夏目友人帳 舞台探訪(聖地巡礼)@熊本県球磨地方

探訪日:2011/05/03-04(人吉1回目)、08/14(熊本市内)、08/15-16(人吉2回目)、11/03(人吉3回目)、11/06(阿蘇)、2012/01/08-09(人吉4回目)、2012/03/03(新宿)

ご案内
 実際に人吉で夏目友人帳の舞台探訪をされる予定の方々の参考になればと思い、「夏目友人帳舞台探訪~お役立ち情報集」という記事を書いてみました。
 よく登場する背景の場所はどこなのか、という簡単な舞台の紹介の他、現在人吉で行われている作品とのタイアップイベントについてや、その他訪れると探訪がより楽しくなるかも知れない、「夏目関連スポット」について色々紹介しております。
 現在放送中の「肆」で新しく登場した舞台についても速報でまとめています。よろしかったら是非ご覧下さい。

 緑川ゆき先生原作で、TVアニメが2008年夏、2009年冬、2011年夏、そして2012年冬の4度にわたって放送された「夏目友人帳」。
 人と妖怪(アヤカシ)の関わりがテーマな作品だけあって、舞台となっている場所は人間の暮らす町とアヤカシ達がいそうな森が近い田舎の田園地帯。
 その景色のモデルには、原作者の故郷である熊本県南部・人吉球磨地方が使われているそうです。アニメ化に当たっては人吉を中心とする球磨地方一帯の幅広いロケハンも行われたとか。
 作品に使われる背景画はあくまで人吉球磨の景色を「参考に」して描かれたという程度とのことですが、実在の景色が忠実に再現されている地点も数多くあります。また、そのような場所でなくても、のどかな田園風景や森の中の様子、遠くに見える山並みなど、あらゆる景色が「夏目っぽい」ので現地を訪れると作品の空気を存分に味わうことが出来ます。

 この作品は雰囲気がとてもいいなと思っていたので、いつか探訪には行きたいなと思っていたんですが、しかし流石に九州の、それも山奥となるといくら何でも遠すぎる!・・・と思ってなかなか手が出せませんでした。
 でも「続」から丸2年経った2011年7月からアニメ第3期のスタートが決定。ゴールデンウィークにはちょうど全線開業したばかりの九州新幹線に乗りに行こうと計画していたところだったので、旅程に人吉周辺を組み込んで初めての人吉探訪を決行してきました。
 そしてその旅行から帰ってきてまもなく、3期の放送が始まったのを受けて、なんと舞台となった人吉周辺が作品とのコラボレーション企画がスタート。
 ニャンコ先生が人吉温泉の名所を紹介するポスターがJR九州の車内や東京都内一部の駅に掲示されたり、8/15(月)に行われた人吉花火大会のポスターに夏目友人帳のイラストが使われたりと、現地人吉でも「夏目友人帳の舞台」としての盛り上がりをみせてきました。
 中でも一番びっくりだったのが、公式の「探訪マップ」の存在w
 GWに探訪した時点では手がかりの少ない田舎の景色が多く特定するのが容易ではなかった上に、現実の景色が完全にそのままでは使われていないというある意味探訪者泣かせな作品だったので「公式発表」は嬉しいっちゃ嬉しいんですが、僕が行った時点では未特定だった場所もさり気なく書かれていたりして、もっと早く出してくれれば・・・!って思いもあり、何とも複雑な心境ですww
 コラボレーション企画についての詳しいことはこちらをご覧ください。
TVアニメ「夏目友人帳」×人吉温泉コラボレーション
人吉市◇人吉花火大会◇

 そこまで盛り上がられるとあっちゃ、探訪者としては行かないわけにはいきませんよね(何
 というわけで、8月の花火大会に合わせて2度目の探訪を決行。残念ながら悪天候のため花火大会そのものは延期になってしまい参加することはできませんでしたが、人吉の町中に夏目のポスターが貼られている光景はファンとしてはとても嬉しいものでしたw
 
 そうして2度も行ってしまうともう特に障壁を感じることもなくなるわけでして(何)
 そのさらに3ヶ月後、秋の景色になってきたころあいの11月初旬に3度目の訪問。3期で新たに登場したポイントや今まで未発見だった地点が、mixiに作られた「夏目友人帳の舞台へ行こう!」コミュニティの皆さんの力によって次々発見されていったのに加え、9月に発売されたPASH!Deeep!!という雑誌でロケハン時のエピソードが詳細に特集されたのを受けて、それらの場所を一通り巡って来ました。
 
 で、春、夏、秋、と行ったら次は冬かな、ってことで、2012年1月頭、東京で「肆」の放送が始まったその週に4度目の探訪を決行。オープニングで出てきた所を早速撮りに行ったりしてきました。

 以上4回に渡って探訪した「夏目友人帳」の舞台・熊本県人吉地方の景色を紹介します。

 なお初回の探訪に当たっては以下のサイトを参考にさせていただきました。
人は島嶼にあらず(Minkyさん)
ジゼルの旅日記(ジゼルさん)
聖地巡礼 of 「夏目友人帳」(そらさん)
ゆっきーの散歩Blog(ゆっきーさん)
USO9000仮想工房(USO9000さん)

 ゆっきーさん、USO9000さんは同じGWの、僕が巡った数日前にそれぞれ巡られており、その中で新たな舞台が特定されたりもしていたので、Twitterなどを通じて情報交換しながら探訪させていただきました。
 GW当時の生々しい特定の記録(笑)はそらさんがまとめてくれたこちらのTogetterでご覧いただけますw
【備忘録】夏目友人帳舞台探訪2011

 なお各地点の具体的な位置については、Minkyさんが詳細なマップを作成されていますので、そちらをご参照ください。→こちら

 登場地点リスト
人吉駅
人吉市・天狗橋
水上村・祓川橋
八代市東陽町・笠松橋
相良村・晴山バス停付近
人吉市・田町付近
人吉市・鍛冶屋町
肥薩線・八代駅
肥薩線・球磨川第一橋梁
肥薩線・瀬戸石駅
肥薩線・大畑駅
肥薩線・おまけ
くま川鉄道沿線各地
水上村・市房ダム
相良村・雨宮神社
山江村
球磨村・松谷棚田
球磨村・高沢地区
球磨村・大槻キャンプ場
カクイわた、だるまわたの琺瑯看板
バス停
阿蘇郡高森町・上色見熊野座神社
熊本市内
東京都新宿区西新宿(2012.03.06更新)

(以下はおまけです)
人吉駅観光案内所
青井阿蘇神社

人吉駅

 探訪のスタートは人吉駅から。作品に本格的に登場したのは2期8話。夏目達が勉強合宿と称して泊まった民宿で出会ったおばあさん・千津さんが、幼少期より慕っていた蛍一さんを探して待っていた駅として登場しています。
 この駅にはJR肥薩線の他に湯前駅方面へ向かう支線「くま川鉄道」も乗り入れています。この路線もある意味夏目友人帳の舞台で、作中に登場する車両は、実はこのくま川鉄道のものです。

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 駅舎。

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 ホームの様子。奥に見える車両は作中で良く描かれているくま川鉄道のもの。

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 夏目の家の最寄り駅らしき「何樫駅」のホームのモデルもここのようです。ただし駅舎は八代駅がモデル。

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 上記の通り、作中で描かれている車両はこのくま川鉄道のものです。駅のモデルが肥薩線でも必ずこの車両なのは、ローカル線っぽさを強調するためですかね。

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 千津さんが蛍一さんを待っていた人吉駅の改札口。

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 ホームに掲げられた看板の様子とかは比較的良く一致します。

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 1番ホームの案内はほぼ完全一致。

 2期8話のラストでは、「帰りは列車に乗るか」と提案した北本に対して「いいねー、あそこの駅弁超美味いんだぜー」と西村が返す、なんて会話があります。これ、後ろの方で小さくさり気なく展開されてた会話ですけど、背景モデルである人吉駅の実情を反映した、舞台探訪者としては聞き逃してはならない会話なのですw
 人吉駅では、現在ではほとんど見かけなくなった駅弁の立ち売りが行われており、駅弁が名物の一つとなっています。お薦めは栗めし弁当。西村が言ってたとおりに超美味かったですww 2011年11月に夏目のインターネットラジオの収録が人吉で行われた際、ニャンコ先生役の井上さんと田沼役の堀江さんも食べられていました。

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 名物栗めし弁当:900円。

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 栗の形した器に入ってます。

人吉市・天狗橋

 次に紹介するのは、おそらく作中で最もよく出てくる橋。夏目が西村、北本と3人で下校するシーンでよく出てくる、オレンジ色のアーチが特徴的なこの橋は、球磨川に架かる「天狗橋」という橋です。肥薩線の西人吉駅の近く。初登場は1期3話で、それ以後10話で「ジャノメさん」に出会ったのも、2期5話であやかしの少年「霧葉(きりのは)」に出会ったのもこの橋。3期に入ってからも度々登場しています。何度も登場しておりかなり印象深い場所だったので、実際に行ったときはなかなか感動でしたね~

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 橋のたもと。ニャンコ先生が乗っかってた標識はありませんでしたが、橋の様子はそっくり!

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 この橋のシーンといえばこの3人組なイメージw

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 1期10話ではジャノメさんと出会いました。

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 2期4話でもやっぱりこの3人w

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 橋のたもと側の景色。

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 霧葉と出会ったのもここ。アーチ上部の描かれ方は微妙に変わってるのかな?

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 歩行者専用の細い橋ですが、意外と長いです。

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 欄干。

 2011年9月に発売された「PASH!Deeep!!! VOL.5」で、衝撃の事実が発覚w 大森監督のコメントによると、天狗橋の写真は左右反転して使っているとのこと。それを聞いて11月に慌てて撮り直しに行きましたw

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 というわけでこれが正しい画。看板もちゃんとあります。

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 初めて行ったときは気づきませんでしたが、言われてみれば確かにこっちなんですよね。よく見ると作中カットの方にもオレンジ色のパイプが描かれています。このパイプは反対側にはありません。

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 他のカットもよく見たらみんなこちら側の写真を反転したものでした。

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 以下3期新登場カットなんかも合わせて色々と。

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 橋のたもとを横から見た構図もパイプが通っているのでやっぱり反対側の写真を左右反転させたもの。

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 上の写真が反転ならこれもこっち側から撮って反転でいいのかな?そもそも完全一致じゃないですけどね作中より実際の橋の方が高い印象です。

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 これも反転。

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 アーチ。

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 橋のたもとの土手道。奥の橋(紅取橋)が描かれてないけどだいたいこんな感じです。

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 土手道から見た天狗橋。夏目くん橋から落ちてましたが、実は結構高い橋なので、ただことじゃ済みません(爆

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 10話で登場の横から見たカットは反転させない画で合わせてみました。橋の左右はほぼ対称なので、パイプが無い以外はよく似てます。現地行って自分の目で雰囲気味わうならこっち側で充分w というか、パイプのある側は土手が急斜面で、このカットと同じぐらい引きで撮ろうとすると足場が不安定なんですよね・・・

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 3期最終話で夏目とニャンコ先生が歩いていた河原の道も天狗橋から紅取橋の方を見た画を反転したものかも?

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 上の地点やこの多軌がいた場所は作中的には天狗橋のいつも出てくる側から川を渡った反対側に相当しますが、現実の対岸側には橋の下に道はありません。土手の階段も有るには有りますが、いつも出てくる側の橋からちょっと離れた場所になります。

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 橋の上の景色は特に反転されてないみたい。

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 橋からの景色は微妙に違うかな?

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 橋のたもとの景色はだいたい一致します。長閑な田園風景。

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 一方橋の下の様子はだいぶ違います。前述の通り橋の高さが作中よりもだいぶ高いので、土手の下から見上げると印象がだいぶ違ってみえます。

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 おまけ。天狗橋近くで見つけた柿の木。PASH!にも柿の写真が有りましたけど、この辺りでは柿の木が植えられているのを良く目にしました。

 天狗橋を撮り終えたので次の場所へ向かおうと移動を始めたら・・・・ちょっ、なんかこの景色見たこと有る!!
 ・・・ということで即座に車を停めて降りてみたら、当時未特定だった舞台を一つ発見することが出来ました!
 2期10話のレイコさんの回想シーンで登場した、五輪塔が並ぶ祠。この景色は天狗橋から川沿いに少し南に下ったところにある「毘沙門堂」のものでした。

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 毘沙門堂の五輪塔。そっくり!

 作中では遠くの方に銀色のアーチ橋が見えていますが、実際の景色で奥に見えているのは天狗橋なので、色は違いますね。形も若干違うし。さらに天狗橋の手前には紅取橋という別の大きな橋が架かっているため、実際にこの場所から見ると天狗橋は隠れ気味になっています。

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 このカットは毘沙門堂近くの堤防から見た景色ですが、実際の天狗橋の見え方は微妙。

 作中では描かれていない紅取橋ですが、これは単にアーチ橋を見せたいからという理由だけではなさそうです。もっと単純に、紅取橋の開通は2009年4月末で1期の取材時には工事すら始まっていなかっただけ、という可能性もありますが、このシーンはレイコさんの時代=過去を描いたものであることに注目すると、昔の景色を再現するために敢えて描いてないって可能性も考えられます。回想シーンで時間軸に合わせて背景も変えるという演出は、夏目と同じ大森監督の作品である「デュラララ!!」において実績があるので、あながち深読みしすぎというわけでもないと思いますw

 そしてお堂の裏に回ってみたら2期11話で夏目が歩いてた道もここっぽいことがわかりました。

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 右側が斜面じゃないけど、左側は間違いないでしょう。

 これも天狗橋近くの景色。田んぼが一面のレンゲ畑になっていて、まるで2期12話で夏目と多軌がアヤカシの少年・カイと一緒に花飾りを作っていたシーンの景色そっくり!周りの景色は一致しないので具体的にこの場所がモデルというわけではないと思いますが、イメージはそのままでした。

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 天狗橋近くの田んぼ。雰囲気出てるねー。

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 ちなみに11月に撮るとこんな感じ。田んぼの景色は季節によって印象変わりますなぁ~

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 これはまた別の場所(相良村)で見かけたレンゲ畑。こっちも作中の雰囲気を良く味わえます。

 このレンゲ畑は、田んぼが休眠する冬から春の期間、空気中の窒素を肥料分に変える「根粒菌」が多く付く性質のあるレンゲを利用して土に養分を補給するためのものだとか。同行した熊本県民の話によるとこのあたりでは春になるとよく見られる光景だそうで、小さい頃は作中でカイたちがやっていたように花飾りを作って遊んだりした経験も実際にあるので、このあたりの景色を本当に良く再現してるんだなと驚いたとのことでした。
 夏目は春夏秋冬それぞれの季節が描かれてますが、この景色みたいに季節の風物詩も丁寧に再現されているとなると、探訪もそれぞれの季節に、年4回探訪しないといけないんでしょうかねww

水上村・祓川橋

 夏目友人帳では天狗橋に次いで良く出てくる橋があります。それがこの「祓川橋(はらいごうばし)」。田沼の家の近くにある橋のモデルです。これもPASH!!Deeep!!で明らかになりました。初登場は1期3話とかなり初期の頃から何度も出ている場所で是非とも行きたいと思っていたところなので、現地では相当はしゃぎましたw
 監督コメントによると、「ハツ原」の森のイメージはこの橋がある市房(いちふさ)山なんだそうです。山の中腹には市房神社があり、古くから信仰を集める山だとか。この橋は参道の入口にあたり、近くにはキャンプ場もあります。神社へと伸びる参道の脇には樹齢1000年を越す大杉が並んでいて、信仰の山らしい神秘的な景色でした。

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 良く出てくるアングルで。「山火事注意」の幟もそのまんまです。

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 下を流れる祓川。これはまぁ、参考程度かな?

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 作中カットでは右の方に看板が映ってますけど、写真にしてみたら木々に埋もれてよくわからずw 同じ形の看板は確かにあります。

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 3期2話で使われた山の中の風景も何となく似てました。

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 これも夏目っぽい景色w

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 神社っぽい擬宝珠。

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 欄干の形もしっかり再現されていました。

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 橋の先の景色は変わってますね。実際は結構な山の中ですw

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 1期10話、ジャノメさんの回で登場した祠も祓川橋の近くに有ります。

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 さらに、1期3話で出てきた八ツ原の森の鳥居もすぐ近く。市房神社への参道入口にあります。

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 参道の大杉。中には樹齢1000年を越えるものもあるとか・・・すごい。

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 祓川橋から人吉方面に戻る途中の景色。どこを見ても夏目っぽいから困りますw

八代市東陽町・笠松橋

 ここからは2期OPカットをいくつか。まずはタイトルが表示されるカットの直前に出てくる、夏目が歩いてる石橋から。これは八代市の旧東陽村エリアにある笠松橋です。熊本を始め九州各地にはこのような石橋がたくさんありますが、この橋も明治2年(1869年)架橋とのことですので、140年以上もの歴史がある非常に古い橋です。夏目友人帳の舞台としても印象深いところではありますが、橋としても非常に美しい構造をしていると思うので、ただ見に来るだけでも価値のある場所ではないでしょうか。

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 県道から橋を渡って反対側にある公園から撮ると完全一致です。

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 ちなみにこの橋は普通に渡れますが、欄干無いので怖いですw

相良村・晴山バス停付近

 次は西村、北本、笹田が歩いている道。場所は人吉市の隣の相良村。人吉から国道445号線を五木村方面へ走る途中にあります。この場所は僕が探訪した数日前に周辺を巡られていたゆっきーさんが発見されました。たまたま通過したにしても、良く気づきましたね…

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 寸分違わず。わりと感動の景色ですw

 田沼が居るカットのバス停もこのすぐ先に有ります。今でこそ公式探訪マップで紹介されていますが、特定されたのは5月の旅行から帰ってきた直後で、あともうちょっと奥まで行ってれば・・・!!と悔しい思いをするハメになりましたww PASH!のコメントから推測するに、ロケハン時にスタッフが通ったのは人吉→国道445号線→五木村→笠松橋→八代という経路なのかも?となるとこの経路沿いにはまだ未発見の舞台が隠されているかも知れませんね。

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 晴山バス停。似たような角度で撮ろうとすると隣の電柱がジャマだw

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 というわけでちょっと別角度から。雰囲気はこっちの方が伝わるかな?

人吉市・田町付近

 続いて名取さんが居た神社。これは人吉市内にある田町菅原天満宮がモデルでした。今では公式MAPでも紹介されていますが、これもなかなか特定されなかった場所で、USO9000さんが探訪中に偶然発見されました。僕が行くわずか3日前のことでしたww

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 家と家の間に若干窮屈そうに存在しているお宮。雰囲気はばっちりです。

 なかなか見つからなかった場所ですが、「公式発表」以後はすっかりファンの間で有名な場所になりました。8月の花火大会前からは「夏目探訪帳」と題されたノートや絵馬の販売も始まり、「聖地」として定着しつつある感があります。11月に行われたネットラジオの収録では井上さんと堀江さんも訪れ、ノートや絵馬を描いていったようです。

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 8月の時点では置かれたばかりなので絵馬もまばらでしたが・・・

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 11月に再び訪れてみたらこんなに!

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 探訪帳にもほぼ毎週末ぐらいのペースで書き込みがあって、かなりの賑わいを見せています。人吉ってどこから行くにもそれなりの距離が有る場所なので、正直もっと少ないかと思ってました(爆
 書き込みを見ている流石に九州内からが多いですが、関東や遠くは台湾やイタリアの人(!!)の書き込みなんかもあったりして、夏目友人帳の人気の程が窺えます。

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 絵馬とノートは階段を上った先にありますので、下からOPのカットを撮って満足しないようにw

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 ちなみにここの鳥居、よく見たら安政六年とか書いてあってびっくり・・・!1859年だから、150年前から有るってことですか・・・すげー。

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 写真撮ってたら向かいにある球磨焼酎のお店の人が出てきて、ニャンコ先生ぬいぐるみを貸してくれましたww せっかくなので、鎮座(何

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 こちらがその焼酎の蔵元「寿福酒造」。球磨焼酎の蔵元の中で唯一昔ながらの製法を続けているところなんだとか。お酒好きのニャンコ先生にはたまらんところ?w

 天満宮からすぐ近くのところには1期6話で登場するこの景色もあります。

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 球磨川の支流・胸川に架かる橋。堤防沿いに少し歩いたところから望遠で撮ると再現できました。

 また、少し南へ行ったところには1期6話で燕のあやかしが谷尾崎さんに走り寄っていくシーンで登場した場所もあります。

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 東間(とうかん)小学校前のカーブのあたり。左にあるのは東林寺の磨崖像で、17世紀に彫られた仏像があり、人吉市の指定史跡の看板がありました。

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 バス停カット。東間小前のバス停です。

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 この場所に祭られていた仏像。ここの鳥居は天保十年(1839年)の文字があり、さらにびっくり。天満宮の安政年間で驚いているようでは甘かったみたいです(何

人吉市・鍛冶屋町

 人吉市街地からもう一箇所。3期3話で夏目が小学校時代の同級生・柴田と再会したときに登場した景色は市街地中心部の鍛冶屋町にありました。この辺りは歴史的な街並みが保存されており、相良藩の城下町としての雰囲気を味わうことができます。

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 夏目と柴田が歩いていたのは鍛冶屋町通りの立山商店付近。作中の「立山屋」は蕎麦屋ってことになってますが、実際はお茶と乾物のお店みたいです。8月に行ったときの写真なので、アングル合わせたら夏目イラスト仕様の花火大会ポスターが写り込みましたww

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 ちなみにすぐ近くには人吉市に残る南蛮渡来の伝統遊戯「ウンスンかるた」が展示されていました。

肥薩線・八代駅

 ここからは夏目友人帳の舞台探訪なのか、鉄ヲタ旅行記なのか、どっちがメインか分からなくなる勢いで鉄道関連物件をひたすら紹介します(何)
 夏目友人帳はもともと鉄道が出てくる頻度がわりと高いアニメな気はしますが、それに加えて特定できた舞台が鉄道関連物件に偏っているという事情も相まって、このページの3分の2は鉄道関連スポットの紹介になるという事態になっていますww
 夏目友人帳に登場する鉄道関連の舞台は、八代から人吉を経由して鹿児島県の隼人を結ぶ「JR肥薩線」の熊本県内にある各駅。
 この路線は明治42年(1909年)に八代~人吉~隼人間が全線開通した時点では「鹿児島本線」と名乗っており、博多・熊本と鹿児島を結ぶ九州の最重要幹線として機能していました。そのため、途中の各駅には立派な駅舎や長いホームが置かれ、蒸気機関車に給水をするための設備などが建設されました。しかしその主要路線の座は海沿いの新路線(現在の肥薩おれんじ鉄道線、鹿児島本線区間)が昭和2年(1927年)に開業するとそちらに譲ることとなり、以来人吉・球磨地方のローカル線として細々と運行が続けられてきました。
 このように早い時期からあまり注目されないローカル線となったためか、幹線時代に作られた駅舎や設備はそのまま残され、明治初期の貴重な鉄道遺産を現在でも多数残す路線として脚光を浴びています。加えて、沿線は球磨川沿いの渓谷や、人吉盆地を一望する「日本三大車窓」の一つがあるなど、景色がとてもよい区間が続くため、この路線に乗ること自体を旅の目的とできるような観光路線としても機能しており、「SL人吉号」をはじめとする観光列車が運行されています。

 前置きがめっちゃ長くなりましたが、夏目の舞台探訪という視点で見た肥薩線の旅を始めてみようと思います。いろんなエピソードで複数の駅が登場するので、起点の八代駅から人吉方面へ向かって順番に紹介しようと思います。
 はじめは八代駅。1期9話で名取さんを見送った「何樫駅」の駅舎モデルはこの駅です。

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 駅舎。最初に紹介してますが実際に巡ったときは人吉から八代方面へ移動したため、到着が遅くなって暗くなりかけてしまいました。

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 改札口。比較すると何となく似てるって程度ですね。印象的には、人吉駅の改札口も混ざっている感じがします。

 実際の景色そのままでは使わず、少しアレンジを加えて背景画に起こすってパターンが多いこの作品ですが、駅に関しては特にそのパターンが多い気がします。八代駅についても、一致するのは駅舎外観のみで、上記の通り改札口は(八代+人吉)÷2な印象ですし、駅のホームは既に紹介したとおり人吉駅のもののようでした。

肥薩線・球磨川第一橋梁

 鎌瀬~瀬戸石間に架かる球磨川第一橋梁。1期7話で夏目が西村&北本と釣りをしてた河原の奥に見えてる橋はこれなのかな??と思ってます。

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 橋自体はかなり違うけど、河原の様子は何となく似てる。

 この橋の他にも肥薩線には第二、第三と球磨川を渡る橋があり、いずれも朱色のトラス鉄橋になっています。トラスの形的には第三橋梁が近いんですが、周りの様子は第一か第二のどちらかかなぁ?という印象。まぁ、ここもいろいろアレンジされてる場所で、第一~第三橋梁の景色を全部混ぜ合わせたような感じ、ってのが実際のところなんでしょうかね。
 ちなみにこの橋も1908年竣工と100年以上の歴史ある橋で、この形状の橋は日本には隣の第二橋梁とあわせて二つしか残っていないという貴重な橋だそうです。

肥薩線・瀬戸石駅

 1期5話「心色の切符」で、毛むくじゃらの熊みたいなあやかし「さんと」が居た「森口駅」のモデルとして使われたのがこの瀬戸石駅。作中では廃線の駅ということになっていましたが、もちろん現役ですw
 他の駅はわりとアレンジされていますが、ここに関しては比較的実際の景色に忠実な背景画が作られているので、実際に行くとなかなか感動しますw
 訪問時の天気は雨が降ったり止んだりとあいにくな感じでしたが、むしろ山に霧が懸かってたりして、駅の周囲に何もない「秘境駅」的な感じと相まって、今にもあやかしが現れてきそうな何ともいい感じの雰囲気になっていましたw

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 駅入り口の看板。古い立派な木造駅舎が多く残る肥薩線ですが、この駅の入口は簡素なものです。なんでも過去の水害で駅舎は流されてしまったのだとか…

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 入口から見たホーム。作中とはホームに上がる階段の位置を始め、各パーツの配置が若干違っているようです。

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 階段は位置が違うけどちゃんと有ります。

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 駅入り口に描かれていたバス停はありません。隣にはニャンコ先生が鎮座していたベンチも書かれていますが、それも無し。

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 瀬戸石駅カットで一番印象そのままなのはやっぱりこれでしょう。待合室内部は灰皿が微妙に中央じゃないあたりとかまで完璧ですww

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 待合室内部から。

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 線路。出口へ通じる通路から撮影。探訪の際には列車の接近に充分注意してください。

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 ホーム。

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 夏目視点で「さんと」を発見。実際には色々立ってますが、見た目の印象がごちゃっとしてるので背景画では一掃されてますね。

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 駅の外から見たホーム。位置関係は若干ずれますが駅名標のデザインはちゃんと同じですね。

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 さんとが座ってたベンチはありません。

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 ミラー以外はちゃんとした位置にあるのかしら。

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 待合室の脇から。

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 森口駅の時刻表ですが、これについては瀬戸石駅ではなく、大畑駅にある時刻表の、しかも昔のバージョンとの説が有力です。現在のバージョンでもわりとにてるけど。

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 ちなみに実際の瀬戸石駅にある時刻表は、日本全国わりとどこでも見かける感じの。

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 さっきから無い無い言ってるミラーですが、実際にはミラーが写らない構図で写真を撮ると、作中カットの方には存在しているという不思議ww

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 森口駅からさんとの相方「みくり」が待っている霧が沼駅へと歩き始めたシーンで写る線路。瀬戸石駅の人吉方面を見ると、信号機もあって何となくそれっぽい感じですが、奥の景色は違ったりして何とも言い難いです。

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 このテの構造は肥薩線ではいろんな駅にあるので、ここだけ他から持ってきている可能性もないではないです。これは真幸駅。

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 こっちは大畑。どれも似てる。

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 転轍機。手動のはなかった・・・

肥薩線・大畑駅

 最後は大畑(おこば)駅。この駅は1期7話で子ぎつねが夏目に会いに行くため人に化けて列車に乗ったシーンで登場します。例によって完全に一致するわけではないので本当にここなのかというのは若干議論の余地もありましたが、公式に宣言されたので、まぁここなんでしょうw
 この駅は人吉から九州山地を分け入って鹿児島方面へ抜ける峠越え区間に有る駅で、急な勾配を少しでも緩くするため作られた「ループ線」と「スイッチバック」という構造が同居しているという、日本ではここだけという特徴を持つことで有名な駅です。周りには小さな神社がある以外全く何もなく、道路も細い山道しか通じていないというとんでもない場所にある駅のため「秘境駅」としても有名。そんな場所に駅が作られたのは、この駅から先の鹿児島方面は「矢岳越え」という本格的な山越え区間となるため、SLが走っていた時代は峠の下に石炭を積み込む基地が必要だったためだからだそうです。

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 子ぎつねくんが列車に乗るシーン。肥薩線の古い駅舎は正直どこも似たようなデザインなので、行った時点ではここであるという確証はなかったのですが、良く見てみると郵便受けがあるのはここだけだし、奥に見える改札口の様子はそっくりなので、まぁそうなのかな?w 

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 同じく1期の5話で出てきた「霧が沼駅」のモデルももしかするとここかもしれません。作中ではレンガ積みの建物が描かれていますが、これは大畑駅の給水塔跡かも?

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 駅舎の感じも、似ていると言えば似ている?

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 横から見ると微妙ですけど。

 ちなみにこの大畑駅は「駅舎に名刺を貼ると出世できる」という謂われがあるそうで、多くの人が名刺を残していくため、すごいことになっていますw

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 貼りすぎww

 この大畑駅を含む肥薩線の人吉~吉松間は列車本数が極端に少ない場所なので、普通列車に乗って大畑駅で下車すると、帰りの列車まで下手をすると何時間も待つことになってしまいます。しかし、この区間は珍しいループ線やスイッチバック、さらには人吉盆地を一望でき、「日本三大車窓」とも称されるほど景色の素晴らしい場所を通過するため、「いさぶろう号」「しんぺい号」という観光列車が運行されています。座席の多くは指定席となっていますが、自由席もあるので時間が合えば当日すぐに乗ることも可能。さらに普通列車なので青春18きっぷなどでも乗車できます。
 この列車は大畑駅などの途中駅では停車時間がある程度長くとられていますので、その間に駅舎を見に降りることができます。さらに、日本三大車窓の地点などでも一旦停車してくれるので、この区間の観光も堪能することも出来ます。大畑駅へは車で行こうとすると細い山道を分け入っていかないといけないので、観光がてらこの列車で訪れるのがお薦めです。

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 いさぶろう・しんぺい号

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 大畑のループ線を一望できるスポットでも一旦停車。大畑駅が下に見えています。

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 日本三大車窓・・・なんだけど、天気悪くて微妙('A`)

 ところで、大畑駅の駅舎に設置されている「駅ノート」を見ていたら、5月1日付けで「子狐を探しに来ました」のコメントがあったけど、これもしかして夏目絡み?www 先に紹介したゆっきーさんやUSO9000さんの他にも、同じ時期に僕の知らない人達が夏目友人帳の舞台探訪してたんですかね~?

肥薩線・おまけ

 今回参考にしたMinkyさんの探訪記では、子ぎつねくんの駅は一勝地駅ではないか、と推測されていましたので、せっかくなので行ってきました。実際行ってみたところ僕としてはここは駅の背景モデルではないと感じましたが、ちょうど「SL人吉号」が通過する時間帯だったのでそれを撮影したりしつつ、周りをプラプラ散歩できたのでまぁ無駄足ではありませんでしたw

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 一勝地駅を出発するSL人吉号。

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 一勝地駅近くの道端のお地蔵さん。とても夏目っぽい風景。

  其ノ弐へ続きます。


更新履歴
初回記入:2011.08.09
8,11月探訪分追加、ページ分割:2012.01.01
コメント改稿、インデックス追加:2012.01.23



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