デュラララ!! 舞台探訪 オープニング&第1話「開口一番」 |
当サイトでは放送開始3ヶ月前から追いかけてきた「デュラララ!!」の放送がついにスタートしました。
予告編だけで既にかなりの写真を公開していますが、いざ放送されるとやっぱり未撮影ポイントってのは山ほど出てきますね。というわけで放送開始後も引き続き全力で追いかけるつもりの「デュラララ!!」舞台探訪@池袋シリーズ。
今回は「バッカーノ!」でも使われた映画「スナッチ」調の演出がかっこいいオープニングと第一話「開口一番」の本編カットの舞台探訪写真をひたすら掲載します。
あまりにも数が多いので準備できた物から随時更新していきます。
(2010.01.25)Google mapを利用して、第1話と第2話におけるそれぞれのキャラクターの動きを示した地図を作成しました。こちらから。
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・オープニング映像
・第1話&第2話マップ
・第1話「開口一番」Aパート
・第1話「開口一番」Bパート
オープニング映像 |
OP2カット目、ギターの音と共にセルティのバイクから画面が変わって正臣、杏里、帝人の三人が出てくる絵です。場所はサンシャイン通りの中程。ここだけ歩道が広くなってちょっとした公園みたいになってるところにあります。 |
00:20辺りからの美香&誠二のカット何枚か。場所は60階通りのケンタッキーフライドチキン前です。 |
「矢霧誠二」の文字の直前にごく一瞬しか出てこないけどこんなカットも。 |
ここからサビがスタート。静雄がポストを投げてるシーン。投げられてるポストに隠されてあんまり見えてませんが、背景はこんな感じ。シネマサンシャインとABC-MARTの間の路地を入っていった先にあります。 |
同シーンで臨也が立ってた場所。 |
静雄が投げたポストは消火栓に当たり・・・ |
噴き出した水に押されてシズちゃん自滅(何) 一連のシーンは消火栓の形が少し違う以外は結構正確に再現してます。 |
ここから狩沢、遊馬崎、門田、渡草のいわゆるワゴン組4人のシーン。しかしいきなり再現できず・・・ あまり似せて描いてないのか、それとも場所が違うのか・・・いや、場所については以下の写真より絶対間違いないと思うんですが。 |
狩沢が遊馬崎の前を越えて門田に缶をパスした3カット。これも全然再現できなかったんですが、背後のビルの色と窓の形は一致。更にここには映ってないですが門田がキャッチしたシーンの背後に描かれていたビルの壁に付いてる給湯器の形が完全一致してたのでどう考えてもこの自販機がモデルです。 |
渡草のバンが止めてある辺り。この一連のシーンが確信を持ってここだと言い切れてるのは特徴有る豊島区役所の建物が後ろに写ってるからです。 |
渡草の開けた缶から中身が噴き出してくるのに驚いて逃げてくる門田のカット・・・のつもり(何)全然似てねー |
帝人、正臣、杏里の3人組のカット。場所は六ツ又歩道橋という、川越街道がJRの線路を越える地点に並行して掛けられている歩道橋からの景色になります。 |
下から。 |
歩道橋からの眺め。ちゃんと夕方に行ったら、季節のせいか位置は若干ずれてましたが、ちゃんと作中と同じ方向に太陽が沈んでいきましたw |
正臣が帝人に肩組んで仲良さげなカットの背景。川越街道の車道の方のフェンスですが、ちと違いますな。異常なまでにズームしないとこうは撮れないし。 |
正臣の名前が出る前後の構図。これはばっちり。 |
場所が変わって、3人組がサイモンに優待券見せて露西亜寿司へ入っていったシーン。露西亜寿司の建物自体は実在しませんが、場所だけ合わせてみました。サンシャイン通りのボウリング場向かいです。 |
んで、向かいのボウリング場の方を向くと新羅のカットになります。 |
OPで撮れたのは今回はこれで以上。誠二と美香のカットで60階通りで1カット撮り逃してるのと、最後におそらく露西亜寿司へ向けて歩いているであろう二人のシーンがどこだか分からないぐらいで、それ以外は撮れるところは全部撮ってきたと思います。
残念なのはラストのタイトルが出るカットが首都高から撮影したのに相当してて、歩行者からでは撮影できない構図だったこと。一番印象に残るカットなのに・・・
第1話&第2話マップ |
第1話と第2話における、それぞれのキャラクターの動きを地図上に書いてみました。 地図中、赤線・赤目印は帝人と正臣、紫線・紫目印はマゼンダさん、青線・青目印はチンピラ達の車、黒線・黄目印はセルティ(黒バイク)の動きを示します。 いずれの場合も、色が薄くなっている線は具体的な経路が不明な区間です。 より大きな地図で デュラララ!!第1話&第2話マップ を表示 帝人と正臣の経路は、途中ずっと描かれ続けたため完全に追えます。駅からサンシャイン通りを端から端まで歩き、サンシャイン通りのほうへ移って駅の方へ引き返すように移動。ここまでならメジャーなとおり2つを案内してるんだなと納得できますが、ダラーズについての会話をしたあと、紀田君は何を思って次の角を左に曲がろうとしたんでしょうか。そっち行くとさっき通った60階通りのシネマサンシャイン前に戻っちゃうんですが。若干謎です。 |
第1話「開口一番」Aパート |
ここから第1話本編カット。ほぼ全カットについて写真を撮ってきているので、1話の流れを写真だけで追えるように、予告編で使われたため過去に掲載した写真も交えて順番に掲載していきます。 オープニング明けると帝人のモノローグから物語がスタートします。 映像の方は黒バイクが疾走しているシーンから始まりましたが、それは首都高速上の絵で徒歩での探訪は不可能だったため断念。舞台探訪は次の帝人が東武東上線で池袋に降り立つカットからスタートです。 場所はもちろん東武東上線の池袋駅ホーム。この写真を撮るためだけにわざわざ140円の入場券を買って中に入りましたw 今回登場した列車は白地に青のラインが特徴の東武8000系電車。東武線内ではいろんなところで見かける電車ですが、どうも今の東上線では銀色の車体にえんじ色のラインが入った10000系という車両の方がメジャーなようで、20分以上待ってやっと撮影できました。 |
ドアが開いて帝人が出てきます。 |
そのまま帝人のモノローグに載せて池袋の街並みいろいろ。 1枚目は池袋駅東口からの景色。プロモーション映像でも使われ、当サイトの舞台探訪で一番はじめに掲載された写真です。 以下5枚は既出分。 |
2枚目は60階通りのシネマサンシャイン。 |
3枚目は明治通り、春日通り、川越街道とハンズの前を通る大通りが交差する六ツ又交差点。タイミング悪く高架の補修工事が始まってしまい覆工板が取り付けられ、見た目の印象が変わってしまっています。工事終了は2010.03.25予定とのこと。ちょうど1話と同じ季節になりますし、その辺で再撮影ですかね。 |
4枚目は池袋ウエストゲートパークこと西口公園の奥にある芸術劇場。イベント開催時の写真のため、手前には普段は無いドームが写ってます。 |
5枚目は60階通りのホテルテアトル入口付近から眺めたサンシャイン。原作1巻の表紙絵もこんな構図です。 |
ここからは新規撮影分。電車を降りた帝人は正臣との待ち合わせ場所である北口改札へ。 |
辺りをきょろきょろ見回す帝人。 |
サブタイが表示され、↑の帝人のアップ。 |
人にぶつかって「す、すみ゛まっ!・・・せ・・・ん」とか言ってた帝人。改札の中のほうへ向けて撮った構図です。 |
ぶつかったことを特に気にせず去ってった人を目で追う帝人。背景画の方もちゃんと↑の逆を向き、改札を背にした構図が使われてます。 |
柱に寄りかかって「・・・帰りたい」。 このあとは「笑わないで欲しい」と前置きした上で地元から一歩も出たことがないと告白する帝人の回想シーン。帝人の実家は流石にモデルの特定なんかはできませんので飛ばしますw |
「そんな僕が、何故東武東上線の改札前で目を回しているのか。」と言っている辺りの構図。上の柱を正面から見た画です。 |
来良学園前からの景色。原作では所在地が(かなり細かい位置の描写がされた上で)南池袋という事になっていましたが、アニメでは東池袋に変更されました。 この景色を来良学園周辺の景色として使いたかったために変更になったんでしょうかね? 場所は豊島清掃工場の近くで、先ほど登場した六ツ又交差点から川越街道の陸橋でJRの線路を越えたすぐ先辺りです。住所的には東池袋ではなく上池袋2丁目になります。 |
学校の正門前を写した構図。この場所に高校は実在しないので建物の並びは作中と大きく異なりますが、それ以外の部分は奥に見える清掃工場や陸橋の形から道路のペイントまで、きめ細かに再現されています。 |
再び東武東上線北口改札前に戻り、帝人の足元を写した構図。ちと角度が再現しきれませんでした。 |
不安げな帝人の横に立ってしばらくニヤニヤしてる紀田君(何) その後「みーかどっ!」っと声を掛けます。 この辺からは「デュラララ!!パーフェクトガイド」公開時に探訪した写真です。 |
以下セリフの流れで。 帝人「えっ、あれ・・・」 |
帝人「紀田君・・・?」 正臣「疑問系かよ。ならば答えてやろう。3択で選べよ。1:紀田正臣。2:紀田正臣。」 |
正臣「3:紀田正臣!」 |
帝人「わあ、紀田君!紀田君なの?」 正臣「俺の3年掛けて編み出した渾身のネタはスルーか・・・? ひっさしぶりだなー、おい!」 |
帝人「全然変わってるからびっくりしたよ!髪の毛染めたりしてるとは思わなかった!あと、そのネタ寒い。」 |
正臣「そりゃ4年も経てばなぁ~。ってより、帝人は小学校の時から全然変わってないじゃんよー。ていうかさりげなく寒いとか言うなー」 |
ここでまた帝人のモノローグ。その2カットめです。ちょっと角度間違えた。 |
とりあえず外出るか、と歩き出す正臣。西口へ行くと見せかけて西武口へ向かうトリッキーな案内人・紀田君ですが(何)、紀田君の歩いていった方向はこのあとに出てくる景色からすると、それこそちょっとトリッキーな向きに歩いてます。 この向きに歩いていくと、次のシーンで出てくる看板の真下は通りません。描かれ方からするとこの画とは真逆の方向に歩いていった方が自然かな、という印象があります。 |
歩いていく正臣の背中を見て期待を膨らませ、正臣に付いて駆け出していく帝人のカット。二人の立ち位置と景色の対応はしっかりしています。 |
移動開始。さっき二人がいたのは北口改札前でしたが、これは同じ東上線の中央口1改札前から見た景色。池袋の駅は大まかに言って「北通路」「中央通路」「南通路」と東西に通る大きな通路3本と、それぞれの間をつなぐ南北の通路数本によって構成されていますが、これから帝人と正臣が歩いていくのは「中央通路」です。 |
紀田君の寒いギャグを一瞬で解説してくれる便利な看板w 上の写真のど真ん中あたりに写ってる看板をアップで撮ったものです。 東上線北口改札からさっき二人が向かった方向に歩いていくと、すぐ先の角を右折して中央通路にやってくることになりますが、そうするとこの看板の真下は通過しません。なので先ほどちょっとトリッキーとか書きました。 |
その後二人が歩く中央通路の様子。柱に付けられた広告は作中では殆どが「TOKYO HAND」で1枚だけ「アニメイト池袋本店」のものとして描かれていましたが、実際はいろんな広告が掲げられてます。 なのでここはあまり深く考えずそれっぽいところを撮影します。まずは実在するハンズの広告。デザインが変わったのか作中に出てくるのとはだいぶ違った見た目です。 |
歩いている帝人を写したカットの一つで、「TOKYO HAND」の広告の横に「?」のマークが写っているモノがあったのを発見。それはここ、JRのインフォメーションセンターですね。横にある広告は作中とは違い西口のauショップのものでした。 |
正臣に行きたいとこ有るか?と尋ねられ、「サンシャイン60とか・・・」と帝人が答えてる辺り。 丸ノ内線の中央通路中央改札裏手辺りです。ここら辺は二人の移動とちゃんと辻褄が合っており、上の写真の場所から中央通路を西武口の方向(東)に歩いていった先に確かにこの場所が存在しています。 |
二人は35番出口を目指して更に進みます。上の写真の奥にある突き当たりを左に曲がるとある小さな像。「マーキュリー像」って言うんだそうです。 |
通路の遠景。 |
エスカレーターの下。 |
ここから先はPVやパーフェクトガイドでも登場してたシーン。「え、何(西口公園に)行きたい?」と言いう正臣に引っ張られて歩き出す帝人のシーンです。 ここはエスカレーター下の角を曲がってすぐの所。最初PVではこの絵だけパッと見せられましたが、流石にそれではどこだか分かりませんでしたw でもこうして流れに従って見てしまえばあまりに分かりやすいですね。 |
エスカレータに乗る二人。 |
「やめようよ、もう夜だよ。カラーギャングってのに殺されちゃうよ」「マジでそんなこと言われても困る。つーかまだ6時だぞ。」とか言いながら上がって行きます。 |
エスカレーターから見上げた構図。初めての池袋へ期待を膨らませる帝の視点、って感じでしょうか。 |
そんな帝人を見下ろす正臣からの視点。 このあとチャットシーンに突入し、「田中太郎」が今日から池袋に住むことになったと皆に伝えています。 |
(2010.01.17追加分) チャットシーン明け、セットンさんの「池袋にようこそ」って発言に被せて映し出された池袋の景色。35番出口のエスカレーターを上がってすぐ先から見えるビルの並びです。実際にはもう数歩前進したところから撮りましたが。 |
上の写真からカメラを左に動かしていった先で映ってるビル。ビックカメラとかその辺ですね。今は真冬なので作中と違い街路樹の葉が全部落ちちゃってます。生い茂り具合からして、元の写真は夏~初秋ぐらいに撮ったんでしょうかね。 |
35番出口を上がってきた二人。 |
「すごい・・・ネットやマンガでしか見たことのなかった世界が、目の前に拡がってる・・・!」と感動する帝人。 このセリフは、なんつーか舞台探訪者としてはとても親近感の湧くセリフですねw 「すごい・・・アニメでしか見たことのなかった世界が、目の前に拡がってる・・・!」ってw そんな帝人の感動を表すために池袋の景色が2コマ。1つめは35番出口のエスカレーター上がって少し先へ進んだ辺りから、60階通りの方向を写した景色。 |
2コマ目はもっと先へ進んで、東口五差路の信号手前にある街路樹。帝人達が歩いた18時ぐらいでは見かけたこと無いですが、もう少し時間が遅くなるとこのコマで描かれていたように、この場所に座って演奏してるストリートミュージシャンが本当にいたりしますw |
「上桜町銀座よりすごい」とオノボリサン丸出しwな帝人のカット。 最初に公開されたPVの時点から登場してるシーンなんですが、帝人の顔がアップになりすぎてて背景がよく見えずなかなかよくわからなかった場所。一応写真は公開してますが、後に見えてるのが東口交番だってのが合ってるのみで撮影場所は間違えてました。 本編の流れで見ると一目瞭然ですが、本当は35番出口上がってすぐの所から見た構図です。 |
↑の帝人の発言を聞いて笑い、「じゃあ今度渋谷に連れてってやるよ」っていう正臣の構図。 同じ場所から左を向くと見える、ラーメン日高屋の入口です。メニューのショウケース含め、かなりの再現度。 |
正臣が「最近はカラーギャングも減ったよ」と帝人に説明してるシーン。東口五差路の横断歩道向かいから見た60階通りとサンシャインです。 このシーンはパーフェクトガイドでもそのまま使われていたので、舞台探訪写真もその時の使い回しです。 |
これもパーフェクトガイドで使われてるカット。上のシーンの続きで、ロッテリアの向かいにあるそば屋とかが入ってるビルです。 |
上のカットからそのままカメラを横に動かしていった感じの画。帝人が「じゃあ今の池袋は安全なの?」と聞いてるあたりです。 パーフェクトガイドではカットされてましたがセリフ無しのプロモーション映像ではこのカットが使われてました。 権利関係の都合でしょうけど左端にあるサンリオショップのキティちゃんの看板は変えられてますが、そのあまりの微妙っぷりに、ニコ動にアップした比較動画のコメントでは「残念なキティちゃんwww」と人気になってました(何笑) |
これは初登場。「俺も半分知ったかだから正確なことは分かんねぇんだけどさ」と言いながら歩いてる正臣のカット。 ロッテリアの隣(っつーか上)にある「Kirin-city」や更に隣にある「シェーキーズ」の入口辺りが描かれてます。 |
上のシーンからそのまま右にパン。 |
反対側を向いて帝人が映ってるカット。左に見えてるのはパチンコ屋。 |
正臣が「ちなみにここは60階通りで・・・」と説明してるカットはシネマサンシャイン前。 作中では壁面の巨大ビジョンに「バッカーノ!」のワンシーンが映ってましたw |
「やっぱり、サンシャイン通りの方が先に出来たのかな・・・」と考えながら歩いていたらなにかにぶつかる帝人。 場所はシネマサンシャインを越えた先にある駐車場の前。 |
「すっ、すみません!」と帝人くん本日2度目の謝罪シーンw 当然ながら同地点逆向きです。 |
何にぶつかったのかと思えば「狼と香辛料」のホロの等身大ポップw 後から遊馬崎と狩沢が顔を出します。 この構図はこのあとの一連の会話で遊馬崎と狩沢が映ってるカットとして何度か登場します。 |
この二人と話す正臣たちを上から見下ろしたような構図は撮影場所が存在しないので再現不能。 その次は駐車場に止めたワゴンの中から正臣に声を掛ける門田と渡草のカットです。 「パーフェクトガイド」で出てきたときは手がかりが少なくて全然別の駐車場を撮影してましたが、これまた流れに沿ってみるとあまりに分かりやすい場所でしたね |
正臣が狩沢たちに帝人を紹介するカット。駐車場の中からデニーズの方を向いて撮った構図です。 初出は2009年12月発売の電撃文庫magazine特集記事内。 |
パーフェクトガイドでも出てきたカット。「竜ヶ峰帝人」というのが本名だと聞いてすごいという遊馬崎に対し、何故か正臣が「照れるじゃないですかー」と言ってるところです。 一応別の写真を掲載してますが、ホロのポップにぶつかった帝人が謝ってるカットと同じ背景画なのかも・・・? |
「買い物帰りっすか?」と尋ねる正臣のカット。駐車場の案内板です。 |
電撃文庫を「いろいろ用に」見繕ったという二人。後ろに写ってるのはホテルテアトルとその隣のビルです。 |
「いろいろ用って何だ?保存用とか業務用とか観賞用とかそういうことだろうか??」と心の声の帝人。 これまた3つ上とよく似た構図ですが、よく見たら消火栓と中央奥に見えるキンカ堂の「K」って看板の位置関係が違ってたのでわざわざ別の背景画を描いたみたいです。この写真はその辺再現できてないので意味無いですが(爆死) |
そろそろ移動するという二人。7つ上と殆ど同じような構図ですけど、これまたテアトルダイヤ入口上の看板とその手前の街灯の位置関係が違ってたので、これも別の画みたいです。 そんな些細な違いしか無い構図を、使い回さず別の背景画としてわざわざ描いてるってのはすごいですね。 |
遊馬崎たちと別れて歩き出した正臣と帝人は、今は無きウェンディーズの前を通過します。 ご存じの通り2009年12月末をもってウェンディーズは日本から撤退してしまったため、作中とは景色が変わってしまっています。 |
そのまま歩いていって・・・ |
帝人の顔がアップになるシーンの背景にもウェンディーズの看板が出てましたが、それも当然無くなってます。 |
ちなみに、ウェンディーズがまだ営業してる2009.12.27に撮った写真に、運良くほとんど同じ構図で撮ってるものがあったので掲載します。看板もちゃんと再現されてるのが分かります。 |
このあと出てくる「マゼンダ」さんと二人がすれ違うったポイント。作中では上から見下ろしたような構図になってて再現不能なため地上から普通に撮りますが、SEGAのゲーセン前です。 |
ここから話の主役交代。マゼンダさんの話がスタートします。帝人と正臣とは逆に60階通りを駅の方へ向かって歩くマゼンダさんのカット。 この次に出てくる「奈倉さん」(ニセ)が仲間と連絡を取ってるカットはどこだか分からず。60階通りのどこかであるのは間違いないんですが、具体的にどこなのかまでは特定できませんでした。 |
60階通りを抜けて横断歩道を渡った先にある街路樹で待ち合わせするマゼンダさん。 ワゴンの中で催眠薬の準備をするニセ奈倉さんの仲間たちのシーンや、チャットに甘楽さんが登場して自殺オフのことを話題に上げるシーンなどが続いたあと、もう一度このカットに戻ってきます。 |
そして奈倉さん(ニセ)と合流。 |
「じゃあ、行きますか」と言われ、少し暗い顔で頷くマゼンダさん。街路樹の後からドコモのショップを向いた構図です。 |
「すぐそこなんで」と言われて連れて行かれた先は、グリーン大通の南池袋公園前交差点。映像では正面奥にビルが建ってましたが、今ではもう取り壊されてしまっています。 |
更に角を曲がって「アレです」と奈倉さんがマゼンダさんに示してるカット。上の写真に写ってる道をそのまま歩いて左に曲がった先です。 |
指し示された先に止まっている黒いワゴン。現在は左手にタイムスの駐車場が出来ていますが、映像の元になった写真はそこがまだ工事中の時に撮った物のようです。 ワゴンが止まってるのはその工事現場の入口前。今で言うところの駐車場出入り口前に相当します。 |
ワゴンの後を開けてマゼンダさんに「どーうもっ」と声を掛ける奈倉の仲間。 その時後に見えてた景色はこんな感じです。 |
「だましちゃって、すんません!」と言いながらマゼンダさんを車に押し込んで眠らせてるカット。 「パーフェクトガイド」でも登場してたので既に写真があるカットですが、南池袋公園脇の空き地(駐車場?)を撮った構図です。 |
拉致を成功させて急いで走り去るワゴン。 写真では小さくて見えませんが、奥に右向き矢印の道路標識が有るとおり、この道の突き当たりは右向きの一方通行路。ワゴンはその交通規制にちゃんと従って、右方向へと逃げ去っていきましたw |
人っ子一人居ないことを確認して行われた犯行だったはずですが、ワゴンが去ったあと、残されたタバコの吸い殻を消しに現れる人影。 その時映ってた道路の写真(何) |
その男は「ここに一人居るっつーの」と言って不敵な笑みを浮かべてます。 その背景に映ってたビルは配電盤かなんかの細かいところまで見事に再現されてました。 |
第1話「開口一番」Bパート |
Bパートは再び帝人のモノローグからスタート。 後ろの景色は60階通りの端、ゲーセン(サントロペ池袋)の前から見上げた首都高の高架とその奥に見えるアムラックス&サンシャイン60。 Aパートでマゼンダさんとすれ違ったポイントからさらにまっすぐ歩き、60階通りの終わりで左折した感じですね。 |
「僕はちょっと疲れていた」というセリフが入る辺り。 サントロペ池袋の角を左折した二人を、次の角(サンシャイン通りの終わり)から見た構図。 |
「歩くのに疲れたのか、紀田君の寒いギャグにツッコミを入れるのに疲れたのか」、とまたさりげなくヒドい事言う帝人w サントロペの壁をバックに紀田君が映ってます。 |
「話したいことの400分の5ぐらいしか話してない」とかまた寒いこと言った正臣に対し、帝人がモノローグで「ここでつっこもうか迷っていたとき、目の前にそれは現れた。」と言うシーン。 ↑の写真が帝人からの視点なのに対しこちらは逆向きの正臣視点。 |
「それ」ことサイモン登場。「オネーサン、ヒサシーブリー」と女の人にチラシ配ろうとして逃げられてるカットはこんな感じ。 |
帝人が「板前の格好をして客引きを、いや、板前の格好をした黒人が巨漢で・・・」とわけわからん事言ってるときのカット。 バックはボウリング場などが入ってる「スポルト」の壁です。 |
「オニイサーン、ヒサシーブリー」と声を掛けられる帝人。一方正臣はサイモンと顔見知りで「よお~!サイモン、久しぶりじゃんよー!」と親しげな様子。 上と同じ場所で角度変えただけです。 少し後の「ロシアの大地のモクズに消えるよー」 |
サイモンが「ん~、キダー、スシ食ウ?イイヨー。安クスルヨー」って言ってるシーン。 サイモンの長身を更に見下ろすような構図で描かれているので完全再現は不可能ですが、だいたいこんな感じ。 点字ブロックの位置とかレンガ舗装の向きが変わってるとことか、細かく再現されてました。 |
サイモンと別れて歩き出す二人を「オニイサーン、ヒサシーブリー」という挨拶(なのか?w)で見送るサイモン。 後に高速の高架が見えてます。 |
で、それを振り返る帝人。カラーコーンまで正確でしたw |
「今の人も知り合い?」と尋ねてるシーンは後に露西亜寿司が映ってますが、それは実在しないので飛ばします。 次はサイモンが「ロシア系の黒人で、そこのロシア人がやってる寿司屋の客引きやってる」という突拍子もない人物である事を聞かされて「ごめん、どこからつっこむべき?」と言ってしまう帝人のシーン。 上の写真の場所の次の交差点、露西亜寿司の斜め向かいに当たる位置に存在する合鍵屋の前。 |
正臣が「知り合いのロシア人が寿司屋始めたって言うから、客引きになったんだってよ」と説明しながら露西亜寿司を見上げてるシーン。 設定位置的にはここですが、外観も特徴的なあの建物は実在はしません。(2階の両脇に並ぶ窓はそのまま再現してるみたいですけど) ちなみにここは実際はパチンコの景品交換所だそうです。成田良悟がtwitterでつぶやいてましたw |
サイモンは敵に回すなよ、という正臣が続けて「敵に回しちゃいけないヤツのもう一人は」と言おうとしたらなにやら大きな音がして帝人が驚いてるシーン。 これは「スポルト」のビルを斜め向かいの角から街灯の柱を挟んで撮影した構図になります。 この直後、帝人達から自販機が宙を舞うのが見えてますが、これは演出上のちょっとしたウソになってます。詳しくは2話探訪で。 |
怒声がしたと思ったら人が投げ飛ばされてるのが見えたカット。 「パーフェクトガイド」のときの探訪でも公開してるとおり、自販機投げてる場所は確かにこの道の先にあります。 |
それを見て「あー、噂をすれば、だな。」と言いながら「平和島静雄には近付くな」と帝人に言う正臣。 上の写真とは逆を見た感じ。 |
ここで場面転換。マゼンダさんを拉致した3人組がとある立体駐車場で「上の人」と合流しようとしてるシーンが始まります。 その駐車場はサンシャイン60の向かいにあるタイムズの立体駐車場です。下にジョナサンとか入ってるとこですね。 プロモーション映像とかでこのシーンを見てたときは「こんな立体駐車場なんか分かるかい!」と思ってたんですが、よく見てみればセルティが現れたシーンのバックに見えてるビルの形がサンシャイン60に似てるなと気づき、その状態で本編を見てみれば「9」の数字と共に沖縄の首里城らしき絵が描かれているのを発見。 少なくとも9階まであるような立体駐車場で、向かいにそれ以上の高さのビルがある地点なんてもうここしかねーじゃんと思って行ってみたら正解でした。 |
車からニセ奈倉(本名・森田)と金沢(ピンクのパーカーの男)が下りてきて、「あっれ、まだ来てねぇや。おっかしいな。」と言ってるシーン。 「STOP」の文字と横断歩道の向きだけ気にして撮影してたら、正反対の位置から撮ってましたorz |
タバコふかして休憩中のチンピラ三人組。天井の蛍光灯が映ってます。角度違うのは許して(何) |
チャットで黒バイクのことが話題になってるシーンが挟まったあと、再び戻って駐車場のシーン。 チンピラ三人組の前に黒バイクのセルティさんが現れます。 そん時の構図はだいたいこんな感じ。 映像では駐車場がもっと暗いのに対し奥に聳えるサンシャイン60の窓からは煌々と明かりが漏れていて、その明かりで黒バイクが不気味に照らし出されてる、なんて印象的な絵を作ってましたが、実際は正反対。駐車場の方に煌々と明かりが付いている代わりにサンシャインの方は真っ暗で何も見えませんでした(爆) 現実なんてこんなもんです(何) サンシャインの9階とかはもうオフィスフロアなので休日の夜なんて明かり付いてなくて当然ですかね。平日夜ならまだ少しは付いてたのかも? |
少し別の角度で見るとこんな感じ。 |
セルティがアップで写されたカット。サンシャインに明かりが点ってないせいでただの真っ暗な写真に・・・ |
金沢が「あの~ 上の人っすか?」とセルティに尋ねてるシーン。びみょーに立ち位置が違いますが角度はこんな感じです。奥に見えてるのはエレベータ。 |
セルティに鉄パイプで挑み掛かろうとする金沢のカット。 |
スタンガンで気絶させたことで安心してる森田がワゴンの後部ドアを閉めたところで、再び起き上がったセルティにやられるシーン。 これも奥のエレベーターを向いて撮った写真です。 |
壁に血痕を残して森田が倒れてるカット。本当はエレベーター脇にある首里城が描かれた階数表示板の横なんですが、その前に車が停まっていて撮れなかったため、別の場所にあったヤツで代用します。 |
慌てて車を発進させて逃げる浅沼とそれを追う黒バイク。下の階へと下りていくスロープの途中です。 |
バイクのハズなのに壁に映る影が何故か馬の形に見えてて浅沼の恐怖心を煽る、そんなカット。 サンシャインに明かりが点いてな(ry |
駐車場の外に逃げ出した浅沼はなおも逃げ続けます。 途中で急停車して後から迫る黒バイクを追突させて倒しますが、相手は首がなくても起き上がってくる「化け物」。 浅沼はその化け物が作った影の鎌で両断され、気を失います。 その一連のシーンは高速の高架が併走する道路を舞台に行われていますが、この場所は特定できませんでした。というか、無いのかもしれない。 この近郊で高速の高架が脇を通ってる二車線道路ってそもそも存在しないんですが、ちょっとアレンジされてるだけだろうかと思い、首都高沿いを東池袋から一駅先の護国寺まで歩いてみましたが、やっぱり一致する場所は見つかりませんでした。 ついでに言うともちろん川越街道の方でもないです。 しょうがないので、位置的に妥当な範囲にある一番それっぽいところを撮ってきました。 これはグリーン大通りの東池袋駅2番出口前辺りから見た高速の高架。橋桁の下にフェンスがあるという点だけが一致してます。 |
2枚目はエアライズタワー前の横断歩道から見た首都高。右にカーブを描いてるってとこだけが一致してます。 一番似ててこの程度なので、きっとここは実在しないのでしょう。 ここまで全てのカットが実在の景色だったので、他も全て実在するという前提で探索を進めてきましたが、最近監督がtwitterで「実在しない場所も出てきます」とつぶやいてたので、その前提は崩れました。 このシーンの場所は存在しないところなんだと思われます。 |
場面は変わり、再び帝人と正臣。サンシャイン通りの「洋服の青山」前辺りで他にも近づいちゃ行けない人は居るのかと帝人が正臣に聞いてるシーンです。 このシーンの大半はパーフェクトガイドで使われてますが、最初のこのカットだけ初登場。サンシャイン通りの花屋の前にある街灯と「止まれ」の標識です。 |
ここからは既出写真数枚。正臣が「折原臨也には関わるな」と言ってるカット。 中央に写ってる木を挟んで帝人は手前、正臣は奥に座ってる感じ。 |
帝人が「オリハライザヤ……変わった名前だね」と言ってるカット。 |
「(臨也は)新宿主体の人だからまず会わないだろうけど」と正臣が言ってるのを帝人が聞いてるカット。 |
立ち上がった正臣が「ダラーズ」の話題を振り、帝人「ダラーズ?」正臣「そう、ワンダラーズのダラーズ」帝人「(ワンダラーズって何)」ってやりとりしてるとこ。 |
ダラーズについて語る正臣のカット。話しながら二人は画面左方向へと歩いていきます。 |
ここからまた新登場カット。「(ダラーズは)カラーギャングらしいんだけど、どんな色なのかもわからねえ。」と言ってる二人の後ろ姿を追う構図。 |
「今は迂闊に集会はできねぇから、そいつらもいつの間にか解散しちまってたりしてな。」と言いながら歩いてるシーン。 電話ボックスと後に見えてる叙々苑の窓の位置関係がどうにも再現できねぇ!(何) |
もう少し歩いた先。ここで正臣は左に曲がります。 |
正臣に付いていこうと帝人も左へ曲がった途端、女の人とぶつかって二人とも倒れてしまいます。 帝人が第1話で3回目の衝突wを果たしたのは花屋のある角。奥には60階通りのケンタッキーが見えてます。 |
女の子を抱きかかえる正臣、の構図。↑の場所にある横断歩道を見下ろしてます。 |
本日3回目の「すみません!」を発し、女の子に近寄る帝人。 |
しかしその女の子の首には傷が。しかも気がついた女の子は突然悲鳴を上げて走り去っていってしまいました。 その走り去っていった方向がこっち。60階通りとは逆方向、ミスドのある方向に走っていきました。 |
「何だありゃ。礼も無しかよ。」「何があったんだろ、あの人。」と怪訝に思う二人のカット。 |
「お前運が良いよ。」と語る正臣。サンシャイン通りの駅方向を見た構図になります。 |
「あんな美人にぶつかった」と言われて「それ、運が良いって言えるのかな」と返す帝人。さっき座って話してた方向を向いてます。 その後の「うれしいよ。この街でお前と学校に行って、また一緒に遊べるなんてさ。」「・・・僕もだよ。」のシーンでは、正臣のカットでは↑とほぼ同じ構図が、照れる帝人のカットではこれと全く同じ背景が使われてました。 |
帝人が「僕もだよ。」と言ってるカットでは視点が変わりますが、それは道の反対側にあるト音記号のオブジェの裏から見たもの。 ト音記号オブジェはオープニングの最初にも出てきますね。 |
そんな話をしてたら黒バイクの嘶きが聞こえ、「お前ホントに運が良いな!」と言う正臣。どこもショップとその下に入ってるカフェが映ってます。 |
バイクの「声」が聞こえた方へと走っていく二人。 「都市伝説って、何?!」と帝人が言ってるのはサントロペ池袋前。さっき歩いてきた道を引き返してきた事になります。 |
正臣が「黒バイクだよ!」と言ってるのは↑の隣にある自販機の前を通過したあたり。 |
「首無しライダーだよ!」と言う頃にはサンシャイン通りの端、さっきサイモンと会った地点に到着。 |
右奥を見ていると・・・都市伝説の「黒バイク」が! |
黒バイクはこっちへやってきて、 |
帝人の目の前を通過。 |
言葉にならない、という感じの帝人。 この辺の数枚はプロモーション映像で既に使われてるシーンですね。 |
黒バイクを見つめる帝人からの視点。 |
そして黒バイクは左奥のスロープの方へ。 |
それを見送る帝人と正臣。 |
スロープの先へ走り去り、見えなくなる黒バイク。 |
「すごいものを見た。僕はここで、この街で、よそでは到底できないような経験をした。」とモノローグで感動を表す帝人。 |
帝人に笑顔を向ける正臣。 |
そしてモノローグの最後、「僕は、僕の新しい現実が始まる予感に震えていた。」と言っているときの絵。 これもプロモーション映像ラストで出てきてるので既に探訪済みでしたが、サンシャイン60の展望台から、駅の東口周辺を見下ろした構図です。 ホント、この絵は何度見てもその再現度の高さに驚かされます。 |
以上が第1話「開口一番」の舞台探訪です。
この作品は放送前3ヶ月にわたりしつこく探訪してきたおかげで、ほぼ全カットについてどの地点をどの角度で撮ったのかを特定することが出来ました。
そんで調子に乗って全カットで構図を合わせて写真を撮ってきたら、掲載写真数が160枚というとんでもない物が出来上がりましたw
でも本当にすごいのはあれだけ緻密に描き込まれた背景画をこれだけの数用意する制作スタッフのこだわりよう。今回撮ってきたのは160カットですが、再現不能で撮らなかった所もあるし、車内とか「景色」じゃないカットも有るので、この1話で使われた背景画の数はもっと多いはず。
さらに2話以降も新登場の地点がたくさんあるので、用意された美術ボードの数は一体どれだけあるのやら。
こうして舞台探訪をまとめてみることで、このアニメはホントに池袋の街並みを忠実に再現してるんだな、ってことが実感できて面白かったです。
2話以降も引き続き場所が特定出来たら速やかに撮影して公開するつもりでいるので、引き続きよろしくですw
更新履歴
初回記入:2010.01.13
第1話Aパートの一部の写真を公開:2010.01.15
第1話Aパート最後までの写真を公開:2010.01.17
第1話Bパート最後までの写真を公開:2010.01.18