時をかける少女 舞台探訪

2006年度公開のアニメーション作品では最高といっても過言ではない傑作・「時をかける少女」。
あの感動の内容とそれをより一層引き立てる背景美術を見て、さらにその場所が実在すると分かってしまった日にはもう行かずにはおれなくなり、劇場で見た1ヶ月後の8月末と、その次に東京へ帰省した2007年正月の2回、関係地域を回ってきました。
ここではその写真を地域別に紹介。

新宿区中井

中井駅前にある商店街「中井商友会」の看板。 作中では上にからくり時計が付いてましたが、現物にはありませんでした。 撮影したのが15:40過ぎだったんですけど・・・あと20分待てばよりそれらしくなりましたねw 撮影日：2006.08.25

真琴の家のモデルとなった林芙美子記念館、の入口。 １回目に行った時は気づかず、２回目に行ったときは休館日で未だに中には入ってませんw ちなみにこの右手の路地は「四の坂」ですが、一本隣の「五の坂」には、「時をかける少女 NOTEBOOK」にも掲載されている、真琴の家の道路側外観モデルとなった民家があります。 ただ、現地へ行った際「不審者多発注意」という立て看板があったのでここには写真を載せないでおきます。 その看板、真新しかったのでおそらく僕と同じように時かけの舞台探訪でやってくる人が多く、事情を知らない地域住民に不安が拡がってしまっているため設置されたものと思われます。 舞台探訪を趣味とする者としては、なかなか心苦しい一件でした。 撮影日：2007.01.03

おまけ。 中井で撮った飛行機雲。 細田監督の作品で飛行機雲は何かと印象深いですね。 作中と違って冬空ですけどw 撮影日：2007.01.03

中野区哲学堂公園

中井駅から歩いて20分程度のところにある哲学堂公園。 真琴たちが放課後野球をしに来るグラウンドはここのＡ球場がモデルです。 みんなが自転車止めたりしてたのはこの入口付近。 撮影日：2006.08.25

フェンス越しにグラウンドの様子。 撮影日：2007.01.03

グラウンドの横、テニスコートとの間に通る道。 撮影日：2006.08.25

豊島区高田

倉野瀬商店街の坂道のモデルとなった、豊島区高田にある「富士見坂」。 この写真だと若干分かりづらいですが、かなりの急坂です。 自転車で駆け下りたら、ブレーキ壊れてなくても危険です、きっとw 最寄り駅は都電荒川線の面影橋停留所か東京メトロ有楽町線の護国寺駅。 僕は護国寺の方から歩きましたが、15分ぐらいで到着できました。 撮影日：2007.01.03

坂の上から。 こっちのほうが急だってことがわかりやすいかな。 左に分かれるのは「日無坂」。 富士見坂と日無坂についてはこちらのページに詳しいですが、この日無坂の方は江戸時代からある坂だそうです。 実際そっちも歩いてみましたが、なかなか良い風情がありました。それからこのページに掲載されている公園からの景色も実際見ましたけど、いかにも「東京」って感じの景色でそれもまたよかったです。 撮影日：2007.01.03

富士見坂を下りて面影橋方面へ歩いていくとある、「標識のある分かれ道」のモデル。 「NOTEBOOK」で指摘されているとおり、標識の位置が異なります。 周囲の雰囲気も思ってたのとちょっと違って、何かあまりここだという実感の沸かない場所でした。 撮影日：2007.01.03

台東区上野恩賜公園・東京国立博物館

「魔女おばさん」が勤める、上野公園内にある東京国立博物館。明治5年設立で日本初の博物館という、由緒ある博物館です。 内部の様子は作品も含めて撮影可能（例外あり）なので、そのうち中も見てきたいと思います。 ちなみに平常展の入館料は一般大人600円、大学生400円、高校生以下無料。 撮影日：2006.08.30

江戸川区・荒川河川敷

真琴が川へ向けて飛び込んでタイムリープしたり、千昭に告白されたり、ラストシーンでも使われたりした河川敷のモデルはこの荒川河川敷。 サイクリングロードになっているので北千住からスタートしてほぼ南端の葛西橋まで自転車で走り通してみましたが、しかしぴったり一致する場所はないようで。（ルート地図） 作中のように川にすぐ降りられそうなところは見あたりませんでしたが、奥に通ってる高速道路の配置が似ているところは2カ所見つけられたので、そこの写真を載せます。 撮影日：2006.08.30

↑の写真とこの写真は江戸川区平井の平井大橋付近。鉄道で言うとJR総武線が荒川を渡る地点の近くです。 どちらも同じ地点から撮影。 ↓のように、左右反転させた写真と合成するとかなりそれっぽいんですが。 撮影日：2006.08.30

この写真は平井大橋からもうちょっと下った江戸川区小松川の船堀橋付近。都営新宿線東大島駅のすぐ近くです。 ここも高速道路入口の形が、似ているようで違うという・・・ 撮影日：2006.08.30

↑の写真からもうちょっと下って、新宿線の橋を越えた先から河口方面を撮影。 北千住から葛西橋までの区間では、どこもこのように土手と河原の間には芝生が拡がってて、真琴が川へ駆け下りていった地点みたいに土手と河原がすぐ近くって場所はありませんでした。 撮影日：2006.08.30

渋谷区・渋谷駅ハチ公口前交差点

未来から来たことがバレてしまった千昭が真琴の前から去ろうとするシーンで登場した渋谷ハチ公口前のスクランブル交差点。 改めて出すまでもない、誰もが知ってる日本一有名な交差点ですな。 撮影日：2007.01.03

更新履歴
初回記入：2007.06.25