フルメタル・パニック!The Second Raid 舞台探訪1 香港島編

2007年3月25~29日に行った4泊5日の香港旅行のついでに、「フルメタTSR」10~13話の舞台探訪をしてきました。
香港滞在中、本格的に舞台探訪したのは1日ぐらいですが、他の2日でも合間合間にちょくちょく探していったら結構巡れました。

そんな感じのフルメタ香港レポ。
DVDの特別版には映像特典としてスタッフ陣のロケハン映像が収録されているようですが、僕はそれを見ていません。
なので、今回の探訪にあたっては、香港在住で放映直後に探訪された「KaleidoPolaroid」(ambreさん)「米王的ACG及攝影軌跡 (米王のオタと撮影の軌跡)」(Ricekingさん)の両サイトを(勝手に)参考にさせていただきました。
僕が見つけられた場所は全てこれらサイトで既に紹介されているので意味がないと言えば無いですが、まぁせっかく行ったんだしここで紹介しますw
それでもただ写真を並べるだけではおもしろくないので、これから探訪したいという人に参考にしてもらえたらいいなという願いも込めつつ、今回は「探訪ガイド」風に紹介してみたいと思います。
途中の移動方法なども含め、僕が実際巡ったルートを基本として、一連の流れで巡りやすい順序で紹介します。

写真の数が多いので、香港島側と九龍半島側の2つに分けて紹介します。

はじめに
旅行ガイド風と言うことで、まずは出発地点と移動手段から。
フルメタTSRに登場する香港の景色は主に香港島サイドの都心部・中環(セントラル Central)地区と九龍半島サイドの繁華街・彌敦道(ネイザンロード Nathan Road)沿線に集中しています。
両地区とも、地下鉄の駅にして2~3駅分ぐらいの範囲にわたって探訪対象が分散していますが、探訪の際の交通手段は徒歩が一番適していると思われます。というか、徒歩しかない、という感じでしょうか。
日本でなら、これぐらいの範囲を動き回りたいときは自転車を使いたいところですが、香港では交通手段としての自転車はあまり普及しておらず、実際現地へ行っても都心部では自転車に乗って移動している人というのはほとんど見かけませんでした。
そのため、日本なら大抵の街にあるレンタサイクルも見あたりません。なので、観光客の移動手段は徒歩に頼らざるを得ないというのがあります。
あと香港島サイドでは急坂が連続するビクトリア・ピーク中腹の住宅街も探訪対象に入っているので、自転車だとかなりつらいという理由も・・・w
香港は年間を通して蒸し暑い気候ですので舞台探訪をするときは水分補給に気を配りつつ頑張って歩きましょうw

両地区の間は観光名所としても有名なスターフェリーの他、地下鉄(MTR)や海底トンネルを通過するバスでもあるので便利です。

それでは、香港島サイドの地下鉄中環站(「站」は中国語で「駅」のこと。)からスタートします。


香港島・中環(Central) 皇后大道中(Queen's Road Central)
中環站を出たらトラムの通ってる德輔道中(デ・ボー・ロード・セントラル Des Voeux Road Central)を上環方向に進み、「中環中心 The Centre」というデパートのところで左折。
1本奥の皇后大道中(クイーンズ・ロード・セントラル)を右に入るとここに到着。
11話でいろいろ映る香港の景色の一つとして出てくる皇后大道中の様子です。
ちょうどいやな位置で工事中だったため全く違う印象になってますけど・・・orz

ちなみにこのすぐ近くに、わりと有名な麺・粥専門店「羅富記粥麵專家」ってのがあります。
地元の人でにぎわっていたので、僕も実際入ってそこで昼食にしましたw


香港島・半山區(Mid-Levels) 士丹頓街(Staunton Street)
皇后大道中から世界最長のエスカレーターとして有名な「ヒルサイド・エスカレーター」(中文名称は「中環至半山自動扶梯」)で高級住宅街の半山區(ミッド・レベル)へ向かう途中、士丹頓街(スタントン・ストリート)との交差点で発見したカレー屋の看板。
11話で宗介がかなめ似の娼婦と出会ったところに掲げられてました。作中では実際の位置とは異なり、九龍半島側の佐敦地区にあることになってましたが。
ちなみに佐敦地区にもこの看板の店と同じ系列の店がありますが、そこの看板はこことはちょっと違います(九龍半島編に掲載。)


香港島・半山區(Mid-Levels) 羅便臣道(Robinson Road)/西摩道(Seymour Road)
10話でミスリル香港支局の周辺の景色として登場した羅便臣道(ロビンソン・ロード)と西摩道(セイモア・ロード)の交差点付近。
交差点にある休憩公園から南向きに撮影しました。
真ん中のオレンジ色の看板だけ変わってしまってますが、左の「中原地産」(不動産屋)、「mannings」(ドラッグストア)、そしてその奥のセブンイレブンは作中のままでした。
 
同じ場所のさらに奥の方。ミスリル香港支局から車に乗った宗介達はの方向に走っていきました。
位置関係も正しく、確かにこの方向へ向かうと中環の方へ出られます。
ちなみに奥の方の道上に架かってる歩道みたいなのが、ここまで来るのに利用したヒルサイド・エスカレーター。
 
上の写真の反対側、羅便臣道にあるバス停。これも登場してます。
 
西摩道側から休憩公園を見る。この構図も似たようなのが登場。
 


香港島・半山區(Mid-Levels) 輝煌豪園(Palatial Crest)
上の交差点の西摩道側にある超高層マンション。
漢字の名前から察せられるように、高級マンションですw
作中ではミスリル香港支局が入っているビルと言うことになっていました。
 
入口。
 
下層部。
 
駐車場出入り口。宗介達を乗せた車はここから出てきました。


香港島・半山區(Mid-Levels) 花園道(Garden Road)
羅便臣道を下りてきて花園道(ガーデン・ロード)との交差点付近(だったと思う)。
宗介達を乗せた車が通過していったところにこんな感じの景色がありましたが、作中とは歩道橋の形が違うからここじゃないのかも。

この近郊にもう一カ所、花園道と羅便臣道が高速道路のジャンクションみたいに立体的に交差してるところがあるんですが、そこは見つけられませんでした。
この辺りは車道と歩道が完全に分離されてるところがあったので歩行者だといけないところにあったのかも。


香港島・山頂(The Peak)
上の場所からそのまま花園道を金鐘(アドミラルティ Admiralty)方面へ下りていく途中にある山麓駅から、山頂纜車(ピーク・トラム Peak Tram)に乗って、あまりにも有名な観光名所ビクトリア・ピーク(Victoria Peak)へ。
夜になれば「世界三大夜景」「百万ドルの夜景」としておなじみの眺めです。アニメでも香港編が始まった10話の一番はじめに出てきてました。
凄まじい密度で超高層ビルが建ち並ぶ景色は圧巻の一言に尽きます。
この写真はトラムの山頂站に直結する山頂凌霄閣(ピーク・タワー The Peak Tower)の觀景台(展望台)から撮影。


香港島・半山區(Mid-Levels) 花園道(Garden Road)
山を下りて、纜車總站からさらに金鐘方面へ下ったところ。
アニメでは10話で宗介達を乗せた車が通過していったところの一つ。
道路に書いてある字がそれっぽいところです(何)


香港島・灣仔(Wan Chai) 循道衛理聯合教會香港堂(Chinese Methodist Church)
軒尼詩道(ヘネシー・ロード Hennessy Road)と路面電車の通る荘士敦道(ジョンストン・ロード Johnston Road)の間にある建物。
ここも宗介達の車が通過した場所。アニメではこの建物の前に北中国軍のASが立ってました。


香港島・灣仔(Wan Chai) 菲林明道(Fleming Road)
引き続き宗介達の車が通過した場所シリーズ。
循道衛理香港堂から軒尼詩道を西へ進み、地下鉄灣仔站を過ぎた辺りの菲林明道(フレミング・ロード)を左折。ずっとまっすぐ行って香港會議展覽中心(香港コンベンション&エキシビジョンセンター Hong Kong Conventino and Exhibition Centre)手前の會議道(コンベンション・アベニュー Convention Avenue)との交差点に架かる行人天橋(歩道橋)。
撮影する向きが橋を挟んで逆だったのかもしれない・・・


香港島・灣仔(Wan Chai) 海底隧道(Cross Harbour Tunnel)
ビクトリア・ハーバーの下を通り香港島と九龍半島を結ぶ海底トンネルの入口。
ここは角度も作中と全く同じで撮影できました。


これで香港島サイドは終了。続いて九龍半島サイドへ向かいます。
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更新履歴
初回記入:2007.10.21



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