デュラララ!! 舞台探訪 Part 2 コミック&原作編
訪問日:2010.01.02

アニメ開始前から散々巡ってきた「デュラララ!!」舞台探訪ですが、今回はちょっと別のモノをターゲットにしてみました。
月刊Gファンタジー(スクウェア・エニックス刊)で連載中のコミック版の単行本第1巻が2009.12.26に発売されましたが、こちらもアニメと同じぐらい正確に池袋の景色が背景として描き込まれています。
となれば写真撮ってくるしかありません(何)
ってわけで、アニメ版の舞台探訪第7回を行ったとき、コミック版の登場地点も一緒に撮影してきました。

さらに、原作小説のほうも池袋の描写はなかなか忠実なため、固有名詞が明記されているところはもちろん、そうでなくても描写からここだろうと推測できる地点も数多くあります。
そこで、既刊6巻までに登場した地点のうち、だいたいどの辺か察しが付いた場所を一通り巡ってきました。もはや比較する画はありませんが「舞台探訪」には変わりないですしw
このページではその2つの探訪について掲載します。

!※注意※!
本ページの内容はストーリーのネタバレを含みます。
「デュラララ!!」という作品においてネタバレはかなり致命的かと思うので、ストーリーの楽しさを損なわないためにも、この作品にアニメから入るという方は「小説版舞台探訪」の項目は見ないことをおすすめします。
コミック版の方はまだネタバレになるようなところまで話が進んでないので問題ないかと思いますが、一応ご注意下さい。


※TVアニメ版オープニング映像と第1話の本編の探訪はこちらに掲載しています。


コミックス第1巻
コミック版登場地点を1巻のページ数で順番に見ていきます。
まずはP.12の1コマ目。帝人と正臣が待ち合わせのシーンです。
アニメの方では東上線の北口改札前になってましたが、コミックの方は原作と同じ中央口になっていました。
 
2つめはP.13・1コマ目、池袋の街並みの俯瞰。どっから撮ったのかなと思って手元の写真と比べてみてたら、サンシャインの展望台から見た景色とぴったり一致しました。
 
P.13・3コマ目。再び帝人と正臣の待ち合わせ。確かに中央口の景色でした。
 
P.16・5コマ目。合流してから60階通りへ向かう帝人と正臣。35番出口前の景色です。
 
P.17・3コマ目。35番出口から見えるビルの並びです。
 
P.17・5コマ目。美香に追われる誠二のシーン。サンシャイン前です。ちょっと撮る角度が違うか?
 
P.18・4コマ目。同じくサンシャイン前。
 
P.20・3コマ目。引き続き美香から逃げる誠二のシーン。60階通り東急ハンズ前です。
 
P.21・2コマ目。誠二にぶつかられた帝人。だいぶアレンジされてるのか分かりづらかったですが、背後の街灯の形からしてたぶんここ。60階通り入口の交差点を渡る手前にある街路樹。
 
P.24・3コマ目。60階通り入口の景色。
 
P.25・5コマ目。60階通りを抜けてしまった二人が辿り着いたのはハンズ前。さっき出したのとちょうど反対向きの構図です。
 
P.30・6コマ目。ハンズ前から大通りを渡ってアムラックスの方へ向かう横断歩道。
 
P.32・1コマ目。正臣について横断歩道を渡ろうとした帝人の前に「黒バイク」が現れたシーン。東急ハンズの看板が写るように撮ろうとすると横断歩道の角度がちょっとずれちゃいますね。そこはアレンジか。
 
P.33~34の見開きとP.36・1コマ目。黒バイクが走り去っていった方向。上の写真で黒バイクは右から左に走っていますが、ちゃんと辻褄を合わせた方向の景色が使われていました。
 
P.37・1コマ目。この街が歓迎してんのかもよ、という正臣のシーン。同じ横断歩道です。
 
P.43。2話扉画。アニメの方ではわりとおなじみ60階通りシネマサンシャイン前です。
 
P.77。3話扉画。ハンズ前辺りから撮ったアムラックスとサンシャイン。
 
P.90・1コマ目。皆さんご存じアニメイト池袋本店(笑)。中の雰囲気も良く出てました。
 
P.95・4コマ目。60階通りから大通りの方向を向いて撮った写真。奥のビルとかもちゃんと細かく書き込まれています。
 
P.96・3コマ目。正臣が帝人にここがシネマサンシャインと説明してるシーン。ここも再現度高いです。
 
P.100・3コマ目。サイモンと別れた直後のシーン。4話扉画もほぼ同じ構図です。
 
P.102・1コマ目。ここからしばらく臨也に出会ったシーン。場所はシネマサンシャインの向かいにあるABC-MARTの前です。電話ボックスを隠すような位置に臨也が立ってる感じ。
 
P.108・1コマ目。上の逆向き。電話ボックスの形はちょっと変わって書かれてました。
 
P.110・4コマ目。ABC-MARTとシネマサンシャインの間を通る路地を向いて。
 
P.112・4コマ目。臨也が自殺オフで知り合った女性二人と入ったカラオケ店。池袋東口にはサンシャイン通りにもBIG ECHOがありますが、これはそっちではなく池袋東口店。60階通りからジュンク堂の方へ向かう途中といった感じの位置にあります。
 
P.137・5話扉画。アムラックス前から見た首都高の高架です。
 
P.138・2コマ目。セルティがバイクを走らせているシーンの2コマ目。南池袋にあるキンカ堂の裏手あたり。さっきのカラオケ屋の真裏に当たる場所です。キンカ堂の看板や街灯の形など、細かく再現されてます。 ちなみに1コマ目は撮り忘れたんですが首都高が上に通ってる大通りです。


原作小説版登場地点
 さてここからは原作で言及された地点の写真。今のところアニメ映像に使われたわけでもなくコミック版に出てきたわけでもないですが、こんな感じと読みながらイメージする手がかりにでもなれば。そのうちアニメに出てくるかもしれませんけど。
 ここから先は大いにネタバレを含むので原作未読の方はご注意下さい。

 まずは川越街道の夜景。新羅の部屋はこの近くの高級マンションの最上階ってことで、セルティさんがよく黒バイクで走ってるところですね。何となく夜のシーンの印象が強かったので夜景で撮影してみました。
 
 同じく川越街道。ちょいと違う位置から。
 
 歩道橋から見下ろした景色。アニメ版のPVでセルティのバイクを上空から撮ったような構図のシーンがありますが、それはもしかしたらこの辺なのかもしれません。
 
 川越街道と劇場通りの交差点。
 
 3巻P.96あたりで静雄がポストを殴って壊してますが、それは60階通りと書かれていたのでここでしょうか。ハンズ前。
 
 ハンズ前と言えば1巻ラストの重要な場所ですね。帝人が密かに「ダラーズ」のメンバーを集め、波江と「取引」をするために対峙したあの場所です。
この写真はすっかり夜になってはいますがまだ6時過ぎ。ハンズも開いてるので人でごった返してます。
 
 帝人と波江の「取引」が行われた時間帯はハンズも閉まった午後11時。流石にそこまでねばる気にはなれませんでしたが、この日はこれ撮るために池袋に粘っていたので、ついでに夜10時過ぎという1巻で描写されてる雰囲気をほぼ忠実に再現した時間帯の写真を撮ってきました。
多くの店にシャッターは下りたもののまだまだ人は多く、「昼とは全く違った雰囲気を纏い始めた」そんなハンズ前の写真をいくらか掲載。
 
 店舗入り口前辺り。アニメにそのまま出てくることを期待してコミック版で登場したのと同じ構図で撮ってみたりw
 
 上の写真から右90度向きを変えて、向かいのゲーセン方向。
 
 ハンズの壁。セルティがバイクで駆け下りてきたのは正にここ(のはず)。
 
 2つ上の写真とは逆の向き。
 
 同じ場所から向き変えて。この辺一帯に「ダラーズ」メンバーが勢揃いしてたんですね。
 
 さて、所変わりまして西口公園。3巻でアメリカ帰りの森厳をセルティが迎えに行ったシーンとか、4巻でカラオケ屋を出たあとの帝人と杏里が背の高い白人と話し込む森厳を目撃したシーンとか、描写の上では何かと森厳と縁のあるような気のするこの公園。
もちろん1巻8章で正臣と彼のナンパに付き合わされた帝人がやってきた場所でもありますね。予告編からそのシーンがアニメで出てくることは確定してるので、ここでは敢えてそれとは違った構図で撮影。森厳が居たのは主に端っこの方という描写だったので、芸術劇場の脇辺りを何枚か。
 
 
 
 また場所が変わります。これは池袋ではなく、臨也の根城とする新宿。第3巻のラストで元ブルースクウェアの比賀が、この巻の事件の首謀者・法螺田の使っていた拳銃を臨也に受け渡し、その後罪歌の「子」である比賀とともにやってきた杏里が臨也を斬ろうとする、なんてエピソードが繰り広げられた「新宿中央公園 富士見台六角堂」です。
本編での描写の通り中央公園の一角にある、六角形の屋根をした木々に囲まれた御堂です。まぁ、御堂って言うか東屋なんですけど(何)
 
 比賀とのやり取り、および杏里との駆け引きが行われたのはこの中なんでしょうか。
 
 杏里を動揺させるために、臨也は銃で比賀を狙うと言ってましたが、その比賀が「丘を下って歩いていった方向」ってのはこのへんのことか。臨也はそこら辺を歩いてるカップルを狙おうか、とも言ってましたが、確かに一組そんなの通りましたw
 
 舞台は池袋に戻ります。第4巻で後輩の青葉に池袋を案内して欲しいと頼まれた帝人と杏里が、どう案内すればいいか遊馬崎と狩沢に相談に乗ってもらったときに集まったカラオケ屋についてです。
 本編の記述によると「並のレストランよりも丁寧に作られた料理と、複数の有線カラオケのシステムを併用した豊富な曲目が特徴の店」とあるので、おそらくパセラの事でしょう。話が終わったあと帝人と杏里が西口を散策していることから、位置関係的にも辻褄が合います。
 ただ同じ西口に「本店」とそのすぐ近くに「池袋西口店」の2店舗があるので、流石にどちらかまでは特定できず。というわけでとりあえず本店を撮ってみました。
 
 同じく4巻の描写から。プロローグにて、『殺人機械』と『ハリウッド』が戦うさなか、アタッシュケースを壊されたことに怒った静雄が二人をベンチで殴り飛ばしてたシーン。
 「池袋の中心部から少し外れた公園」とあり、静雄は直後ドン・キホーテへ代わりのケースを買いに行く、と言ってました。これらの状況から、あくまでただの推測ではありますがこのエピソードの舞台となったのは「東池袋公園」なのではないかと思っています。
 「池袋の中心部」を60階通りやサンシャイン前とするならば確かに少し外れてますし、ドン・キホーテ(正確には系列の「ピカソ」)も遠くない位置にあります。「池袋」と呼べる範囲にドン・キホーテはもう一軒ありますが、川越街道をだいぶ奥まで進んだ北池袋。アタッシュケースを買い終えた静雄がサンシャイン前でクルリとマイルに出会っていることからして、そっちの店の方を指しているとは考えにくいでしょう。
 加えて吹っ飛ばされて怪我をした『ハリウッド』を拾うことになる静雄の弟・幽平が現場付近にさしかかったときの描写に「公園に近い、細い路地に入った所で」なる描写がありますが、確かにこの公園の周りは細い路地と呼べる太さの通りばかりなので、まぁ辻褄も合うかと思います。
 というわけでこのシーンの現場はここであると勝手に断定し、本編の雰囲気に沿うよう暗くなってから何枚か写真を撮ってきました。
 
 ベンチが確かに存在していたので、騒動の現場はこの辺?
 
 となると幽平が『ハリウッド』を拾った路地ってのはこの辺になるんでしょうか。
 
 おまけですが公園から見た景色。周囲の繁華街と違って比較的暗い公園のため、煌々と青い光を放つアムラックスとそれに照らされて薄青く見えるサンシャインって景色が物凄い際だっててとても印象的な景色でした。
 
 もう一つ上のシーンから続き。静雄が替えのアタッシュケースを買いに言ったと思われる「ピカソ池袋東口店」。駅から60階通りに向かうとき、入口の交差点を渡らずに左へ曲がっていった道の先にあります。
 
 ここからシーンが変わりまして、4巻最後の方でセルティが『影』のネットで足止めした暴走族達を、突如参戦した二人の「怪人」たちが次々に倒していくという目を疑うような光景が繰り広げられた現場である、「池袋駅の西口と東口を結ぶ、線路の下をくぐるガード下」についてです。
これについては候補がここしか思い当たらないので間違いないでしょう。池袋駅南口を出てすぐの所にある、通称「びっくりガード」と呼ばれるガードの事だと思われます。近くに警察署があるという門田の発言もこの場所であることを裏付けてます。
 
 セルティ達が奮闘して、なんとか学生組を危険地帯から遠ざけようとしたのに、帝人と杏里はセルティの元へ戻ろうとしちゃってましたが、その時駆け下りてきた「ガード下へ向かう下り坂」っちゅーのはこの奥に見えてるヤツのことですかね。
 
 このガード、JRの線路と西武線の線路の2つが通ってるんですが、両者の間にはスキマがあり、スロープ→ガード下→明かり区間→もう一度ガードした→スロープという不思議な構造をしています。このエピソードの舞台となったのがどっちのガード下かまでは流石に分からないので、とりあえず両方撮影(何)
 
 ちなみにJRの方も西武の方も同じですが、車道と歩道は壁で仕切られ区切られています。
 
 あとは適当な角度で。
 
 もう一枚。
 
 最後の地点は何巻だか忘れましたがチャットの会話から。サイモンの働く「露西亜寿司」の話題が出たとき、田中太郎やバギュラが「近くにあるボーリング場」とか「2階のゲーセン」「3階の台湾料理屋」なんて発言をしてましたが、そのビルってのがこれ。
 サンシャイン通りの外れにある「スポーツガーデン池袋」というビルで、確かにボウリング場があり、2階はゲーム、3階は台湾料理屋が入っています。
 ちなみに露西亜寿司そのものの位置ですが、3巻にて「60階通りから横道に入った先。様々な居酒屋や飲食店が並んでいる小さな通り」とあります。その描写から考えられる位置とこのビルは確かに近くと言える場所に当たりますが、実はその描写が指し示す場所は『現存しません』。
 これは池袋のことを色々調べていた拍子に知ったのですが、シネマサンシャインの隣に現在は駐車場になっているわりと広いスペースがありますが、少し前までこの一帯にはまさしく3巻で描写されているように小さな居酒屋などがひしめく「ひかり町」という路地が存在していたそうです。詳しいことはあまり知りませんが2006年頃再開発のため全面的に閉鎖され、ほぼ全ての建物が壊されたようです。デュラララ!!×3の発売は2006年8月なので、まぁギリギリ残っていたという時期なんでしょう。
 


更新履歴
初回記入:2010.01.09



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