所蔵されており、現地では「ゆうれい寺」として知られています。夏目ファンにはおなじみの探訪スポット「武家蔵」からもすぐ近くなので、一緒に寄ってみると田沼の家に行ったような気分になれるかもしれません?w
(なお幽霊画の元ネタはTwitterで小塚リサァさんより教えていただきました。ありがとうございます。)

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田沼の家の寺に収蔵されている幽霊画は清水節堂の作が元ネタ。

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陸・第2話「明日咲く」

 陸第2話で出てきたところは数地点ありますが、特定は難航しています。ほぼ確実なのはこちら。過去のシリーズでも何度か登場している、夏目の通学路途中にあるこのお堂。今回は「石洗い様」と出会った場所として登場していまが、モデルは天狗橋近くの毘沙門堂かと思います。2016年の末頃に一旦取り壊され、2017年の2月に建て替えられたそうなので、今は真新しい物になってるかと思います。

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夏目の通学路脇にあるお堂のモデルとなった天狗橋近くの毘沙門堂

 2カ所目から早速怪しくなってくるのですが、封印の大岩開けたけどアズマに出会えなかった夏目達が中級達と分かれたシーンで出てきたのは笠松橋なんでしょうかね?橋の形は概ねあってそうですが、周りの家などが違うっぽいので自信は無いですが。

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笠松橋?

 夏目が西村北本と釣りしてた場所でもあり、アズマとの再会も果たした河原の吊り橋はそれっぽいものが熊本県南部に2つあるようです。一つは八代市にある立神峡。(いんがめさんより教えて頂きました。)吊り橋の形はとてもよく似ています。場所的に笠松橋から八代市街地に向かうルートからほんの少しだけ寄り道したような位置にあるので、スタッフがロケハンで訪れている可能性もあるかもしれません。
 もう一つの可能性は、五木村の樅木吊橋(もみぎつりばし)です。(celica86さんより教えて頂きました。)こちらも橋の形はほぼ同じ。同じ形の吊り橋が高さを変えて2本架けられているので、この場面カットとは別のシーンで出てきた、吊り橋を上から見下ろすような構図も撮ることが出来そうです。また何より河原の様子が立神峡よりもこちらの方がより似ているよに思います。ただ場所が五木村の中でもかなり奥地の五家荘エリアなので、行くとなるとものすごく大変…

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立神峡or五木村の樅木吊橋?

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河原の様子まで含めると五木村の方が似ているかも?

 最後はかなり自信が無いというかもはやこじつけレベルかもですが、アズマの目撃情報があった「裏谷」あたりのこの景色は「蛍火の杜へ」の舞台・上色見熊野座神社の最奥部にある「穿戸岩(ほげといわ)」がモチーフだったりしますかね?スタッフが確実にロケハンで訪れている場所で、大きな石のアーチが特徴的というだけの理由ですが…

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上色見熊野座神社の穿戸岩??

 他にもナナマキが浄化した大岩を塔子さんと見た橋とか不明地点が多いので何か分かった方はご連絡下さいw

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陸・第3話「二体さま」

 陸3話では参3話以来の柴田が登場。普段と違う場所がいくらか出てきましたが、特定できたのはこの二カ所です。一つ目は柴田と待ち合わせをした駅のモデルとなった八代駅。夏目たちの住む町の最寄り駅?ということになっている「何樫駅」のモデルとして1期から登場しています。(詳しくはこちら) 放送1週間後のゴールデンウィーク中に実際に行って撮ってきたので、今回は過去に撮った写真から近いのを載せるのではなくアングルを合わせた写真で紹介します。

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八代駅改札口付近。

 作中に描かれている車両はこれまた1期から登場しているくま川鉄道のKT-100で、実際にはこの駅には来ません。3人が乗った列車の内装もこれがモデルですかね。残念ながら2014年末で全車廃車となってしまい、現在では見ることはできません。

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アングル違いますが右端にちらっと写っているロングシート部分に座っていた感じ。

 駅周辺は他にも何カットか登場します。

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タクシー乗り婆辺りから撮った構図

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駅裏の製紙工場の煙突も何度か登場しました。

 二カ所目はラストで今度は柴田が夏目の本を訪ねてきてくれたシーンで二人が語っていたのは人吉城跡です。実際に石垣の上に登ることができ、球磨川と対岸の人吉市街を一望できます。二人は普通に座ってますが結構高いので気をつけて下さい。

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人吉城址公園の石垣の上から市街地を望む構図

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城址公園の駐車場や水の手橋を見た構図

 他にも3人が列車を降りたシーンで人吉駅を裏側から見た構図が登場しています。→参考
 また柴田初登場回と同じ公園が今回も登場しましたが、そちらは相変わらず見つかっていないのでこれも見つけられた方は是非ご一報下さいw→参考

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陸・第4話「違える瞳」

 第4話では熊本市内中心部が多数登場しています。大雑把に括ると、冒頭、夏目が名取さんが出演している映画を鑑賞していたシーンで登場した都心部の辛島町・新市街周辺と、タクマさんの家がある、作中では「桜洗塚」と呼ばれていた北区池田付近の2つのエリアが登場しました。この回は放送がゴールデンウィーク直前だったため即座に現地訪問して、既に本記事の方で公開していますので詳しくはそちらをご覧下さい。夏目友人帳 舞台探訪(聖地巡礼) 其の陸 熊本、福岡、東京編。このページでは一部だけ抜粋して紹介します。

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夏目が名取さん出演の映画を見ていた映画館のモデル・Denkikan

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Denkikanから数十秒歩いたサンロード新市街の辛島町側の端。反対側の市電停留所付近もとてもよく再現されていました。

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後ろに見えてるカフェのモデルは少し離れた下通の中にありました。

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タクマさんの家がある「桜洗塚」のモデルとなった北区池田の住宅街

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周辺の風景として出てくるお地蔵様なども実在していました。

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タクマさんの家の前の道と思しき坂道も、娘さんが指差した方向に本当にありました。

 なお名取さんが出演していた映画のワンシーンでは東京都の旧古河庭園の洋館らしきお屋敷が登場しています。庭園はバラ園として有名で、その映画のシーンのようにバラも入れて撮影可能ですw ちょうどバラの季節に撮った写真を持っていたので掲載します。

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名取さんの映画に出てきた古河庭園とバラ。2015年5月10日撮影。

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陸・第5話「縛られしもの」

 5話は4話からの続きなので引き続きタクマさんの家周辺の景色が登場しました。ラストの夏目と名取さんがタクマさんの家から帰っていくシーンで二人が歩いた道は、「桜洗塚」のモデルとなった北区池田の住宅街から熊本電鉄韓々坂(かんかんざか)駅へと降りていく坂道と駅のすぐ脇にある踏切です。その坂が駅名の由来となった韓々坂とのこと。4話放送後に池田の写真を撮りに行った際、次の話も続き物だしと周辺の景色をいくらか撮っていたのですが、一部はアングルも含めてドンピシャでしたw

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タクマさんの家から帰ってくる夏目と名取さん。二人が歩いた坂のモデルは韓々坂です。

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坂の下から見た構図

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夏目が渡った踏切は韓々坂駅すぐのところの。名取さんの立っていた坂の上から撮れば作中に描かれた「止まれ」の標識も一緒に映り込むはず。

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陸・第6話「西村と北本」

 6話は前半が西村視点、後編が北本視点といういつもと違ったつくりのお話でしたが、登場した場所はいつもの場所でしたw いずれも過去シリーズでも登場した場所なのですが、調べてみたら今回登場した場所は全て過去のシリーズでも夏目が西村&北本と一緒に居るシーンで登場した場所でした。本当に全ての場所がそうだったので、今回の舞台選びもスタッフのこだわりポイントなのかもしれませんね。
 一カ所目は前半の西村編で登場したこの景色。本屋のシーンの直前に出てきた町並みの俯瞰ですが、これはくま川鉄道あさぎり駅に併設された「ポッポー館」から見た光景です。前回登場は「肆」の第11話「一枚の写真」。「ラムネ水」に行こうとしていけなかった夏目、田沼、西村、北本の4人が、帰り際にCDショップから出てきた多軌と笹田に出会うシーンの直前に、今回と同じように町並みの俯瞰風景として同じカットが登場していました。周辺の景色はこちら。

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あさぎり駅併設のポッポー館からの景色。この写真は2012年5月の撮影ですが、この頃には既に作中右端に描かれている建物は取り壊されてしまっています。作中に描かれた景色は1期の頃にロケハンされた写真が元になっているかと思います。

 2つめからは北本編。「夏目を色々連れ回した」と回想してるシーンで3つほど静止画カットがありますが、そのうちの一つがこのダム沿いの道。これはおそらく水上村の市房ダムがモデルです。前回は1期第6話「水底の燕」で、夏目が西村&北本と釣りをしようとダムを訪れたものの、干上がっていて水底に沈んだ廃村が姿を現していた、というエピソードで登場したのと同じ場所だと思います。そのときのカットはこちら。

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水上村の市房ダム

 Bパート・北本編の中程とラストの二度にわたり登場した橋は、もう説明不要、毎度おなじみ天狗橋です。1期の頃から何度も登場しまくっていますが、夏目達の下校ルートとしてよく登場しているので、個人的に始めの頃は「天狗橋と言えば西村&北本が一緒に居るシーン」というイメージがありました。たとえば1期10話「アサギの琴」、続5話「約束の樹」、参9話「秋風切って」あたりのエピソードではいずれも、夏目、西村、北本が学校から帰る途中、夏目が妖怪と遭遇して物語が始まる場所、としてこの橋が登場しています。この天狗橋は、夏目の大切な友人であるこの二人にフォーカスした今回のエピソードには欠かせない舞台だったのではないかと思います。
 そんな大事な場所ゆえか、いろんな方向から写したカットが多数登場しています。全部紹介するのはムリなので、過去に撮った似たアングルの写真を見つけられた数カットを選んで紹介します。
 過去シリーズでの登場カットはこちら。

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河原の草越しに見た天狗橋。「伍」のOPでススキの穂越しに見ていたカットに合わせて撮った写真を並べておきます。そのカット春バージョンって感じですかね。

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橋を渡る三人。一つ上流の紅取橋から撮った写真から切り出してみました。

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アーチを見上げた構図。ほとんど同じ構図で撮ってた上に、作中同様飛行機雲も映り込んでいましたw

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天狗橋から続く道。奥の集落の様子はちょっと違っていますが、手前が畑で右側に電柱が1本立っている感じとかはとてもよく似ています。

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上のカットの逆向き、道路越しに天狗橋を望む構図。橋のたもとは球磨川の堤防なので、作中に描かれているとおり手前の道は集落に向けて下り坂になっています。

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伍・オープニング映像

 ここからは2016年10月~12月に放送された「伍」に登場した地点の紹介です。
 「伍」のオープニング映像の冒頭では人吉球磨をモデルにした、夏目達が暮らす町や妖達の暮らす森や山の風景が多数登場します。本当にいろいろな風景が描かれていますが、一部は過去シリーズに出てきたところそのままなので以前からのファンならどこかわかった人も多いことでしょう。今期初登場のカットは山の中っぽい景色だったりしてあまり特定できていませんが、現時点で2カットだけ特定できています。以下初登場・再登場カットとも合わせて登場順に紹介していきます。

 1つめはオープニング冒頭から数えて2カット目、石垣の中に祀られた観音様と紅葉を描いたこのカットです。こちらの観音像は、人吉市内の旧跡「東林寺の磨崖像」のすぐ脇にあるものでした。過去のシリーズでも道端のお地蔵様や小さな祠などが描かれているシーンが何度もありましたが、実際に人吉球磨地方を歩いていると至る所にこうして神様が祀られているのを目にすることが出来ます。

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石垣の中に祀られた観音様。もみじは実際にはありません。この写真は2011年8月撮影。トリミングはしましたが偶然ほぼドンピシャのアングルで撮っていましたw

 ちなみにこの場所は1期6話の燕の回で登場した「東間小学校バス停」の目の前です。リンク先1枚目のカットの左端に見切れている石垣の中にこの観音様があるという位置関係です。「夏目友人帳の『聖地』」として最も有名な場所の一つでもある「続」のOPに登場した「田町菅原天満宮」からも歩いて行ける距離になります。

 2つめは観音様のすぐ次に登場するカット。こちらも今期が初登場の背景ですが、これは超有名どころなので皆さんおわかりでしょうかね。球磨川にかかる「天狗橋」です。過去にも何度も登場しましたし、今期の本編にも既に登場しています。過去に登場したカットはこちら。

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手持ちの写真で近いのはこんな感じですかね。作中カットはもしかするといつも通り左右反転しているのかもしれません。2012年5月撮影。

 次から3つは過去シリーズで登場したカットですので、当サイトで既に掲載している写真を再掲します。1枚目は松谷棚田。1期7話で登場しました。

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松谷棚田

 2つめは肥薩線の瀬戸石駅。1期5話で登場しました。

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瀬戸石駅

 最後は祓川橋。田沼の家の近くにある橋として何度か登場しています。

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祓川橋。左端の木は2012年に倒れてしまったため現在では景色が変わっています。

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伍・第1話「変わらぬ姿」

 続いて「伍」本編に登場した場所を1話から順に紹介していきます。
 まず1話で夏目が街で親戚に出会ったシーンの最初に描一瞬だけ描かれた路面電車。こちらは熊本市電の古いタイプの車両がモデルと思われます。塗装が若干変わっていますが窓の構造やドア回りの様子はしっかりと一致しています。

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熊本市電。2011年8月撮影。

 路面電車の走る通りの奥、比較画像右端にはアーケードがちらっと映り込んでいますが、こちらは熊本市中心部の上通りがよく似ているように思えます。(参考:ストリートビュー) こちらは手持ちにいい写真が見当たらなかったので、いずれ現地へ行って検証したいと思います。

 もう一つ特定できたのは田沼と話していたシーン。このとき見えている橋は多良木町の「里の城(さとのじょう)大橋」がモデルです。川の両岸や奥の山などは大きく書き換えられていますが、橋自体はここで良いかと。以前のシリーズでも3期4話で登場しています。そのときのカットはこちら

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里の城大橋。2011年8月撮影。

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伍・第2話「悪戯な雨」

 第2話で夏目が、少女のあやかしが再び会いたがっている男性の孫娘と話をするシーンなどで何度か登場した橋は人吉市内の「西瀬橋」です。場所は分かった物の残念ながら手持ちの写真がないのでストリートビューで紹介。前後の交差点などもこの橋のたもとです。

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西瀬橋。写真はありません。

 またこの回の重要な場所として、少女のあやかしが50年前の雨の日に「ソウゴさん」からタオルをもらったバス停がありますが、こちらについては全く同じモノが実在しているかどうかは今のところ確証がありません。ただ、人吉球磨地方には作中に登場したような古い待合室を持つバス停がいくつもあります。この作品ではよくあるパターンですが、もしかするとそれらの実在するいくつかのバス停をイメージして描き上げられた架空の景色なのかもしれません。

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古びたバス停の一例

 過去シリーズの探訪記事の「イメージ写真」コーナーでも他にいくつか似たようなバス停を紹介しています。

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伍・第3話「祓い屋からの手紙」

 続く3話はいろいろなところが出てきました。冒頭、学校帰りと思われる夏目が指に赤とんぼを乗せて秋の訪れを感じていたシーンでは、毎度お馴染みの天狗橋が登場しました。

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毎度お馴染み天狗橋w

 ちなみにこのカットは確実に左右反転した構図が使われています(掲載した写真は反転していないモノですが。)もう少し左にカメラを動かした構図で描かれたカットでは、橋のたもとにオレンジ色の水道管が描かれているのが反転してるか否かの判断の決め手。掲載した写真の側にはそれが実在しないのですが、反対側にはちゃんとあります。

 天狗橋のひとつ上流に架かる「紅取橋」も描かれています。このシーンでは運動部の女の子達がジョギングしている姿も描かれていましたが、彼女らが走って行った先もその橋です。こうして並べると遠景の山の形もそっくりですね。

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天狗橋あたりから紅取橋を望む。2011年11月撮影。

 的場さんからの手紙を受け取った夏目がニャンコ先生を探していると、ある神社で祓い人が妖怪を封じている現場に出くわします。その神社の入口にある鳥居と階段は幣立神宮がモデルでした。この神社は阿蘇山の南、山都町蘇陽地区にあり人吉球磨とは大きく離れた場所ですが、以前発売されたムック本に掲載されているとおりロケハンが行われており、過去にも3期1話などで登場しています。

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幣立神宮の鳥居と階段。2011年11月撮影。

 中途半端に封じられた妖を封じ直すため名取さんを訪ねることにした夏目。「少し遠出する」と言って電車で出かけましたが、降りたのは熊本駅でした。1カット目は在来線のホームで、止まっている電車も実際に熊本駅を発着する815系という電車です。見ての通り作中でも高架ホームとして描かれていますが、在来線の高架ホームが営業を開始したのは2015年3月14日です。「伍」の製作のために再ロケハンが行われているかどうかは特に公表されていませんでしたが、この風景が登場したということは再ロケハンが行われた可能性はとても高いと考えてよいのではないでしょうか。

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熊本駅在来線ホームと815系。近い写真がなかったので反転して合わせてみました。2016年8月撮影。

 熊本駅からもう1カット。夏目が駅を出たのは「新幹線口」側です。「弱虫ペダル」劇場版でもかなり近いアングルで登場しているようですw

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熊本駅新幹線口。2011年5月撮影。

 名取さんの家の近くとして登場したこのカットもモデル地が熊本市内にあるようです。熊本城の裏手にあたる京町地区にある「雁木坂」がモデルでした。「熊本市 坂 階段」で画像検索したらほぼ同じアングルの写真が出てきますw

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熊本市京町の雁木坂。写真はまだありません。

 なお実際に現地へ行かれた方のツイートによると2016年4月の熊本地震の影響で石垣が崩れかかっているそうですので、訪問には注意と配慮が必要かもしれません

 名取さんの家から帰る途中の電車が走る景色も実在するようです。JR鹿児島本線川尻駅から少し南へ行ったあたりにある、「御蔵前船着場跡」付近から見た鹿児島本線の鉄橋がそれだそうです。→Google Map

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JRの鉄橋。写真はまだありません。

 帰りに夏目が乗っていた電車は行きと同じ815系でしたが、車内の様子は実際と異なるようでした。座席の雰囲気が近いのはこれでしょうかね。同じ九州でも福岡県内を中心に走っている813系の車内です。手持ちの写真にあったのはシートが茶色いバージョンですが、作中により近い赤いバージョンも実在します。

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813系車内。2012年8月に鹿児島本線門司港発荒尾行きとして運行していた便で撮影。

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伍・第4話「連鎖の陰」

 第4話は「会合」が行われる的場の別邸へ向かう道中の風景が実在する景色をモデルに描かれたものでした。夏目と的場さんを乗せた車は両側に山が迫る、大きな川沿いの幹線道路を走っているように描かれていましたが、これは国道219号線の人吉から八代の区間の風景がモデルのようです。高速道路を使わずに熊本市方面などから人吉へ車で向かうならメインルートですし、JR肥薩線も同じ球磨川沿いを走っているので、雰囲気に見覚えのある方も多いかもしれません。
 このシーンの冒頭で出てきた1両編成の列車が走る鉄橋はJR肥薩線の球磨川第一橋梁がモデルでしょう。橋脚と橋桁の部分は若干様子が異なりますが、トラス(橋の上に載ってる部分)の構造はよく似ています。

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球磨川第一橋梁。2011年5月撮影。ちなみにこのシーンのモデルになったであろう国道219号線からの撮影です。

 なお走っている赤い列車は肥薩線のものではありませんでした。肥薩線にも赤い気動車は入線しますが、塗装は作中に描かれているようなものではありません。(参考:画像検索

 同シーンの最後、的場さん達を乗せた車の行く先に交差している橋が描かれています。これは先の鉄道の橋と似ているようで、よく見るとトラスの形が違っています。これはおそらく実際に国道219号線と交差している八代市坂本町葉木地区の「葉木橋」がモデルかと思います。こちらは桁の部分も現物とよく一致します。先ほどの第一橋梁がトラス以外実際と異なっているのは、この葉木橋の桁と橋脚の部分を作画の際に流用して、上のトラスの部分だけ描き変えた、というのが実際のところでしょうかね。

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 ちなみに球磨川第一橋梁と葉木橋は実際に比較的近い位置にあります。第一橋梁の見えるあたりからしばらく車内で会話する夏目と的場さんの様子を映して、最後に葉木橋が見えるというのが一連の流れでしたが、実際にあれぐらいの時間走ると丁度なぐらいかもしれません。(参考:Google Map 第一橋梁は「鎌瀬」駅のすぐ南側、葉木橋は「葉木」駅の少し北に架かっている橋です。)
 もしもこのシーンが現実の位置関係を反映していると考えると、的場さんの車は人吉方面から八代方面に向かって走っていたことになります。このあと細い山道をずっと登っていくシーンが挟まってから的場別邸に到着という流れだったので、別邸は八代市の山間部、ないしはもっと北の方あたりにあるという設定になるのかもしれません。

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伍・第7話「遠い祭り火」

 5,6話は明らかに実在のモデルがありそうという風景は登場しませんでしたが、特別編を挟んだ7話ではまた登場しています。
 7話では田沼に誘われた夏目達一行が、田沼の親戚がやっている民宿の手伝いのため泊まりがけの旅行をします。彼らが列車で移動しているシーンが冒頭にありましたが、そのモデルとなったのは熊本県阿蘇地方・立野~高森間を結ぶ「南阿蘇鉄道」です。撮影地点は全く違いますが、作中と同じ車両の写真が手元にあったので掲載しておきます。

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南阿蘇鉄道の「MT-2000形」。2014年8月撮影。

 作中に登場した構図は起点の立野駅を出てすぐの所に架かる「立野橋梁」です。鉄道ファンには有名な撮影スポットから撮ったもののようですね。こちらのサイトでは同じ構図の写真を含め、鉄橋の由来などが詳しく紹介されています。
 手持ちの写真はありませんでしたが、夏目達が座っていた座席など、車内の様子も実際の南阿蘇鉄道ときちんと一致するようでした。

 南阿蘇鉄道からはもう一カ所、夏目達が下車した駅もモデルがあります。こちらはおそらく立野の次、長陽駅かと思います。瓦屋根の立派な駅舎が特徴的。駅車内にはシフォンケーキのお店が入店しており人気となっているようです。

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南阿蘇鉄道長陽駅。写真はまだありません。こちらのブログの写真が比較的雰囲気が伝わりそうですので紹介させていただきます。

 なおこの南阿蘇鉄道ですが、2016年4月に発生した熊本地震の影響により部分運休となっています。特に今回登場した立野橋梁を含む区間は最も甚大な被害を受けた区間で、2016年11月現在復旧の目処すら立っていない状況です。従って、作中と全く同じ走行風景を撮影することは当面不可能かと思われます。
 南阿蘇鉄道は規模の小さいローカル線で、復旧に必要な巨額の費用を捻出できるかも不明な状況です。せっかく今回夏目友人帳に登場したことですし、聖地巡礼として部分運行区間に乗りに行くだけでも復興支援になるのではないでしょうか。夏目達が乗ったのと同じ車両は今でも走っているはずですし、11月27日からは復興支援の一環として「ONE PIECE列車」の運行も始まっています。また夏目達が降りた長陽駅に入居しているシフォンケーキ屋さんもいつもどおり営業しているようですし、楽しめる要素はたくさん有りそうです。
 また復旧費用調達のための支援グッズがオンライン販売されており、支援だけなら現地へ行かなくても可能です。その中の一つ「南阿蘇鉄道復興祈念四季の絵はがきセット」には、今回夏目作中に登場したのとほとんど同じ、紅葉の季節の立野橋梁の写真が含まれているようです。こうして夏目に出てきたのも何かの縁ですし、この機に支援に参加してみるのもまた良いかもしれません。

関連リンク
南阿蘇鉄道公式サイト
南阿蘇鉄道応援サイト

 7話の登場地点については、メインの舞台となった民宿もモデルがありそうな気がしています。フロントの様子や、食堂に貼ってあったサイン色紙など細部までかなり細かく描かれているので元ネタがあるのではないかと… まだ確証が得られていないので明記はしませんが、外観だけなら何となく似ている民宿が阿蘇にあるようです。(参考:管理人ツイート)ただ画像検索した限りフロントの様子とかは違いそうなので、また別のもっと似たところがあるのかもしれませんし、複数の実在する宿を混ぜ合わせて作られた背景という可能性もあるかもしれません。もし何か分かった方がいらっしゃったら是非ご連絡下さい。

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伍・第8話「歪みなき世界」

 名取さんと的場さんの過去が描かれた第8話。いつもと大きく雰囲気の違う話でしたが、出てきた風景もいつもの人吉球磨とは全く違うところばかりでした。しかし放送後、自分含めたTwitter上のお知り合い各位を中心にどんどん特定が進み、気がつけば数日以内にかなりの場所が判明していました。このページではその情報を勝手にまとめさせていただきますw

 一カ所目は今回何度も出てきた、高校時代の名取さんがよく行っていた河原の景色。奥に堰が見えるこの風景は、熊本市の外れ、南区富合町の浜戸川にある「硴江堰(かきのえぜき)」付近がモデルのようです。堰の形や、ラスト付近で的場さんが立っていた対岸付近の様子もきちんと合いそうですね。

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熊本市南区富合町の硴江堰。場所はこの辺り。

 なお早速現地へ行かれたいんがめさんのツイートはこちら。

 2カ所目からは大きく場所が変わります。こちらのカットは名取邸の玄関ですが、モデルがあるのはなんと東京都内。多くの歴史的建造物を移築保存している「江戸東京たてもの園」内にある「高橋是清邸」が元になっています。作中に登場する構図は実在の是清邸の玄関を左右反転して描かれたもののようです。

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名取家の正面玄関のモデルとなった高橋是清邸。写真はしらさんよりお借りしました。

(関連ページ) 江戸東京たてもの園 センターゾーン案内

 3カ所目も東京都内です。今回は祓い屋の会合が行われているシーンが幾度も描かれていましたが、その会場は毎度変わるようで、元ネタの建物もそれぞれ別のものが使われていました。そのうちの一つ、名取さんが会合に参加し始めてしばらく経った頃、タクマさんが三本ヅノの妖怪に襲われて怪我をしたという話を聞いた時の会場は、目黒区駒場にある「旧前田家本邸(洋館)」の内部がモデルとなっています。本作に限らずいろんなアニメやドラマなどの舞台、ロケ地、モデル地として多用されているので、見たこと、行ったことある方も多いかもしれません。特徴的な階段の装飾やソファーの配置など、細部まで細かく再現されているようです。

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旧前田家本邸(洋館)内部をモデルにしたカット。

 なお非常にタイミングが悪いのですが、2016年7月1日から大規模な保存整備工事が始まっており、当記事公開時点で既に休館してしまっています。再開は2年後の2018年9月末とかなり先ですのでご注意下さい。
(関連ページ) 東京都教育委員会 「旧前田家本邸(洋館)」一般公開日について

 この後も「会合」の会場シリーズがいくつか続きます。基本的に洋館を中心とした歴史的建造物がモデルとされているようで、探してみたら前田邸の他にもあと2カ所、モデルが実在することが分かりました。その一つがこのラストシーンの舞台となった会合会場。白を基調とした色合いが特徴的なこの洋館の元ネタがあるのは、なんと鳥取県鳥取市。市内中心部・鳥取城趾に建つ「仁風閣(じんぷうかく)」がモデルとなっています。こちらの建物も旧前田邸同様国の重要文化財に指定されており、実写映画「るろうに剣心」のロケ地にもなるなど、「絵になる風景」として知られているようです。

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ラストシーンの会合場所。鳥取の仁風閣。写真は真朱さんよりお借りしました。

 外観以外もきちんと一致するようで、例えばこの螺旋階段はこの建物の大きな特徴の一つとして実際に同じものが存在するようです。

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仁風閣の螺旋階段。写真はありませんが、こちらのブログにほぼ同じ構図の写真が掲載されています。

 画像検索を見る限り、寝ている名取さんの隣に的場さんがやってきたラストシーンの窓辺も、似た風景が実在していそうな感じがします。
(関連ページ) 仁風閣・宝扇庵 - 鳥取市文化財団

 鳥取で驚いていたらもっと遠いところも出てきていました。名取さんが初めて祓い屋の会合に参加した時の会場。池の中に建ち屋根の隅が上に反った独特の意匠が明らかに中国式だなと思って探してみたところ、どうも上海の有名な庭園「豫園」内にある「湖心亭」がモデルだったようです。ついに海外来てしまいました…

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名取さんが初めて会合に参加したときの会場。モデルは上海・豫園内にある湖心亭と九曲橋。

 こちらも画像検索する限り、内部の様子もきちんと一致するようですし、建物に通じるジグザグの橋もほぼそのまま描かれているようです。ちなみにこの橋、中国式庭園にはよくあるモチーフで、見た目の通り「九曲橋」という名前だそうなのですが、「悪霊はまっすぐにしか進めないから、建物に入ってこられないようにするため」という魔除けの意味を込めてこのように曲げられているそうです。そこまで考えてこの風景が選ばれたかどうかは定かではありませんが、「祓い屋の会合」を執り行う場所としてはすごく適切な場所であると言えるかもしれませんw
(関連ページ) 豫園商城 湖心亭、九曲橋(日本語ページ)

 ただ同じ会場の入口であるこの場所は、もしかすると豫園とは別の場所かもしれません。これも中国庭園でよくある「洞門」という構造なのですが、「豫園 洞門」で画像検索して出てくるものはどれもデザインが違うものばかりでした。他を探してみたところ、同じ中国でも蘇州にある拙政園にある洞門が一番近いかなという印象でしたが、実際にここの写真がモデルかどうかは不明です。

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名取さんが初めて会合に参加したときの会場入口。

 最後は最早舞台ではないんですが、元ネタが実在の風景で、しかも手持ちの写真があったので折角なので掲載。本編中で名取さんの父親が読んでいた新聞に写真が載っていましたが、それは中国・香港の風景。九龍半島側からヴィクトリア・ハーバー越しに香港島の摩天楼を眺めるというお馴染みの構図です。詳細に見てみた感じ、尖沙咀のiSQUARE 國際廣場というショッピングモールの上層階から撮ったもののようです。参考までに画像検索結果はこちら。さすがに全く同じ場所からの写真はありませんが、海沿いの遊歩道からほぼ似た方角を撮った写真が手元にあったのでとりあえず載せておきますw

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名取さんの父親が読んでいた新聞に載っている香港の景色。2007年3月撮影。

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伍・第9話「険しきをゆく」

 第9話の登場地点は1カ所だけ特定出来ました。Bパート冒頭で「しいたけ」こと三つ皿の笠の傷を直すために、夏目が石を砕いていたシーン。その直前に祠が描かれていましたが、これは市房神社の鳥居近くにある祠です。過去にも1期3話と10話で同じものが登場しており、以前発売されたムック本でも紹介されているのでご存じの方も多かったかもしれません。

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Bパート冒頭の祠。当サイトでも既に紹介しています。詳しくはこちら。

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伍・第10話「塔子と滋」

 塔子さんと滋さんの少し過去の話が描かれた第10話。塔子さんとお友達のサナちゃんが二人で旅行したシーンを中心に多数の新規地点が登場しましたが、今回も夏目クラスタの特定力が総動員された結果1日も経たないうちにほとんど特定されておりましたw
 ますAパート最初の方で出てきたスーパー。こちらは藤原家の近くっぽいので、人吉球磨のいつものエリアにモデルがある様子。どうやら相良村の国道445号線沿いにある「Aコープさがら」がわりと似ているようです。人吉市街地から雨宮神社や晴山バス停へ向かうとき通過する場所なので、行ったことある人はほぼ確実に脇を通過しているはずですw しかしそんな道中写真撮らないですよね…僕も何度も通ったはずなのですが手元に写真は見つけられませんでした。

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Aパートのスーパー。

 ここからは塔子さんとサナちゃんの旅行シーンから。駅や観光名所、旅館など色々出てきましたが、二人の行き先はどうも宮崎県だったようす。県内各地からモデル地が選ばれているようでした。
 まず塔子さんとサナちゃんが久し振りに再会し、旅をスタートさせた駅。作中では「美茉駅」となっていますが、これはJR肥薩線の吉松駅がモデルです。人吉駅から過去シリーズに何度か登場した大畑(おこば)駅へ向かう際に乗る列車は吉松行きですので、人吉訪問経験のある方には見覚えもある地名かもしれません。
 この駅は肥薩線の他に宮崎県の都城(みやこのじょう)方面とを結ぶ吉都(きっと)線が分岐しているので、人吉から列車で宮崎に行く場合は実際に通ることになる駅でもあります。作中の「美茉駅」という漢字も、「美」は「よし」とも読みますし、「茉」は「マツ」と読むので「よしまつ駅」から付けられたのかもしれません。

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美茉駅こと吉松駅の駅舎。作中のは現実のより一回りこぢんまりとした感じで描かれています。(2011年4月撮影)

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吉松駅のホームへ降りる階段。(2013年8月撮影)

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駅弁屋もほぼそのまま描かれています。(2013年8月撮影)

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二人が乗り込んだ列車は、実際に肥薩線や吉都線を走るキハ47系。(2013年8月撮影)

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車内の様子。写真はキハ47とほぼ同系のキハ40系のものですが、シートの色以外よく再現されているかと思います。(2013年8月撮影)

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吉松から都城へ向かう吉都線の車窓。作中のと似ていないこともない?(2012年5月撮影)

 塔子さんとサナちゃんが最初に行ったこの「茶屋」と描かれた店は宮崎県南部の日南市・飫肥(おび)にある「おびの茶屋」です。場所はこちら。飫肥は実際に観光名所として名を馳せています。写真は持っていませんでしたが管理人も行ったことがあり、城下町の風情が色濃く残っており、至る所で歴史を感じられるとてもよい町でした。この「おびの茶屋」ではプリンみたいな独特の卵焼きも食べられます。

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日南市飫肥にある「おびの茶屋」がモデルの茶屋。

 次に訪れた紅葉が美しい滝。これは本当にここか確証は持てていませんが、飫肥と同じ日南市にある猪八重(いのはえ)渓谷の「五重の滝」がモデルかもしれません。→参考ページ 実際に紅葉の名所のようですし、それほど落差がなく、一度平坦な所に落ちたあとまた少し落差があるという滝の構造はとてもよく似ているように思います。

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滝のモデルは猪八重渓谷?

 3つめに訪れたのはおそらく酒造見学。これは具体的な酒造までは絞り込めていませんが、甕のようなもので仕込んでいるので、九州ですし焼酎づくりの見学なのかなと思います。参考に綾自然蔵見学館のサイトに掲載の画像へのリンクを置いておきますが、かなり様子が似ているのがおわかりいただけるかと思います。

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焼酎の仕込み見学?

 酒造のあともまだまだ次へと、なかなか盛りだくさんな旅の行程ですが、その日最後の観光ポイントとなったのは海を見渡す岬。作中の看板には「向百岬」と書かれていましたが、これのモデルはやはり宮崎県内にある「日向岬」と思われます。画像検索で見つけた参考画像にリンクを張りますが、入口の階段と海を見渡す東屋はとてもよく似ています。名前の字面もよく似ていますしね。
 ちなみにこの岬は先ほど出てきた飫肥とは反対側、宮崎県でもわりと北の方にあるので、実際の距離は結構あります。

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日向岬入口へ続く階段。参考画像

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海を見渡す東屋。参考画像

 最後に二人が宿泊した旅館。いかにも旅館らしい立派な建物でしたが、これのモデルはなんと箱根にありました。明治16年創業の有名な温泉旅館「三河屋」がそれです。参考画像 夏目友人帳の舞台は人吉球磨がメインではありますが、個別の建物については、特に今期「伍」ではこうやって全然違うところにあるものもポンポン出てきますね…過去シリーズでも気づいていないだけで似たようなことが起こっているのかもしれません。

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塔子さんとサナちゃんが泊まった旅館のモデルは箱根の三河屋。ちなみにこの旅館、「弱虫ペダル」のキャラの一人、東堂尽八の実家がやっている旅館「東堂庵」のモデルでは、と言われているんだとか…→特定された方のツイート

 以上に紹介したもので旅行シーンはほぼ網羅出来たのかなと思います。特定された方、特に僕宛にわざわざリプライ送って下さった方々にはこの場を借りて感謝したいと思います。ありがとうございました。

 なおこのほか10話で重要な舞台としては、滋さんと塔子さんが久し振りに”デート”した水族館があります。色々と特徴有りそうなんで頑張れば分かりそうな気もしますが、このモデルは未だに特定出来ていません。なにか分かった方は是非ご一報下さい。

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伍・第11話「儚き者へ」

 「伍」の最終話・第11話もいろいろな景色が出てきましたが、その中から一カ所それっぽいなと思ったところがありますので紹介。風邪を引いた夏目のために四峰のオオツノ様から熱冷ましの薬草をもらおうと、中級たちが壊れた石灯籠をせっせと直していたシーン。無事直し終わったあとの光景はやはり阿蘇の上色見熊野座神社からとったイメージでしょうかね。今更説明不要かと思いますが、「蛍火の杜へ」のメイン舞台となった場所です。

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上色見熊野座神社の石灯籠が並ぶ参道

 ちなみに2016年4月の熊本地震では、この辺りはそれほど大きな被害を受けなかったようですが、実際に一部の燈籠がズレたり倒れたりする被害があったそうです。→当時の写真を公開されているいんがめさんのツイート

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更新履歴
初回記入:2016.10.30
第7話の舞台についてを追加:2016.11.28
第8話の舞台についてを追加:2016.12.07
第9話の舞台についてを追加:2016.12.08
第10話の舞台についてを追加:2016.12.21
第11話の舞台についてを追加:2016.12.29
「陸」第1話の舞台についてを追加:2017.04.15
「陸」第2~5話の舞台についてを追加:2017.05.15
「陸」第6話の舞台についてを追加:2017.05.18