うさぎドロップ 舞台探訪(聖地巡礼)

探訪日:2011/07/17(名古屋)、2011/08/12(都内)、2011/08/19(名古屋2回目)、2011/09/10(東伏見)、2011/10/29(名古屋3回目)、2011/12/04(恋ヶ窪)

 2011年7~9月にフジテレビ系ノイタミナ枠で放送された「うさぎドロップ」。
 いかにもノイタミナらしい雰囲気でわりとお気に入りのこの作品ですが、別件で京都と名古屋へ旅行しようとしていた前々日に放送された2話を見ていたら、なんか見たこと有る景色と電車が。
 これ名古屋じゃねーかwww電車も「東山線」とかモロに書いてあるしwww
 こんなことになったら、もう行くしかないじゃないですか!www
 なのでバタバタと慌ただしく特定作業をしてみたのですが、これが意外と見つかりまして。流石に全地点特定というわけにはいきませんでしたが、土地勘の乏しい場所に遠征する割にはそこそこ満足できる量を探訪できたように思います。
 その後も回を重ねるごとに新たな舞台が登場し、かなりの地点を見つけることが出来たので3回にわたって名古屋探訪を行いました。

 というわけで、うさぎドロップ探訪をお届けします。
 この作品の舞台は作中では「多須市」ということになっていますが、これは名古屋市内の「大須」が元になっていると思われます。
 上記の通り名古屋の景色が多く登場していますし、2話で出てきたりんの母子手帳にも「愛知県名古屋市」の文字が書かれているのを一瞬だけですが見ることが出来ます。
 しかし全て名古屋の景色を元にしているのかというとそうではなく、エンディングにも記載されているとおり、りんの通う保育園のモデルは東京都内に存在しています。また街並みの一部も都内各地にあることが判明。作中では角を一つ曲がった先に有る景色も、実は名古屋から東京西部に大ワープしてたなんてことも有りましたw

 登場する地点は以下の通りです。
名古屋 国際センター
名古屋 ユニクロ名古屋栄店
名古屋 名駅付近の高層ビル
名古屋 市営地下鉄各駅
名古屋 大吉の会社
名古屋 大須小学校周辺
名古屋 大須のアーケード(万松寺通り、仁王門通り)
名古屋 円頓寺本町商店街
名古屋 大須公園
名古屋 富士浅間神社
名古屋 裏門前公園
愛知環状鉄道
東京都内 三鷹
東京都内  某所
東京都内 東伏見稲荷神社
東京都内 ジョナサン東恋ヶ窪店

名古屋 国際センター

 ユニクロに服を買いに行くシーンの前に登場した街並み。これはおそらくこの地下鉄国際センター駅の前と思われます。高速道路が走る通りの角に、屋上に看板を掲げている白いビルが有るのが決め手。ただ、ビルの形も横断歩道の様子も微妙に異なっているので、断言はできない感じ。保育園帰りの夜のシーンに登場した似たようなカットも、ユニクロ前のカットとはビルの形が違うので別の場所っぽいんですが、街灯だけはそれっぽいのがこの場所にありました。

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漠然とした印象は似てるけど細部は異なる。

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隣のビルも違います。

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夜のシーンの街灯と似たやつは有った。

名古屋 ユニクロ名古屋栄店

 大吉とりんが服を買いに来たユニクロ。名古屋一の繁華街・栄の松坂屋近くにあるユニクロがモデルです。さっきの場所はだいぶ改変されてる気配が有りますが、ここはどんぴしゃ。ただし、作中では周りを大きな通りに囲まれてるように描かれてましたが、実際はわりと細い通りなので、作中のようなアングルで撮影するにはかなりの広角レンズが必要になるのではと思います。

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建物はまんまなのに、入りゃしないww

 ちなみに、店内の様子は全く異なっていました。かなり細かく描かれて居たのでどこかに実在するとは思いますが、名古屋ではないかもしれないですね。そういう場合の定番は製作会社の近くなんですけどねww

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上の方。

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かなり頑張れば全体を捉えられるけど、街路樹入っちゃう。

名古屋 名駅付近の高層ビル

 服やらふとんやらの買い物を終えたシーンで出てきた名古屋の高層ビルを眺めたこのカットは名古屋駅の南にあるマックスバリュ(イオンタウン太閤ショッピングセンター)の前から撮影できます。決め手は高層ビルの向きと配置と、右下に見える「AEON」をもじった「KON」のロゴ。これら全てを満たすのはここしか無いと思います。手前のビルをクローズアップしつつ奥の高層ビルを4本とも同じ画面に収めようとしたためなのか、作中では右端のビルが少し左にずらされているようでした。また、左端2本(JRセントラルタワーズ)の手前に描かれているビルについても一部実在しないものが増やされているようです。対応する位置に空き地もあったので、取り壊されて現存しないものも一部はあるかも知れませんが、ビルの描かれている位置にかなり古びた建物が建っている箇所もあった(=昔はあったというわけではない)ので、演出上増やしている部分もあるのかと思います。

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高層ビルカット。左2本がタワーズ、右隣がミッドランドスクエアで右端がモード学園スパイラルタワーズ。

名古屋 市営地下鉄各駅

 大吉がりんの保育園送り迎えと通勤に使ってた地下鉄の各駅もちゃんと名古屋に存在してました。ただし、いろんな場所から摘み食い状態なので特定するのはなかなか大変でした。作品を素直に見ていると、黄色い帯の電車に乗ってるし、よく見ると明記されてるカットもあるので「東山線」の駅なのかなと思ってしまいますが、実際には東山線のホームではありませんでした。以下詳しく解説します。

 まずは地下鉄のシーン最初に出てきたこの階段。これは完全に一致する場所は見つけられませんでしたが、この階段がかなり似ていました。

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階段の様子とエスカレーターの配置が一致。表示類と階段下はだいぶ違います。

 これは名古屋駅の西中改札から桜通線ホームへ降りる階段。
 作中カットを見ると東山線(黄色のロゴ)と桜通線(赤のロゴ)が表示されてるので、両路線の交点、即ち名古屋駅か今池駅なのかと推測できます。また、光線の具合と、看板には行き先ではなく路線名が書かれていてさらに「↓のりば」という文字も見て取れることから、地上から改札口へ降りていく階段であるとも考えられます
 ということでまず名古屋駅を探してみましたが、ここは東山線と桜通線のホームが若干離れているためか、地上の入口では全て「東山線乗り場」「桜通線乗り場」と別個に案内されていたため、そこにはないと判断しました。
 そこで、その先入観を無くして、看板の記述も無視して階段だけを基準にして探してみたところ、改札内のここに行き当たりました。
 この場所は階段を見下ろすと左にエスカレーターがあって、途中に踊り場もあり、そこの点字ブロックの配置も一緒。看板の位置とその先の天井が斜めに下がっている点と壁面タイルに茶色の部分があるという構造が完璧に一致しますので、階段の元ネタについてはここで間違いないものと思われます。
 最初に調べた名古屋駅で早速ここを見つけてしまったので、今池駅の方はほとんど調査していませんが、駅毎に何となく異なるデザインの感じをみる限り、このようなデザインの階段は無いのではないかと思われます。
 ただ、「↓のりば 東山線 桜通線」の看板については、全く同じデザインのものがもしかすると今池駅のほうにあるのかも、という可能性はまだ残されています。

 続いて、大吉とりんが電車を待っていたこのホーム。
 これも単純に考えれば東山線のどっかの駅で、話の流れと合わせると名古屋駅ホームということになるんですが、行ってみたら全然違いました。
 そこでキャプ画をよく見てみると左側の駅名標やホーム壁に刻まれたラインにどちらも青色が使われていることに気づきます。このテの色は路線カラーが使われているのが普通なので、黄色の東山線で青というのは違和感があります。名古屋の地下鉄でラインカラーに青が使われているのは鶴舞線。というわけで、まぁとりあえず都心部だけでも各駅巡ってみれば分かるでしょう、と思い、名古屋から東山線に乗って、鶴舞線との接続駅である伏見駅へ行ってみました。
 すると・・・

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伏見駅鶴舞線ホーム(4番線)

 あ、なんかいきなり正解だったwww
 これはもう比較してしまえば一目瞭然ですね。対向式ホームで線路と線路の間の柱は黄色、ホームの柱は金属製で、写真では見づらいですが壁には手がかりにした青色のラインもちゃんと入ってます。細かいところでは看板に描かれた矢印の方向や一番右手前の銀色の柱上部に非常列車停止ボタンの位置を示す表示があり、その下には落下物拾得器の格納箱(?)が付けられてるところなんかも全て一致します。この場所見つかったときはちょっと嬉しかったですねw
 ただ、他の向きはピッタリ一致とはいきませんでした。

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柱と標識の位置関係がどうにも合わない。左右反転すると少しは似る・・・かも?

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この向きも、何かを禁止するそれっぽい表示はあるけど青ライン無かったりして、あんまり似てません。

 このとおり、色々と齟齬が残ります。街並みの方でもそうだったので、この作品は結構現実の景色を改変して背景画を描くタイプの作品のようですね。
 ちなみに東山線の車両はこれ。

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 これはこれで結構ちゃんと描かれています。

 さて最後に同じ検証過程で、大吉が会社から保育園へ急ぐシーンで出てきた階段も特定してみましょう。このカットでは、止まっている電車こそまたまた黄色の東山線ですが、ホーム壁のラインは赤色です。そもそも、東山線の電車が止まってるホームから伸びる階段に「↑東山線」って書いてあるわけはないんですw
 ということでこれは桜通線ホームで間違いない。だったらあとは、乗れば分かりますね(何 というわけで、乗りました(何)
 元々今回名古屋をうろつくのには、名古屋市営地下鉄でいわゆる「乗りつぶしの旅」をしようという意図もあってのことだったので、一日乗車券を購入しているためどれだけ乗っても変わりませんしw
 その結果、またしても名古屋駅でこれが発見されました。

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桜通線名古屋駅ホームの階段。実は地下鉄カット最初の写真の裏側にある階段。

 例によって看板の内容は一致しませんが、看板のある位置とか壁のデザインとかはちゃんと一致してますのでここで間違いないでしょう。

名古屋 大吉の会社

 何度も登場している割にはなかなか手がかりの無かった大吉の勤める会社も名古屋市内で発見されました。場所は地下鉄丸の内駅近くのオフィス街。作中ではアパレル関係の会社であるような描写が多々ありましたが、実際にここにある「八木兵」という会社は衣料品を中心に取り扱う卸商社みたいです。原作を知らないのでそちらで大吉がどういう会社に勤めているかという点がどう描写されているのか知りませんが、原作通りにしろアニメオリジナル設定にしろ、背景モデルとなった場所とその会社の業種がちゃんと一致させてあるってのはこだわりすぎww

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上の方。

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下の方。

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台風が来た回で土嚢を積んでたのはこのあたり。

名古屋 大須小学校周辺

 りんと大吉が家に帰るときよく通る坂道。この場所は初回探訪時には未特定だったのですが、回を重ねてヒントが増えていったら名古屋の大須に有ることが分かりました。
 坂道があるのは伏見通りの西側、大須小学校と西大須公園の間です。ただ作中で描かれてるほど急な坂ではないですし、パーツの配置もかなりいじられているので、実際現地へ行くと印象的に微妙・・・作中では結構印象に残るようなシーンで使われているだけに、探訪者としては残念でなりませんw

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左側は歩道のポールがずれてたり木が増えてたり、結構違います。でも右側はかなり一致度高し。

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脇道も幅が実際より狭く描かれてる印象。モノの配置は一致しますね。

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このカットも木は実在しません。

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坂道自体の道幅は作中よりも狭い印象。街路樹に覆われてしまっています。

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上から。作中のような見通しは全くきかずw

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4話でも登場。

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◇マークとマンホールは一応ありますが、やっぱり全体的な印象はあまり一致しませんね。

 で、この坂道沿いにある大須小学校というのが、6話でりんとコウキくんが通い始めた小学校そのものだったりします。作中でも「多須小学校」で、Google検索掛けると自動で「大須小学校」の検索結果にリダイレクトされるレベルなので、特定は非常に楽でしたw 坂道も小学校が見つかったからこそ見つかったってのが実際のところですw
 なお小学校ですので、もし探訪を考えられている方は細心の注意を払ってください……ってのは、うさドロ見てる人なら言わなくても当然分かってますよねw 不審者だと思われて防犯用のホイッスル鳴らされるなんて事態には絶対にならないようにお願いします。

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校門から見た校舎。表札がちょっと大きく描かれている他は完全に一致。

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りんとコウキで記念写真。

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コウキママと大吉を写した構図では後ろの公園が見えてます。街灯と街路樹の形がちゃんと一致してるw

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横から見た図。奥の建物は変わってるみたいですね。坂道を下から見上げたカットでも奥の方が実際の景色と違っていたので、それに合わせているのかも。

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大吉とりんの記念写真を再現w コウキママと同じく一眼ですよ(何

名古屋 大須のアーケード(万松寺通り、仁王門通り)

 商店街のシーンもたびたび登場しますが、これのモデルも名古屋の大須周辺。さっきの小学校とは伏見通りを挟んで反対側のエリアは広大なアーケード街が広がり、名古屋有数の繁華街となっています。東京の秋葉原、大阪の日本橋と共に電気街&オタク街としても有名だったりしますw
 うさドロで出てくるのは大須の商店街のウチ、万松寺(ばんしょうじ)通りとその一つ南の仁王門通りのあたりが中心です。

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4話で大吉が歩いてたこのカットは本町通(門前町通)と仁王門通の交差点付近。角度がどうにも再現しきれてませんが、店の看板がほぼそのまんまなのが分かります。

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6話で大吉とりんが買い物に来たスーパー「サノヤン」は万松寺通りの「サノヤ」がモデル。なお店内は後述の通り都内の某スーパー。

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スーパーからの帰り道。これは1本南の仁王門通のアーケード。

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りんが「桜有るからこっち通ろうよ」と言った路地はここ。一つ前のカットで大吉とりんが立ってる場所のすぐ先から左(南)に入っていく路地です。いかにも路地裏っぽい感じで実に萌えですね(何)なお、この路地を抜けるた先の景色は盛大にワープして、後に紹介する三鷹の桜並木に移動しますw

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7話で大吉と春子が歩いていたシーン。微妙に位置が飛びますが、これも万松寺と仁王門の周辺です。1カット目は仁王門通り。一つ上の写真にある路地の入口です。真ん中の紅屋ビル入口は省略されてますね。

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歩きながら流れ去っていく景色は万松寺通りと仁王門通りの間。二人は仁王門通りから万松寺通りの方へ向かって歩いていることになります。

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信号待ちカットはここかな?4話で大吉が電話してたカットの道を挟んで反対側、仁王門通りの入口です。ちょっと一致度微妙かな?

名古屋 円頓寺本町商店街

 春子が一人で歩いてたシーンについては、前回探訪したときは仁王門通りかと思っていたのですが、名古屋の方からコメント頂いて判明。大須からは離れた円頓寺(えんどうじ)本町商店街がモデルでした。店の配置は完全に一致するわけではありませんが、アーケードの曲がり具合や屋根の様子は完璧に一致します。

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アーケードの曲がり具合と屋根、左の建物の周りに見える柱の位置関係などはピッタリ一致。

 よく見ると商店街のフラッグは作中に描かれているものは、モデルが大須の景色でも全てこの円頓寺のものみたいですね。

名古屋 大須公園

 公園のシーンは再び大須に戻り、万松寺通りの北側にある大須公園です。

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公園のカットは基本的にかなり正確。電線の配置まで一致しそう。もう少し撮る場所変えれば完全一致したかも。

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春子さんの後ろの建物は細部までかなり正確に描かれてます。

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このカットもかなり正確。

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上からは撮れないけどタイルの形はしっかり再現されてます。

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この公園のカットは全て再現度高いのかと思ってましたが、この辺だけ何かヘン。春子の座っている向きからすると2つ上の写真で言うところの右側に有る建物が描かれていないといけないのですが、実際に描かれていたのは左側に有る建物でした。しかも若干デフォルメされてるように見えますし、キャプ画右端のお寺の建物は実際と向きが90度違っているように見えます。パーツとして使われている建物は比較的特徴があるのでこの写真に写っている景色を参考にしていることは間違いないのでしょうが、他がかなり再現度高いだけにここだけ改変されているというのは気になります。何か意図があったんでしょうかね。

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風船を飛ばしてしまった男の子の奥に描かれているフェンスも有るには有りますが、位置と向きが違うようです。

名古屋 富士浅間神社

 りんが風邪を引いた回で登場した方の神社は名古屋の大須にありました。大須観音と本町通(門前町通)の間あたりにある富士浅間神社がそれです。

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万松寺通りから見た神社前の通り。奥に見えているのは仁王門通りのアーケードです。

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大吉とりん達が歩いているカット。作中でも名前は変わらずそのまんまですねw

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鳥居ドアップな構図ですけど、ちゃんと他の部分も合います。

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万松寺通りの方を向いたカット。りんの右後ろにある店は作中では洋服屋っぽいですが実際はカフェっぽいですね。

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ポールはあるけど幟はなかったこのカット。

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コウキママがりんの熱を見てるカット。ちょっと角度間違えたか。

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「いつもより・・・濃い!」のカットw 奥の溝もちゃんとそれらしい位置にありました。

名古屋 裏門前公園

 最終話(11話)でりん達が縄跳びの練習をしていた公園、これも名古屋の大須にありました。これまで巡ってきたエリアから少し北、矢場町方面へ行ったところにある「裏門前公園」です。富士山の遊具が大きな特徴の公園です。

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縄跳びの練習をしているりんのカット。後ろのブランコは海賊船の船長を模した特徴的なデザインです。右奥のビルの外観も独特ですね。

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縄跳び跡もそれらしい場所に実在しましたwwwww 実際にこの辺で縄跳びする子も居るんでしょうね。

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コウキの後ろに見えてる景色は若干改変有り。奥の建物が左にずれて手前のグレーのビルと隙間が無くなってますね。

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大吉とコウキママが立ってる場所の背後に見えているのは一つ上のコウキのカットで見えているのと同じ建物ですが、そっちのカットで改変があったのに合わせてこっちもちゃんと変わってます。

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4人を写した構図。ここはほぼ合います。

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ブランコ前。

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コウキママの左に描かれてる木は実際のと比べるとだいぶ違ってます。

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何かこの作品はかなりの望遠で撮るのが好きみたいですね。おかげで合わせるのが大変だw

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大吉の「パパ友」ご一行がやってきたときのカット。

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時計が出たら時刻を合わせるのは当然のことですよね(キリッ しかし背後のマンションや電柱との位置関係がどう頑張っても合わなかったという罠がががが……

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以下いろいろなカットが続きます。

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これちょっと角度間違えた。

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縄跳びしてるあたりは実際は砂場で、だいぶ雰囲気が違いました。

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ここからのカットは微妙に改変があるようです。このカットは結構正確な方ですが、どう頑張っても完全に同じ写真は撮れなげ?

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こっち方向はあまり変わってないんですが。

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ここもまたどうにも合わず。大吉視点のカットって事だと思うのですが、大吉が座ってるベンチからだとこうは見えません。写真の方の木の陰あたりに、作中カットのコウキママの後ろに見えてる電柱や該当が一通り隠れているので、木の位置を無視して、公園外の道路から撮るとビルや電柱の位置関係はピッタリ一致するのかも知れません。

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上を見上げたカットでも木の並びが変わってます。最初の方で出てきたカットといい、どうもこの方向を描いたときだけ改変が有るみたいですw

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これは頑張れば合うかも知れない。

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これも微妙に撮る角度を間違えただけでその気になれば合うのかしら?

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以下3枚はどれもズームで撮ったヤツを切り出した感じの構図で、合わせるのがすごく難しかった。

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そしてやっぱりこっち方面は微妙ーーに変えられててどう頑張っても合わなげな。

愛知環状鉄道

 大吉の実家へ行くときに電車に乗るシーンが登場しますが、その電車のモデルは岡崎から豊田市を通って高蔵寺とを結ぶ「愛知環状鉄道」の2000系と思われます。車両の形と色、さらには内装もは結構正確に再現されているようです。
 同じ2000系でも作中と違う緑色の帯の電車もあり、そちらの方が多いのですが、今回乗りに行ったら運良く青帯のに乗車することが出来ました。ただ、青帯のものの中でもさらに内部がセミクロスシートタイプのものとロングシートタイプのものがあるようで、今回来たのは残念ながらセミクロスシートタイプのモノ。なので内装写真は今回有りません。これもまた次の機会を設けないとなあw

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2000系。八草駅ホームで撮影。もっと時間に余裕が有れば走行風景撮ったんだけどなあ…

 あとこのキャプ画の風景が車窓から見えないかなと思って景色を凝視していたんですが、それっぽいところは見あたらない?まぁ今回は八草→高蔵寺と一部区間しか乗っていないので、高蔵寺~八草間にこんな景色有るのかも知れませんけどね。

東京都内 三鷹

うさドロの舞台は名古屋だとばかり思っていたのですが、なんと東京都内にも背景モデル地が存在していることが分かりました。6話で出てきた桜並木の道。この交差点のモデルは三鷹駅付近の玉川上水沿いにある「けやき橋西」交差点でした。制作会社のProduction I.Gは三鷹にスタジオを構えているのでそのせいでしょうかね。

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街灯、信号、奥に見えるタワーマンションまでちゃんと一致します。

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信号。

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下の方。

東京都内  某所

6話でりんとコウキが一緒に登校するシーンで出てきた、「忍者が通るような」細い路地。これも名古屋ではなく都内に存在していました。入ったところから出たところまで、この路地の中はそこそこ位置関係が保たれたまま、景色の方もかなりの再現度で描かれています。
 なお実際現地を歩いてみたところ、あまりにも細い路地、というか地図上では道としてすら書かれていない、家と家の間の通路のようなところも登場していることが分かりました。そのような路地は通常部外者が立ち入ることはほとんど無いであろう場所ですので、うさドロの聖地巡礼目的で訪れる人が増えるという状況は好ましくないと考えられます。ですので、写真の公開はしますが、このページでは場所は伏せさせていただこうと思います。それに伴い、写真に写っている場所を特定する手がかりとなりうる表示の類は一部加工してあります。ご了承ください。

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路地の入口。コウキが木の枝でガリガリやってた塀もちゃんとありますw電柱と道路標識は消されてますね。

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路地の中から見た入口。ゴミ収集の?バスケットもちゃんと同じ数あるよ!ww

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自転車置き場

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路地から見上げたマンション。

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カメラを下にパン。

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こんなほっそい路地も忠実に描かれてます。

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この作品はわりとズームした構図が多いみたい。

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再び見上げるマンション。電線まできっちり再現されてます。

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これも望遠気味に。

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ここのカットはどう見ても撮影地点の後ろにあったマンションの3階ぐらい?のベランダから撮った構図としか思えません。そんなとこまでロケハンしたのかな?

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階段。

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コウキが植木鉢落としたのはこの場所。今は空き家になってるようで室外機もありませんでした。

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このカットもマンションの上から撮ったような感じ・・・

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上の場所の反対側。

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路地を抜けた先。公文式の教室もちゃんとありました。

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路地から見た図

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自販機の色もちゃんと同じw

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路地の後ろの方から見た絵もきっちり一致しました。

さらに店内なので写真の公開はしませんが、この場所のすぐ近くにあるスーパーは、6話で大吉とりんがシリアルとかを買ってたスーパーの内装モデルになっていました。売り場やレジの風景はもちろん、売り場の配置やモノによっては陳列の順番までほぼ完全再現されてるというとんでもない状況w そんなところまで綿密にロケハンせんでも、というぐらいの忠実さでした。この作品、ロケハンには相当な気合いが入って居るみたいですね。なお今回探訪した都内の景色は探訪者仲間の坊主さんが特定してくださいました。ありがとうございます。

東京都内 東伏見稲荷神社

 東京都内の地点3箇所目は西東京市にある東伏見稲荷神社。その名の通り京都にある伏見稲荷神社を分祀したお社で、関東地方の稲荷神信者たちの請願を受けて昭和4年に創建されたそうです。神社としては歴史が浅い方なのかも。作中では8話で登場。大吉、りん、コウキが盆踊りの案内を見ていた神社のモデルとして使われました。

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鳥居を正面から。

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3人が歩いてきた方向。神社に向かって右側と後ろの景色は一致しません。

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コウキがセミの抜け殻見つけた植え込みはちゃんとありましたw

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向かって左側の景色はそこそこ一致していました。

東京都内 ジョナサン東恋ヶ窪店

 さらにもう一つ、5話などで大吉とりんの母親・正子さんが会うときに使ったファミレスも都内でした。国分寺市にあるジョナサン東恋ヶ窪店がモデルです。特定されたながわらびさんによると、店内の様子は違っていたそうです。

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ちょうど看板に太陽が当たってて全く読めない写真になってしまいましたww

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電柱を絡めて取ろうとすると隣の家が入ってしまいますね。

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入口周りは植え込みの配置等細部までしっかり一致しますね。

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ドア付近。取っ手が地味に違うんですねw

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木の枝までは流石に再現していないようですw

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ここの角度はちょっと変えられている様子。大吉と正子が立っているのは階段の上ですが、そこからだと作中のように看板は見えませんでした。

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階段。タイルの色合いもちょっと違いますね。

更新履歴
初回記入:2011.07.18
第6話登場の都内カットを追加:2011.08.12
名古屋2回目探訪分追加:2011.08.28
名古屋3回目探訪分、東伏見稲荷、ジョナサン東恋ヶ窪店の写真を追加、コメント加筆修正の上配置順変更:2011.12.14



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