デュラララ!! 舞台探訪 第23話「千錯万綜」 |
第23話探訪です。
今回は室内のシーンや未特定の廃工場でのシーンが多かったため、前回や前々回ほど多くはなりませんでした。ただ今回に限ったことではありませんが、シリーズも終わりを迎えようとしている最近になって初登場ポイントってのが急に増えた気がしますw 今回の初登場ポイントは西口のケンタッキーフライドチキン前~ロマンス通り辺りと、東池袋のエアライズタワー下にある日之出町第二公園あたりが主なところ。物語的に結構重要なシーンで使われていたので、印象深くもあり目新しくもある、わりと楽しい探訪になりました。
ただそろそろ季節的に暑くなってきたのが辛いなぁとは思いますけどw夜になってもジメっと暑いのは辛いなぁ・・・
加えて作中では10月で木の葉も少しずつ落ちかけてる時期ですが、現実には夏に向かって街路樹の枝葉がぐんぐん伸びてる時期なので、結構いろんなモノが木の葉の陰に隠されてしまって見えないという事態がそこかしこで発生中。おかげで景色の印象が変わってしまって特定に苦労するなんて自体も最近ままあって困ってますw
そんな感じで最終話一歩手前、23話の探訪をお送りします。
各項目へジャンプ
・第23話「千錯万綜」Aパート
・第23話「千錯万綜」Bパート
第23話「千錯万綜」Aパート |
冒頭。サンシャイン~60階通りの夜景を上から見下ろしたような構図は、おそらく東武百貨店屋上か、ヤマダ電機LABI日本総本店屋上のどちらかから見下ろした構図。東武の屋上はビアガーデン開催中でタダ単にはいることが出来なかったので今回は諦めました。 その次は露西亜寿司前で客引き中のサイモン、新羅の部屋にいる杏里、撃たれて倒れてる静雄のカットが挟まり、雨の中うつむき気味に歩く正臣のカットがこれ。中池袋公園の脇です。 |
正臣の顔アップ |
高速道路下の道を走るセルティ、露西亜寿司に電話をかける沙樹、盤面を見て一人ではしゃぐ臨也、布団にくるまり考え事をする帝人、とそれぞれの様子が映し出されます。サブタイトル画面の後はアニメイト脇にワゴンを止めてる門田たち。今回撮り忘れたのでありませんorz 次は再び雨の中を歩く正臣。東口のピカソ(ドンキホーテ系列)の前辺り。車道を「草64 浅草雷門」行のバスが通過していくところもしっかり再現してみましたw |
帝人や杏里に疑念を抱き、そんな想像をしている自分が一番最低だ、と悩んでいる正臣。 |
雨の中傘もささずに上を仰ぐ正臣。 |
帝人の家にセルティがやってくるシーンを挟んだ後、再び正臣が歩いてるシーン。場所は西口に移ります。カラオケ館池袋西口店前で、正臣の携帯に電話がかかってきます。 |
電話に出たのは三菱UFJの前。窓に掲げられてる広告のデザインも作中と一致します。 |
電話の主は法螺田。正臣はそのまま歩きながら会話をしていると「お前もう将軍クビ!」と突然宣告されます。 |
法螺田にダラーズのボスは竜ヶ峰帝人であり、しかも友達であることを指摘されて固まる正臣。 |
法螺田の率いる黄巾賊たちがダラーズのボスである帝人に襲撃を掛けようとしていることを知り呆然と立ちつくす正臣。ロマンス通り入口です。 |
帝人とセルティのカットを挟んだのち、再び正臣のシーン。ロマンス通り入口角の薬局前で黄巾賊の知り合いに電話を掛けますが繋がりません。 ちなみに作中では薬局は閉店していてシャッターが降りています。 |
何人に掛けてもダメで舌打ちする正臣。 |
撃たれた静雄が自分で歩いて新羅の家にやってきたシーンを挟んだ後、引き続き電話をかけ続ける正臣のシーン。 |
溜息と共に流石に諦めた正臣。「帝人や杏里を疑う気持ちは失せていた。もし黄巾賊が帝人を襲ったら、帝人をおびき出すために杏里をさらったりしたら・・・」そう言いながら昔のことを思い出します。 |
「あの時」は足が動かなくなってしまった正臣。しかし、「あの時俺は、何を迷ってたんだろう。」 |
そう言って今回は足を動かします。 |
そして正臣は雨の中走り出します。携帯落としたことも気に止めません。 |
雨の中全力疾走の正臣。コンビニの前を通り過ぎ、 |
東口へ向けてひたすらに、 |
銀行の前、 |
カラオケ館脇の路地、 |
薬局の前、 |
西口のケンタッキー前・・・と西口界隈をひたすら走り続けます。 |
セルティから杏里と正臣の「真実」を告げられて動揺する帝人のシーンがあったのち、またしても正臣のシーン。場所はだいぶ動いてグリーン大通りの地下鉄東池袋駅近くにある公園までやってきました。 |
公園脇を走っていると、「ヘイ、キーダー!」とサイモンに声を掛けられます。 |
「ドウシターノ?顔色景気悪イヨ?マタ、お腹空いてルカ?」 |
「サイモン…」 |
「キダ、元気ナイ。オカシイヨ。」 |
そう言われて正臣は「お前んとこの寿司は最高だぜ。あー、露西亜寿司はいつでも美味しかった~」と言います。それを聞いたサイモンは「・・・これから、ケンカするノカ?」と事情を鋭く見抜きます。 |
「殺す殺される、ヨクナイヨ。」「キダみたいなコドモ、殺し合いする必要無いヨ」サイモンはそう諭してきます。 |
しかし正臣は「ごめん、俺行かないと・・・」と言いながら頭を下げ、再び走り出します。 |
場面変わって60階通り入口。杏里が罪歌の子である黄巾賊の人がいないか必死で呼びかけています。ぐるっと一周見渡しながら呼びかける杏里。以下60階通り入口3方向。ロッテリア側から右へパンしていって |
通りの奥の方 |
右側にあるカフェの向き。 |
しかしこの近くにはいない様子。「居ない・・・ここには誰も・・・」 |
「だとすると・・・」そう言って杏里は走り出します。 後ろに見えてるのは後ろに見えているのはキンカ堂のビル。作中では看板の「BY HANDS」という文字にネオンサインが灯っていますし、デュラララ!!舞台探訪シリーズを始めた頃は実際にも明かりが点いていたのですが、2/22にキンカ堂が破綻して以後は残念ながら明かりが灯っている景色を見ることは出来なくなりました。 |
再び走っている正臣のワンカット。背景画が暗すぎて画像処理しても何が描かれているのか見えづらいため若干自信ありませんが、高速の高架下に建物がある場所っぽかったのでおそらくここかと。都電東池袋四丁目駅からグリーン大通りに併走する高速の裏の道を護国寺方面に少し行ったところ。 |
また場面変わって帝人の家の前。セルティの黒バイクに跨って帝人も皆と同じ場所へ向かいます。 |
都電の踏切を渡り、その先を右折。繁華街の方へと向かいます。 |
第23話「千錯万綜」Bパート |
Bパート。帝人を乗せたセルティの黒バイクは高速沿いの道を走って60階通りへ。ハンズの前にサイモンが居るのを見かけて一旦停止します。 |
寿司桶を持って歩いているサイモン。セルティが駆け寄ってサイモンを呼び止めます。 |
PDAを使って、正臣と杏里を見かけなかったかと尋ねるセルティ。 |
「キダなら見かけたヨ。トテモトテモ深刻な様子だったネ。多分ケンカ。ワタシ、止められナカッタネ。」 |
そう言ったサイモンに、何処へ行ったか分かるか?と尋ねるセルティ。サイモンは黄色い奴らを全く見かけないから奴らの居るところにきっと紀田が居る、と答えます。 |
セルティが「わかった。ありがとう」と礼を述べると、サイモンは不意にセルティのPDAを手に取り、「助けてやってくれ」と打ち込んでセルティに返します。 |
大通りとの交差点にバイクを止めてセルティを待っていた帝人。戻ってきたセルティに「どんな嫌な光景でも、受け入れる覚悟はあるな」と訊かれ、それに力強く「はい」と答えます。 |
セルティは再び黒バイクに帝人を乗せ、アムラックス前の交差点をUターン。 |
そしてグリーン大通り方面へと走っていきました。 |
今回の未特定ポイントは、前回に引き続き手がかり不足でどうにもならない静雄が撃たれた現場。前後関係から何か掴もうと思ってたけど、殆ど何も描かれなかったのでやっぱりどうしようもありませんw
黄巾賊のアジトとなっている廃工場も未だ特定できてませんが、こちらは実在しない可能性も高いと思ってます。ただ、設定位置だけは何となく見えてきたかも。サイモンと別れた正臣が東池袋四丁目から護国寺方面へ走っていったこと、帝人を乗せたセルティも60階通りからやっぱりグリーン大通り方面に走っていったことから、池袋からみて東方向にあるのは間違いないっぽいです。Bパート冒頭で映された工場の後ろに見えてるサンシャインやエアライズタワーと思しき高層マンションの見える角度を考えると、新大塚駅~南大塚方面かな、という感じがします。航空写真見る限りでは、その界隈に工場らしき物は見あたりませんけど。
更新履歴
初回記入:2010.06.20