探訪日:2011/07/17(名古屋、大阪)、2011/09/10(荻窪)
2011年4月~6月に放送された「電波女と青春男」。この作品の舞台は作中でもチラッと「名子矢」の文字が見えているとおり、愛知県名古屋市。
最初の方の回を中心に、名古屋に実在する風景が何カ所か登場します。
しかし、この作品に関しては「舞台」と呼んでいいものか若干微妙。エリオと真が自転車で飛び込んだ海とか、8話でペットボトルロケット打ち上げた海岸みたいな景色が名古屋の周辺には見あたらないですし、草野球の話で紹介されてたように川を挟んで市街地が二分されているような構造も現実の名古屋には当てはまりません。
加えて名古屋とは遠く離れた大阪や東京で見つかったポイントもあるので、「背景画のモデル地」程度に認識しておいた方がいいのかも・・・?
まぁそんなわけで、「電波女と青春男」に登場した名古屋各地と大阪市、加えて後から見つかった都内を巡ってきました。
名古屋市内のポイントについてはセキさんのぶらり聖地巡礼の旅を参考にさせていただきました~
まずはメインの舞台である名古屋。
名古屋駅周辺と矢場町の歩道橋が登場しています。
ちなみに、1話で真が田舎から都会に出てくる途中のシーンでは、キハ40系やキハ85系が登場しています。これらに加えて、岐阜駅の景色もちらっと出てきているので、真の実家は高山本線沿線なんでしょうかね?
何故か大阪で発見された物件はこれ。最終話で真が草野球のピッチャーの役目を逃げ出した前川父を追いかけて連れ戻しに行ったシーンで登場した橋です。
大阪市と守口市の境目付近の淀川に架かる、「菅原城北大橋」。斜張橋の柱の構造と、歩道に設置された街灯が特徴的なデザインだったので「これは絶対にある!」と思って探していたら無事見つかったんですが、まさか大阪にあるとは思いませんでしたw
この作品に限らず、シャフト制作の作品ではこういうことがよく有るみたいですね。
まぁ、最終回のわりと印象に残りそうなシーンの舞台だったので特定できて良かったですw
ちなみにこの橋、あらゆる鉄道駅から絶妙に離れた位置にあるので、暑い中歩いていくのはなかなか大変でしたw
この日の出発地点が京阪宇治駅だったため、京阪電車千林駅で降りて歩いていきましたが、だいたい30分ぐらいかかってます。
帰りは新大阪駅まで歩きましたが、こっちは40分以上。普通に行くなら大阪駅から「守口車庫前行」のバスに乗って城北公園前で降りるのがベストなんじゃないでしょうか。
更にもう一件、他の場所との関係性が全く見いだせない東京都内でもモデルを発見。5話でバイト探しをするエリオが街中歩き回ってるシーンの中で一瞬写っただけの街灯ですが、なんとこれが荻窪にあることが分かりましたww「神様ドォルズ」で荻窪が登場していたのを受けて色々探していたら何か見たことあるなぁ、と思って確認してみたらピッタリ一致していてビックリでしたwwww
この街灯は荻窪駅北口にある「荻窪銀座街」の街灯です。登場した街灯は北口を出て右に進んですぐの線路沿いにありました。
以上、電波女と青春男探訪でした。
この作品にはまだまだ「ありそう」な背景カットがたくさんありますが、最終話の橋や荻窪の街灯のように名古屋とは無関係の場所でも発見されうるとなると、捜索範囲が広すぎて手に負えませんねww
何かの拍子に突然見つかったりすると嬉しいんですが・・・まぁ今後も折を見て探してみたいなと思います。
更新履歴
初回記入:2011.07.21
荻窪のカットを追加、デザイン変更:2012.01.15