夏目友人帳 舞台探訪(聖地巡礼) 其の参 肥薩線&球磨村編

探訪日:ページ下部に記載

2020年7月4日からの豪雨災害に関する情報

(最終更新:2020.10.13 21:30)
 2020年7月4日未明から熊本県人吉球磨地方に降った豪雨により、夏目友人帳の舞台である人吉市を中心とする周辺各市町村に甚大な被害が出ております。現地にお住まいで、このたび被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げるとともに、一日でも早く元の生活に戻れるようお祈りしております。

 報道を見てこのページにたどり着かれた作品ファンの皆様。作品を通じて思い入れのある地域のために何かしたいと思われる方もいらっしゃると思います。私自身もよく見知った景色の惨状を見てそう思っているところなので、その気持ちはとてもよくわかります。ただ、残念ながら個人に出来ることには限度があります。無理をせず、その時その場で、それぞれができることからしてみるしかないと思います。
 現時点でも出来そうな支援について、目に付いたものを紹介しておきますので、ご参考にしていただければと思います。

◆主な義援金窓口
 遠方に住んでいる人がすぐに出来て、それでいて効果の高い支援が募金による金銭的支援かと思います。義援金受付先は日を追うごとに増えてきていますが、こちらで把握できたもののうち、公的機関や大手企業など、信頼の置ける窓口に絞って支援先を紹介します。なお災害時には支援募金に見せかけた詐欺なども横行しがちですので、くれぐれもご注意下さい。

熊本県全域に対する窓口:
熊本県南豪雨義援金 - 熊本県知事名義で開設された義援金口座。肥後銀行、熊本銀行、ゆうちょ銀行のいずれかから選べます。
日本赤十字社 令和2年7月豪雨災害義援金 - ゆうちょ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行のいずれかから選べます。12月28日まで。

被災各市町村などへの直接募金:
人吉市災害義援金
令和二年八代市豪雨災害緊急支援募金
くま川鉄道 - 銀行振込の他Yahoo!ネット募金からも支援できます。クレジットカード、Tポイント利用可。
国宝 青井阿蘇神社
その他ふるさと納税による支援も受付中です。(下記参照)

◆ふるさと納税による災害支援寄付受付
 各市町村に対してるさと納税により募金が出来ます。自治体に直接寄付するパターンと、被害を受けていない別の自治体に代理で寄付し、後日その自治体から被災自治体へ支援が送られるパターンの2種類があります。後者のパターンは、被災自治体のふるさと納税に係る業務を軽減し、被災された方にすぐさま必要な業務を優先していただく、という意味があるようです。
人吉市 - シリーズ通して多くの舞台があり、今回市街地中心部を含む広範囲が浸水の被害に遭いました。
八代市 - 八代駅や近くの街並みが登場したほか、笠松橋やや坂本駅なども八代市内です。坂本周辺の被害が特に甚大なようです。
球磨村 - 松谷棚田や高沢地区など、山奥の風景が何度も描かれています。こちらも球磨川沿いのみならず、山間の小集落にも被害が及んでいるようです。
芦北町 - 肥薩線白石駅付近の鉄橋など、実はこの町も夏目友人帳に登場した地点があります。球磨川沿いのその辺りだけでなく、海沿いにある町の中心部でも大きな被害が出ているようです。
相良村 - 雨宮神社や晴山バス停など、各期のOPでお馴染みの景色が複数ある地域です。球磨川最大の支流である川辺川沿いで、やはり浸水被害などが起きているようです。
五木村 - 道路沿いにある祠や宮園橋などの景色が登場した地域です。こちらでも土砂災害などが起きているようです。
山江村 - 藤田商店や淡島神社などが登場しています。村内を流れる万江川の氾濫などによる被害が出ているようです。
錦町 - 田園風景や一武八幡などが登場しています。こちらも一部地域で浸水の被害があったようです。
あさぎり町 - あさぎり駅前やおかどめ幸福地蔵、ラムネ水などの各地が登場しています。こちらも一部地域で浸水や土砂崩れの被害があったようです。
多良木町 - 里の城大橋や劇場版で黒肥地地区が登場するほか、「蛍火の杜へ」にに多良木駅が登場しています。こちらも一部地域で浸水や土砂崩れの被害があったようです。
湯前町 - 今のところ作中に登場した地点はありませんが、市房ダム方面まで探訪しに行く際の休憩地点として立ち寄られた方も多いのではないかと思います。こちらでも一部地域で浸水や土砂崩れの被害があったようです。
水上村 - 「八ツ原」の景色として登場した地域です。作中にも登場した「祓川橋」が流されてしまうなどの被害が出ているようです。

◆支援物資について
 個人による小口での送付はかえって迷惑になる可能性がありますので、物的支援は控え、金銭的支援を中心にした方がよいかと思います。各自治体からもそのようなお願いが出ています。

 ただ、一部自治体のボランティアセンターなどは「Amazonほしいものリスト」を活用した支援物資の募集を行っているようです。各ボランティアセンターホームページなどで最新の状況をご確認の上、ご支援下さい。(参考:人吉市のボランティアセンターが募集開始した際のfacebook投稿

◆ボランティア受付
 熊本県及び被災した各市町村の社会福祉協議会が中心となり、ボランティアを受け入れ中です。
 なおボランティアは原則登録が必要で、勝手に押しかけるとかえって迷惑になります。またほとんどの団体が新型コロナウイルス拡大防止のため、熊本県内や被災地近隣在住者に対象を限定しています。被災自治体からの要請に沿った活動をお願いします。
 熊本県社会福祉協議会によるボランティア情報特設サイトにまとまっているのでそちらをご参照下さい。


◆その他現地の情報について
人吉市公式ツイッター
球磨村役場facebook
熊本県八代市 2020 豪雨災害情報サイト
熊本日日新聞 - 朝刊・夕刊全紙面のオンライン版を無料開放中

 以上いろいろな支援先を紹介しましたが、しかしもちろん、必ず今すぐ何かしなければならない、ということではありません。何も出来ないからといって責められるものでもないですし、責めてもいけないと思いますので、そこは誤解なさらぬよう。
 昨今世界中を騒がせている感染症のことなども含め、諸々の状況が落ち着いてから現地へ足を運ぶ、等でも良いと思います。
 繰り返しになりますが、それぞれが出来ることを出来る範囲でやっていくのがベストだと思いますので。

 今後も状況に変化があり次第あり次第追記していこうと思います。
 

 「夏目友人帳 舞台探訪(聖地巡礼)」シリーズ3ページ目は、JR肥薩線関連の登場地点と、沿線から山奥へ入っていった先にある球磨村内のスポットを紹介します。

 夏目友人帳の作中では鉄道の描写が意外と多いように思いますが、そのモデルも人吉球磨地方に実在しています。夏目達が乗る列車や駅のモデルとなっているのは「JR肥薩線」と「くま川鉄道」の2路線。駅や橋などの風景は肥薩線沿線がメインのモデルですが、車両はくま川鉄道の方が使われています。くま川鉄道については次の「夏目友人帳 舞台探訪(聖地巡礼) 其の肆」で紹介するとして、ここでは前者・肥薩線沿線の風景を紹介したいと思います。

 「JR肥薩線」は八代から人吉を経由して、宮崎県えびの市を通過した後鹿児島県の隼人までを結ぶ路線です。この路線は明治42年(1909年)に開通した時点では「鹿児島本線」と名乗っており、博多・熊本と鹿児島を結ぶ九州の最重要幹線として機能していました。そのため、途中の各駅には立派な駅舎や長いホームが置かれ、蒸気機関車に給水をするための設備などが建設されました。
 昭和2年(1927年)に海沿いの新路線(現在の肥薩おれんじ鉄道線、鹿児島本線区間)が開業すると主要路線の座はそちらに譲ることとなりましたが、幹線時代に作られた駅舎や設備はそのまま残されており、現在では明治初期の貴重な鉄道遺産を多数残す路線として脚光を浴びています。加えて、沿線は球磨川沿いの渓谷や、峠から眼下を見渡す「日本三大車窓」の一つがあるなど、車窓がとてもよい区間が続くため、この路線に乗ること自体を旅の目的とできるような観光路線としても人気を博しており、「SL人吉号」をはじめとする観光列車も多数運行されています。

 この肥薩線の八代~人吉間に位置するのが、本項で紹介するもう一つのエリア「球磨村」です。全体的に非常に山深い土地で、肥薩線と国道219号線が通る球磨川沿いのごくわずかな平地と、そこから分岐する細い谷間に点々と人が住んでいる以外は全て深い森という地域です。
 作中でもやはり山奥のシーンとして登場したカットが多く、町中よりもさらにアヤカシの存在を感じやすいエリアかもしれませんw

掲載地点一覧
◆肥薩線沿線八代駅肥薩線車内八竜山球磨川第一橋梁球磨川第三橋梁葉木橋瀬戸石駅肥薩線のガード肥薩線イメージカット大畑(おこば)駅宮地嶽神社塞神様吉松駅
◆球磨村松谷棚田球磨村・高沢地区球磨村・横井集落大槻キャンプ場
その他エリアはこちら

八代駅

 まずは肥薩線の各駅を起点の八代駅から人吉方面へ向かって順番に紹介していきます。
 まずは八代(やつしろ)駅。こちらは1期9話で夏目が名取さんを見送った「何樫駅」の駅舎モデルになっています。

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八代駅の駅舎 (撮影日:2011.05.04)

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改札口。比較すると何となく似てるって程度ですね。印象的には、人吉駅の改札口も混ざっている感じがします。 (撮影日:2011.05.04)

 実際の景色そのままでは使わず、少しアレンジを加えて背景画に起こすってパターンが多いこの作品ですが、駅に関しては特にそのパターンが多い気がします。八代駅についても、一致するのは駅舎外観のみで、上記の通り改札口は(八代+人吉)÷2な印象ですし、駅のホームは既に紹介したとおり人吉駅のもののようでした。

 八代駅は「陸」3話でも登場。夏目と田沼が「参」3話以来久々登場の柴田と待ち合わせをしていました。この回で登場したときは1期のときとは異なり細部まで実際の景色に忠実に描かれています。

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「陸」3話でのカット。八代駅改札口付近。 (撮影日:2017.05.05)

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タクシー乗り婆辺りから撮った構図 (撮影日:2017.05.05)

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駅裏の製紙工場の煙突も何度か登場しました。 (撮影日:2017.05.05)

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駅舎からロータリー側。(撮影日:2017.05.05)

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駅舎にはコンビニが入っていましたが、作中でもその通り描かれています。(撮影日:2017.05.05)

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(撮影日:2017.05.05)

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(撮影日:2017.05.05)

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ホームから見える製紙工場の煙突 (撮影日:2017.05.05)

 なおこの八代駅舎ですが、大変残念なことに老朽化のため2018年7月をもって解体されてしまいました。現在はもうその姿を見ることはできません。

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肥薩線車内

 「夏目友人帳」のシリーズを通して、夏目を始めとする登場人物が列車に乗るシーンは多く登場しますが、肥薩線沿線の景色であっても描かれている車両はくま川鉄道の車両であることがほとんどです。しかし「陸」10話で、塔子さんが作ったジャムを名取さんに届けるために夏目が乗ったのは実際に肥薩線を走る車両がモデルでした。

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(撮影日:2013.08.15)

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八竜山

 「伍」4話のラストで、的場さんが夏目へ送った手紙を名取さんが破り捨て、山の上から彼方へ飛ばしていたシーンがあります。このとき飛んでいく紙片のバックに描かれた俯瞰風景は八代市の八竜山山頂からの眺めがモデルです。肥薩線に並行して走る国道219号線の途中から「さかもと八竜天文台」に向けて山を駆け上った先にあります。山間を流れてきた球磨川が平地にたどり着いて蛇行する様や、その先の平坦な八代平野、更に八代海を挟んで三角半島や遠くは長崎の雲仙岳まで一望できる絶景スポットです。訪問した日はこれらが全て見られる絶好の条件で、とても良い写真が撮れましたw

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「伍」4話ラストで名取さんが的場さんの手紙を破り捨てた場所 (撮影日:2017.05.05)

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球磨川第一橋梁

 鎌瀬~瀬戸石間に架かる球磨川第一橋梁。明治の開通当初の鉄橋が使われており沿線の名所の一つとなっていますが、これも夏目の作中に登場しています。
 「伍」の第4話で夏目が的場さんと共に「会合」が行われる別邸へ向かう道中、二人を乗せた車が走るシーンで奥に見えている橋がこの第一橋梁でした。橋脚と橋桁の部分は若干様子が異なりますが、トラス(橋の上に載ってる部分)の構造はよく似ています。

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国道219号線から見た球磨川第一橋梁。(撮影日:2017.05.05)

 なお走っている赤い列車は肥薩線のものではありませんでした。肥薩線にも赤い気動車は入線しますが、塗装は作中に描かれているようなものではありません。(参考:画像検索

 様子が微妙に異なっているので違うかもしれませんが、1期7話で夏目が西村&北本と釣りをしてた河原はこの辺りなのかな??と思ってます。橋自体は人吉市内にかかる球磨川第三橋梁かもしれません。

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橋自体はかなり違うけど、河原の様子は何となく似てる。 (撮影日:2011.05.05)

 ちなみにこの橋は1908年竣工と100年以上の歴史ある橋で、この形状の橋は日本には隣の第二橋梁とあわせて二つしか残っていないという貴重な橋だそうです。

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球磨川第三橋梁

 場所がちょっと飛びますが、上で触れた「第三橋梁」がこちら。人吉市街の中心部付近に架かる橋です。橋自体の形はこちらの方が似ていますね。ただ周りの様子は第一か第二のどちらかかなぁ?という印象。ここもいろいろアレンジされてる場所なので、両方の景色を足して二で割ったような感じ、ってのが実際のところなんでしょうかね。

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人吉市内の球磨川下り発船場付近から (撮影日:2012.01.09)

 「続」9話で描かれたこのカットも第三橋梁がモデルでしょうかね?

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「続」9話のカットより (撮影日:2012.01.09)

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葉木橋

 「伍」4話の第一橋梁が出てきたシーンの最後、的場さん達を乗せた車の行く先に交差している橋が描かれています。先の第一橋梁と似ているようで、よく見るとトラスの形が違っています。これはおそらく実際に国道219号線と交差している八代市坂本町葉木地区の「葉木橋」がモデルかと思います。こちらは桁の部分も現物とよく一致します。先ほどの第一橋梁がトラス以外実際と異なっているのは、この葉木橋の桁と橋脚の部分を作画の際に流用して、上のトラスの部分だけ描き変えた、というのが実際のところでしょうかね。

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219号線から見た葉木橋。 (撮影日:2017.05.05)

 この一連のシーンで夏目と的場さんを乗せた車が走っている道は国道219号線がモデルと思われます。両側に山が迫る、大きな川沿いの幹線道路という景色はまさしく国道219号線の人吉から八代の区間の風景そのもの。高速道路を使わずに人吉へ向かう時のメインルートですし、並行してJR肥薩線も走っているので、この雰囲気の景色に見覚えのある方も多いかもしれません。
 登場した球磨川第一橋梁と葉木橋も実際に近い位置にあり、作中の描写では第一橋梁の見えるあたりをまず映した後、しばらく車内で会話する夏目と的場さんの様子を映して、最後に葉木橋が見えるという流れでしたが、実際にあれぐらいの時間走ると丁度その距離を移動できるぐらいかもしれません。(参考:Google Map 第一橋梁は「鎌瀬」駅のすぐ南側、葉木橋は「葉木」駅の少し北に架かっている橋です。)
 もしもこのシーンが現実の位置関係を反映していると考えると、的場さんの車は人吉方面から八代方面に向かって走っていたことになります。このあと細い山道をずっと登っていくシーンが挟まってから的場別邸に到着という流れだったので、別邸は八代市の山間部、ないしはもっと北の方あたりにあるという設定になるのかもしれません。

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瀬戸石駅

 1期5話「心色の切符」で、毛むくじゃらの熊みたいなあやかし「さんと」が居た「森口駅」のモデルとして使われたのがこの瀬戸石駅。作中では廃線の駅ということになっていましたが、もちろん現役ですw 他の肥薩線の駅同様、険しい山の中にひっそりと佇む無人駅という印象の駅です。
 この話はアニメオリジナルのエピソードですが、監督のコメントによるとこの駅の風景を出したくて作った話、とのこと。それもあってか細部まで忠実に描かれており、実際に降り立つと本当にそこにあやかしが居るんじゃないかという気分になれますw
 他の駅はわりとアレンジされていますが、ここに関しては比較的実際の景色に忠実な背景画が作られているので、実際に行くとなかなか感動しますw
 訪問時の天気は雨が降ったり止んだりとあいにくな感じでしたが、むしろ山に霧が懸かってたりして、駅の周囲に何もない「秘境駅」的な感じと相まって、今にもあやかしが現れてきそうな何ともいい感じの雰囲気になっていましたw

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駅入り口の看板。古い立派な木造駅舎が多く残る肥薩線ですが、この駅の入口は簡素なものです。なんでも過去の水害で駅舎は流されてしまったのだとか… (撮影日:2011.05.03)

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入口から見たホーム。作中とはホームに上がる階段の位置を始め、各パーツの配置が若干違っているようです。 (撮影日:2011.05.03)

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階段は位置が違うけどちゃんと有ります。 (撮影日:2011.05.03)

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駅入り口に描かれていたバス停はありません。隣にはニャンコ先生が鎮座していたベンチも書かれていますが、それも無し。 (撮影日:2011.05.03)

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瀬戸石駅カットで一番印象そのままなのはやっぱりこれでしょう。待合室内部は灰皿が微妙に中央じゃないあたりとかまで完璧ですww (撮影日:2011.05.03)

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待合室内部から。 (撮影日:2011.05.03)

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線路。出口へ通じる通路から撮影。探訪の際には列車の接近に充分注意してください。 (撮影日:2011.05.03)

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ホーム。 (撮影日:2011.05.03)

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夏目視点で「さんと」を発見。実際には色々立ってますが、見た目の印象がごちゃっとしてるので背景画では一掃されてますね。 (撮影日:2011.05.03)

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駅の外から見たホーム。位置関係は若干ずれますが駅名標のデザインはちゃんと同じですね。 (撮影日:2011.05.03)

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さんとが座ってたベンチはありません。 (撮影日:2011.05.03)

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ミラー以外はちゃんとした位置にあるのかしら。 (撮影日:2011.05.03)

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待合室の脇から。 (撮影日:2011.05.03)

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森口駅の時刻表ですが、これについては瀬戸石駅ではなく、大畑駅にある時刻表の、しかも昔のバージョンとの説が有力です。現在のバージョンでもわりとにてるけど。 (撮影日:2011.05.03)

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ちなみに実際の瀬戸石駅にある時刻表は、日本全国わりとどこでも見かける感じの。 (撮影日:2011.05.03)

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さっきから無い無い言ってるミラーですが、実際にはミラーが写らない構図で写真を撮ると、作中カットの方には存在しているという不思議ww (撮影日:2011.05.03)

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森口駅からさんとの相方「みくり」が待っている霧が沼駅へと歩き始めたシーンで写る線路。瀬戸石駅の人吉方面を見ると、信号機もあって何となくそれっぽい感じですが、奥の景色は違ったりして何とも言い難いです。 (撮影日:2011.05.03)

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このテの構造は肥薩線ではいろんな駅にあるので、ここだけ他から持ってきている可能性もないではないです。これは真幸駅。 (撮影日:2011.05.03)

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こっちは大畑。どれも似てる。 (撮影日:2011.05.03)

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転轍機。手動のはなかった・・・ (撮影日:2011.05.03)

 所変わって人吉駅付近の線路には同じ形のがありました。

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人吉駅にあった転轍機。 (撮影日:2012.01.09)

 後日晴れの日に再訪する機会があったので一部だけ撮り直してきました。最初に行った霧がかったときとはこれまた違った雰囲気になっています。

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(撮影日:2013.08.16)

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光と影のコントラストが作中の雰囲気そのまんまでした (撮影日:2013.08.16)

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(撮影日:2013.08.16)

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待合室に夕日が当たるカットは作中のアングルと反対側の方に日が当たっていたので、そっちを撮って反転してみました。 (撮影日:2013.08.16)

 なおこの駅へ至る道は非常に細く分かりづらいものになっていますので、車ではなく列車での訪問をお薦めします。
 また、「PASH!」の特集では「いつ列車が来るのか分かんないから線路も降り放題(笑)」というコメントが付けられていますが、この駅は通過列車がありますので、線路上を歩くなどの行為は絶対にしないでください。(※線路内に立ち入る行為は法律で禁じられています。)

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肥薩線のガード

 1期6話などで出てくるこの赤い橋は、2012年発売のムック本によると「肥薩線の鎌瀬駅と白石駅の間に何カ所かあるガードを色々混ぜて描き上げたもの」とのこと。確かに沿線には似たような赤い橋桁がいくつかあります。上に掲載の第一橋梁などもかなりそれっぽいですし。
 いくつか回って一番にてると思ったのはここでしょうかね。白石~球泉洞間の天月川橋梁です。

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肥薩線の橋桁。レンガ積みの橋脚が歴史を感じさせます。 (撮影日:2017.05.05)

 ちなみに、ムックに載ってる写真はこちら。キャプションにある鎌瀬~白石間ではなく、これも先ほどと同じ白石~球泉洞間にあります。

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ムックに写真が載っていた方の橋 (撮影日:2017.05.05)

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肥薩線イメージカット

 まだ大畑駅がモデルであると正式に判明する前、初回の訪問時に参考にしたMinkyさんの探訪記では、子ぎつねくんの駅は一勝地駅ではないか、と推測されていましたので、せっかくなので行ってきました。実際行ってみたところ僕としてはここは駅の背景モデルではないと感じましたが、ちょうど「SL人吉号」が通過する時間帯だったのでそれを撮影したりしつつ、周りをプラプラ散歩できたのでまぁ無駄足ではありませんでしたw

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一勝地駅を出発するSL人吉号。 (撮影日:2011.05.03)

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一勝地駅近くの道端のお地蔵さん。とても夏目っぽい風景。 (撮影日:2011.05.03)

 

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大畑(おこば)駅

 人吉駅は「其の弐」の記事で紹介したのでここでは通過し、一つ先の大畑(おこば)駅へ。この駅は1期7話で子ぎつねが夏目に会いに行くため人に化けて列車に乗ったシーンで登場します。
 この駅は人吉から九州山地を分け入って鹿児島方面へ抜ける峠越え区間に有る駅で、急な勾配を少しでも緩くするため作られた「ループ線」と「スイッチバック」という構造が同居しているという、日本ではここだけという特徴を持つことで有名な駅です。周りには小さな神社がある以外全く何もなく、道路も細い山道しか通じていないというとんでもない場所にある駅のため「秘境駅」としても有名。そんな場所に駅が作られたのは、この駅から先の鹿児島方面は「矢岳越え」という本格的な山越え区間となるため、SLが走っていた時代は峠の下に石炭を積み込む基地が必要だったためだからだそうです。

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子ぎつねくんが列車に乗るシーン。肥薩線の古い駅舎は正直どこも似たようなデザインなので、行った時点ではここであるという確証はなかったのですが、良く見てみると郵便受けがあるのはここだけだし、奥に見える改札口の様子はそっくりなので、まぁそうなのかな?w  (撮影日:2011.05.03)

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2012年5月に再撮影。作中にも描かれている赤いポストは同年3月31日で撤去されてしまったそうです。 (撮影日:2012.05.04)

 同じく1期の5話で出てきた「霧が沼駅」のモデルももしかするとここかもしれません。駅構内にある建造物など、似ているモノがいくつかあります。

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作中ではレンガ積みの建物が描かれていますが、これは大畑駅の給水塔跡かも? (撮影日:2011.05.03)

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駅舎の感じも、似ていると言えば似ている? (撮影日:2011.05.03)

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横から見ると微妙ですけど。 (撮影日:2011.05.03)

 「陸」OPの若かりし日のレイ子さんが立っているのも大畑駅の線路です。ホームの端から撮るとこうなるので、たまたま同じアングルで撮っていましたw
 なお線路内に立ち入ることは法律で禁じられています。真似して立ち入ることは絶対にしないようお願いします。

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大畑駅の線路 (撮影日:2011.05.03)

 ちなみにこの大畑駅は「駅舎に名刺を貼ると出世できる」という謂われがあるそうで、多くの人が名刺を残していくため、すごいことになっていますw

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貼りすぎww (撮影日:2011.05.03)

 この大畑駅を含む肥薩線の人吉~吉松間は、珍しいループ線やスイッチバック、さらには「日本三大車窓」とも称されるほど景色の素晴らしい場所を通過するため、「いさぶろう号」「しんぺい号」という観光列車が運行されています。座席の多くは指定席となっていますが、自由席もあるので時間が合えば当日すぐに乗ることも可能。普通列車なので青春18きっぷなどでも乗車できます。
 この区間は列車本数が極端に少ない場所なので、普通列車に乗って大畑駅で下車すると、帰りの列車まで下手をすると何時間も待つことになってしまいますが、観光列車は大畑駅などの途中駅では停車時間がある程度長くとられていますので、その間に駅舎を見に降りることができます。肥薩線の歴史や沿線の案内などの放送もありますし、日本三大車窓の地点などでも一旦停車してくれたりもするので、夏目の舞台訪問だけでなく、肥薩線の観光も堪能できると思います。

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いさぶろう・しんぺい号 (撮影日:2011.05.03)

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大畑のループ線を一望できるスポットでも一旦停車。大畑駅が下に見えています。 (撮影日:2011.05.03)

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日本三大車窓・・・なんだけど、天気悪くて微妙('A`) (撮影日:2011.05.03)

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駅舎内部の様子。旧駅員事務室を使った展示スペースにもだいぶ夏目が侵食中ww (撮影日:2012.05.04)

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大畑駅のスタンプはここにあります。 (撮影日:2012.05.04)

 なお大畑駅へは車で行こうとすると細い山道を分け入っていかないといけないので、本数は少なくても観光がてらこの列車で訪れるのがお薦めです。

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大畑駅へ至る道 (撮影日:2012.05.04)

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こんな林道になりますので車で行くときは注意してください。 (撮影日:2012.05.04)

 ところで、大畑駅の駅舎に設置されている「駅ノート」を見ていたら、5月1日付けで「子狐を探しに来ました」のコメントがあったけど、これもしかして夏目絡み?www 先に紹介したゆっきーさんやUSO9000さんの他にも、同じ時期に僕の知らない人達が夏目友人帳の舞台探訪してたんですかね~?

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宮地嶽神社

 大畑駅で下車したはいいものの、帰りの列車まで時間がありすぎるなあ…と思ったあなた、大丈夫です!(何 大畑駅周辺は駅以外にも夏目友人帳に登場した地点が存在します。駅のすぐ裏にある「宮地嶽神社」もその一つ。「参」13話(最終話)のラストで夏目があやかし達と影踏み鬼をしていた古いお堂のある丘のモデルはココではないかと思われます。

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(撮影日:2012.01.09)

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(撮影日:2012.01.09)

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(撮影日:2012.05.04)

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(撮影日:2012.05.04)

 初回訪問時(2012年5月)にはありませんでしたが、2015年7月に再訪したら本殿向かって右側に絵馬かけができていました。夏目ファンの絵馬が多数奉納されていますw

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(撮影日:2015.07.19)

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拝殿裏からの眺め。人吉盆地が一望できます。 (撮影日:2012.05.04)

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ズームで撮ると、時々出てくる田園地帯を上から見下ろしたようなカットのような感じになります。 (撮影日:2012.05.04)

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「肆」4話で出てきた「森の古堂」に置かれていた手水はこれがモデルかも。実際この上にイチョウの木があるので、作中カットのように秋には黄色い葉っぱが積もることもありそうです。 (撮影日:2012.05.04)

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神社から駅へ戻るシーンもそれっぽく描かれています。 (撮影日:2012.01.09)

 なお駅前の鳥居は2015年に再訪したら立て替えられて二重になっていました。

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二重になった新しい鳥居 (撮影日:2015.07.19)

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塞神様

 「参」8話で出てきた「塞神様」のモデルも大畑駅の近く。大畑駅のスイッチバック全体を見渡すことが出来る、鉄道ファンには古くからよく知られた撮影スポットです。作中では線路の様子は変わってますけどここと見て間違いないでしょう。塞神様の岩は作中よりもずっと小さいですが、確かにその場所にあります。

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(撮影日:2012.01.09)

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(撮影日:2012.01.09)

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吉松駅

 大畑駅から難所である「矢岳越え」の峠を越えた先、観光列車「いさぶろう・しんぺい」の終着駅である吉松駅も作中に登場しています。
 「伍」第10話「塔子と滋」では、塔子さんが幼なじみのサナちゃんと一緒に旅をするシーンがありますが、二人が久しぶりに再会し、旅をスタートしたのがこの駅です。作中では「美茉駅」となっていますが、これは「美」は「よし」とも読みますし、「茉」は「マツ」と読み、あわせて「よしまつ駅」となるから付けられた名前なのかもしれません。

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美茉駅こと吉松駅の駅舎。作中のは現実のより一回りこぢんまりとした感じで描かれています。 (撮影日:2017.01.15)

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駅前の様子は建物の形だけでなく電線までほぼ一致するレベルですw (撮影日:2017.01.15)

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塔子さんが居た側 (撮影日:2017.01.15)

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久しぶりの再会を喜ぶ塔子さんとサナちゃん (撮影日:2017.01.15)

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ホームへ降りる階段 (撮影日:2017.01.15)

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サナちゃんが「まずは駅弁ね!」って言ってた売店もちゃんとあります。ちなみに売られているお弁当はこんな感じ。650円です。 (撮影日:2017.01.15)

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上の写真ではホームに居る車両が違っていたので、反対側ホームで車両も併せて撮影。吉松から肥薩線隼人方面や吉都線都城方面の列車によく使われている「キハ47系」という車両です。 (撮影日:2017.01.15)

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キハ47系車内。シートの模様までわりと再現度高いですね。 (撮影日:2017.01.15)

 ちなみに二人がこの先向かったのはどうやら宮崎方面のようです。車窓から見える景色は吉松から都城へ向かう吉都線の景色に似ているように思いましたし、その後あちこち巡ったカットでは日南市の飫肥や日向市の日向岬らしき景色が登場しています。詳しくは「夏目友人帳 伍 舞台探訪(聖地巡礼) 速報版」の方をご覧下さい。

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松谷棚田

 肥薩線の旅はここで終了して、ここからは球磨村の紹介に移ります。
 最初に紹介するのは1期7話で写る棚田の景色。公式の探訪マップやPASH!での紹介によると球磨村の松谷棚田がモデルになっているそうです。山の斜面に広がる棚田の景色は美しく、日本の棚田百選にも選ばれています。

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行ったときは天気が悪かったのですが、棚田のあちこちに雲がかかってなんか幻想的な景色に・・・! (撮影日:2011.08.15)

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なんかこう、マチュピチュとか、そんな感じ?(何 (撮影日:2011.08.15)

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PASH!で美術監督の渋谷さんが「山、川、霧が織り成すハーモニーが美しかった」と語っていますが、この景色を見ると納得です。 (撮影日:2011.08.15)

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那良口駅から県道を上がっていくと展望所みたいなスペースが有り、解説板もあります。 (撮影日:2011.08.15)

 晴れた日に行くとこんな感じの景色になります。先ほどの瀬戸石駅同様、天候によって雰囲気はだいぶ変わりますね。

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(撮影日:2015.08.16)

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(撮影日:2015.08.16)

 最初に行ったときは未発見のポイントを探して、松谷棚田から更に奥まで入り込んでみました。残念ながら新たなモデル地は発見できませんでしたが、辿り着いた集落の景色も素敵で、例によって夏目っぽかったので紹介しますw

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松谷棚田の更に奥にある毎床(まいとこ)地区。球磨村の特産品の一つである梨の名産地だそうです。第1回熊本県農村景観大賞受賞地区だとか。 (撮影日:2011.08.15)

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この辺りにも棚田が広がっています。 (撮影日:2011.08.15)

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雲がかかってる感じが、いかにもあやかしの住んでいそうな気配を醸し出していますねw (撮影日:2011.08.15)

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球磨村・高沢地区

 棚田といえばもう一箇所、2期OPに登場する棚田にもモデルがあります。PASH!で紹介されていた高沢地区の棚田がそれ。一勝地から高沢鍾乳洞の案内がある方向へ県道を登っていく途中にあります。かなりの山奥なのに点々と集落が存在しているのには驚きでしたが・・・

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2期OPの棚田。電信柱があるところまでちゃんと一致します。 (撮影日:2011.08.15)

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上の写真は8月撮影ですが、稲の刈り取りが終わった11月の写真の方がそれっぽいかも。 (撮影日:2011.11.03)

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参考までに、県道の入口。大型車通行止めのためバリケードで塞がれかかってて一瞬入るのがためらわれますが、普通車なら通れます。途中の道は細く、離合困難な場所もあるので注意が必要です。 (撮影日:2011.08.15)

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OPの棚田以外にも何カ所か棚田が有りました。この辺は急な斜面が多いので棚田も多いみたいですね。 (撮影日:2011.08.15)

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球磨村・横井集落

 1期3話を始めシリーズ中何度か登場しているこの「防火水そう」の看板、作中では夏目の住む町の中にあるような扱いですが、実際は球磨村の山奥にある横井集落の、「横井地蔵堂」の脇にありました。このモデル地は初めて人吉に探訪に行った時から知り合い含めて散々探し回っていたのになかなか見つからなかったのですが、2012年6月発売のムック本でこの場所だと明かされて「そんなん分かるかああ!!」と思ったのでとても印象深い場所です(何
 横井の集落は高沢の棚田と、この次に紹介する大槻キャンプ場の間にあるのですが、この地蔵堂はその3地点を結ぶ道からわずかに集落の奥へ入っていった所にあるのでなかなか見つけられずにおりました。ロケハンの時監督達はよく入っていったな…という感じです。

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横井集落の防火水そう。茂みに埋もれてる感じとか、「防火水槽」の「そう」だけひらがなな古びた看板とか、ホントそのまんまでしたw (撮影日:2014.08.14)

 周辺の様子も少しだけ紹介します。

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横井地蔵堂全景 (撮影日:2014.08.14)

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横井地蔵堂の本堂。こんなお社も作中に出てきそうな雰囲気ですね。 (撮影日:2014.08.14)

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大槻キャンプ場

 高沢や横井までの道もだいぶ山奥だと思いましたが、更に山奥へ分け入っていったところにあるのがこの場所。PASH!DeeeP!!!(2011年9月発売。ロケ地紹介が掲載された最初の雑誌。)に1期7話の子狐くんに出会った合宿所の参考モデルとして使った場所として掲載されていましたが、地図を見たとき目が点になりましたよ(爆 もはや道路も県道ですらないし・・・ ほんと、よくこんな山奥までロケハン行きましたよねぇ。

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大槻キャンプ場。廃校になった校舎をそのまま寝泊まりできるキャンプ場として使っているようです。村役場に申し込めば1日100円で利用可能だとか。夏場ならここにキャンプするのも楽しいかも?w (撮影日:2011.11.03)

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作中で出てきた校舎のイメージはこんなんかな。 (撮影日:2011.11.03)

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PASH!に載ってた構図も再現。 (撮影日:2011.11.03)

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これもPASH!の構図。 (撮影日:2011.11.03)

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渡り廊下とかそれっぽい。 (撮影日:2011.11.03)

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スタッフがこんなところまでロケハンに来たことにも驚きでしたが、こんな山奥にまで集落が存在していることが一番の驚きでした。都会で生まれ育った僕にはこの辺の人達が普段どうやって暮らしているのか、ちょっと想像が付かない・・・ (撮影日:2011.11.03)

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高圧鉄塔が写るカットが何度か登場していますが、その元になった風景もこんなところにありました。 (撮影日:2011.11.03)

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PASH!に2期OPの多軌が居るススキ原のモデルっぽい写真が載ってましたが、それもここだったりして?ww (撮影日:2011.11.03)

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おまけに大槻へ行く途中に見かけたお地蔵様。夏目の作中に時々出てくるような路肩のお地蔵さんとかが本当にそこら中に実在しています。 (撮影日:2011.11.03)

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更新履歴
初回記入:2012.05.31
サイドバー設置:2015.09.01
夏目友人帳舞台探訪記事全体リニューアルに伴いページ内容入れ替え:2016.09.16
2012年8月~2016年8月頃に探訪した場所のうち未公開だったものを追加:2016.09.26
「伍」に登場した球磨川第一橋梁、葉木橋、吉松駅を追加:2017.02.15
八代駅、肥薩線車内、八竜山、第一橋梁、第三橋梁、葉木橋、肥薩線のガード、大畑駅に新しい写真を追加/差し替え:2018.09.12
写真に撮影日を記載:2020.09.26