絶対少年・横浜編 舞台探訪記 part2

2006年以降も引き続き行った絶対少年横浜編舞台探訪。
5回目以降は行くだけ行ってそれなりの成果もあったのにずっと公開してなかったらすっかり時期を逃した感じでいっぱいですが、気にせず公開します(何)

part1・3回目以前の探訪へ

絶対少年横浜編・舞台探訪MAP 完全版
1回目から7回目までの探訪で発見した全ての地点を収録して、ついでに大きくリニューアルしてみました。



◆4回目訪問 2006/3/31(Fri)
今回の主な目的は横浜駅西口。
23話「幸せを運ぶ闇の光」(須河原が「た○しのTV○ックル」みたいなオカルト学者とか寄せ集めた討論番組に出演して持論を語った回)でごく僅かな間だけ映った建物を、高校時代に模試を受けに行ってた頃あたりで見たような気がしてならなかったので、それらを探しに行きました。
そしたら予想通り、西口駅前にて2つ発見できました。


西口のMORE'S。
23話で一瞬だけ登場。
アニメでは両隣の建物の形が若干違うし、この建物自体もTOWER RECORDSの看板(作中では「TOY・EX」になってるけど)と街頭スクリーンの位置が大きく変わってたり、左上の垂れ幕掲げてるところがずいぶん下に降りてきたりとかなりアレンジ入ってますが、最上部に2列並んだ窓とその上の看板はしっかりと一致していました。


MORE'Sから向かってすぐ左にある横浜東洋ビル
アニメではここにある「KIRIN」の看板らしきものが、やはり23話で登場しています。
アニメではもっと左に寄った視点で描かれており、KIRINの看板の左側に三越の看板らしきものが描かれていました。
横浜三越は確かにこの「KIRIN」のビルの左隣にあったのでここがモデルということで間違いないでしょう。
しかし、横浜三越は2005年5月で閉店し、現在はヨドバシカメラになっています。
ちなみに、このヨドバシのDVD売場に行ってみましたが、他店同様絶対少年のDVDは2~3巻までいったところで入荷をやめたのか横浜編DVDは皆無だったと思います(爆)
地元が舞台の作品ぐらい置こうよ(何


西口で見つけたのはこの2つのみ。
次に向かったのは24話「彼女たちの小さな冒険」で希紗がスカートたくし上げて立入禁止を乗り越えてた路地。
前回違う場所の写真を撮ってて、帰ってから間違えに気づいた場所です。
場所はここ
県立歴史博物館と、みなとみらい線が下を通ってる国道133号線の間にある路地です。
第3回レポにキャプ画が有りますが、今度は正解。
どこもぴったりと一致しています。

桜木町駅からやってきた希紗がまず見るであろう景色はこれ。

ここから南東方向(県庁方面)を向いて撮影しています。
希紗とりえぞーを追ってきたまっきーがこの辺を通ったときだったか、アニメでもこれと近いアングルで登場してきたと思います。
右手が歴史博物館、左に入る細い道が問題の路地です。

で、その路地に立つとこの景色。

今度は間違いなくアニメと全く同じ構図。
横浜第2合同庁舎の見え方も完全に一致しました。


路地の中に入って振り返った構図。
アニメではもうちょっと上から見下ろすような構図で書かれているので若干印象が異なりますが、ちゃんと一致してました。


さて今回の横浜編についての成果は実はこれだけ。
家から横浜まで全行程自転車で行ってしまったらムダに疲れた挙げ句時間もかかってしまいもうグダグダでした(何
須河原が初登場したとき乗ってたシーバスでぷかりさん橋行こうとしたら次の便まで30分以上有ったからそれも行けなかったし。
おまけに横浜へ来た理由は絶対少年巡礼ももちろん有りますが、恒例の買い出し@中華街も大きな部分を占めているのでそっちも行かなければならない。何より腹減った(何)
そんなわけで一旦巡礼は中断して中華街で店頭売りの肉まんとかを食べ歩きつつ買い物して、疲れたから山下公園でしばし休憩。
そんなことしてたら若干時間が遅くなってきたので、本当は山手探索に赴こうと思っていたけどあきらめることにして、今までも行こうとは思っていたけどやはり時間の制約で行かれていなかった市営地下鉄踊場駅に行くことに。
地下鉄乗って座れば休憩にもなるしね(何

というわけで山下公園から適当な地下鉄駅へ移動。
最寄りは関内駅だけど大通り公園のほうが自転車止めやすいと思って一つ遠くの伊勢佐木長者町から乗ります。

踊場までは22分、290円。
結構ありますね。
横浜には散々行っておきながら市営地下鉄には今まで一度も乗ったことがないので鉄ヲタ的にも微妙にわくわくでした(何


そんなこんなで踊場駅に到着。
ここは横浜編には登場していませんが、携帯版小説「神隠しの秋~穴森」で「猫だらけで楽しい駅」と触れられていたところです。
かしわ家さんとこにも探訪レポが掲載されてます。

そんな踊場駅。
改札を出て見渡してみても猫らしきモノは目に入らなかったので、適当な階段を上って外に出てみることに。
2番出口から出てみたところ、すぐ脇に「踊場の碑」というものが。

この碑は例の猫が集まって踊りを踊ってたとか、おじやを食べさせられて舌をやけどしたとか言う「猫踊り」の伝承に基づいて建てられたものだそうです。
本放送時2chのスレを見てたら、「猫踊りの伝承の元ネタはこれか」と言ってリンク貼られた先が、よく見たら横浜市泉区のHP内でしたが、まさにその伝承の舞台となったのがこの踊場。というか、その伝承の舞台であるから「踊場」なんて地名になってるわけですが。
それにしても、全く同じ伝承が違う場所に伝わってるってのは時々あることですが、やっぱ不思議なもんですね。

さて地上を歩いてみると見つけたのは4番出口。
ここにはちゃんと猫が居ました。

入り口の上で猫が踊ってます。


天井の照明でも、猫が踊ってます。


乗り場へ向かう通路にも巨大な猫の目が。
あまりに大きすぎて猫の目だと気づくまでに少々時間を要したので危うく通り過ぎるところでしたw

見つけられた猫はこれで全部。
かしわ家さんとこによると3番出口にもあったようですが、そこには行かなかったので発見ならずでした。



再び地下鉄に乗って伊勢佐木長者町まで戻ってみると、最早辺りは暗くなり。
つーわけでもう仕方ないので、一番近い駅みなとみらい線の駅である馬車道駅まで自転車こいで、おとなしく家に帰ることにしました。

やーもう、ホント疲れました(爆)
この日はちょうど桜が満開だったので、横浜までの道中各地で花見をしながら行こうと家から直接自転車で向かいましたが、ゆっくり花見をしすぎたせいで横浜到着が遅くなった挙げ句、6日間に及ぶ伊勢&九州旅行から帰ってきた次の日だってことも相まって、本番前の横浜探索に入る前に既に疲れてしまってなにやら本末転倒な結果に終わってしまったのは残念でした。
でもまぁ、前回間違えてた路地と踊場駅という、絶対行くぞと思ってた2カ所へは行けたのでまぁ良いかなと言う感じです。




◆5回目訪問 2006/9/2(Sat)
過去4回の探訪で最早ほとんどの所を見つけてしまっていますが、それでもまだ撮り残しってのはあるようで。
この時期はちょうど絶対少年横浜編の他、「デジモンセイバーズ」も同じく横浜を舞台としていましたし、探訪日の直前に放送された「N・H・Kにようこそ!」も横浜でデートという話だったので、その辺全てまとめて舞台探訪をしてきました。
このページでは絶対少年関連の場所だけ紹介します。

前回同様今回も収穫は微妙。
流石にそろそろ周り尽くしたからというのもありますが、今回は他2作品と合同、というかむしろそちらメインで行ったことと、もう一つ、希紗のマンションを探して本放送時に予想した地域を実走調査してみたら結構時間がかかってしまったため他があまり回れなかったという理由もあります。
ちなみに実走調査ですが、具体的にどこを走ったかといいますと、桜木町駅前から始まる野毛大通りをひたすら直進し、京急日ノ出町駅と次の黄金町駅を越えて少しいったところにある前里町4丁目交差点まで。帰りは同じ区間を1本山側に並行する路地に寄りながら。
わりと距離ありましたが、やはりそれらしいマンションは発見できず。やっぱり小説の記述通り山手方面が怪しいですが、あそこも実走したところは無かったしな。
これだけしつこく行ってて発見できないってのもなんかもどかしいものですw

そしてその他の成果の方もほとんどは[ppp!]ペリーの幻惑パフォーマンス!さんで紹介されてたけどウチでは紹介してないところを自分の目で確認しに行ったってところなので、成果らしい成果は実質無いに等しいですねー。
なので淡々と。


桜木町駅からランドマークタワーの方へ行く途中、左手にある駐車場。
りえぞーがフェアリー、イーブルを初めて見たガード下はここっぽい?


桜川橋からの眺め。17話で登場。


コスモワールドの海側遊歩道。まっきーがよく座ってる階段。以前にも紹介しましたがこっちの角度の方が作中に近いです。


ほぼ同じ位置からみなとみらい方面。


更に同じ位置から、逆方向。


ワールドポーターズのエレベーターから撮影したコスモスクエア前の交差点。
道路のペイントが特徴的。


成基をみんなの元へ案内するどっしるとしっしんがイーブル達から身を隠したワールドポーターズ近くのベンチを再撮影。


同じ位置から、交番の方を見て。
作中とほぼ同じ構図。

5回目探訪分は以上です。




◆6回目訪問 2006/12/27(Wed)
絶対少年横浜編舞台探訪はまだまだしつこく続きます(爆)
この日の主な目的は前回同様デジモンセイバーズだったりしますが、絶対少年にも大きな目的が一つありました。
須河原がみなとみらいに上陸したときに乗ってた「シーバス」にまだ乗ってない!
このシーンは横浜編がスタートしてわりとすぐ出てきてたので、第1回探訪時からずっと乗ろうと思っていたんですが、時間的な問題で行かれなかったり、乗り場まで行ったモノのあまりの混雑に止めてきたりと、巡り合わせが悪いとしか言えないような状況が繰り返された結果未だに乗れておらず。
流石にもういい加減乗るべと思い、今回は他の何を捨てても良いからこれメインで行こうというスタンスで望みました。
年末のクリスマスを過ぎたあまり混まなそうな日を狙ってまでw
12月末だというのに最高気温20度になるとかあり得ないほど天気も良く、おまけに冬場で空気が澄んでたのできれいな写真が撮れて結果的には良い日取りでしたが。

と言うわけで6回目の成果を。


横浜港内を横浜駅東口~みなとみらい21(ぷかり桟橋)~赤レンガ倉庫~山下公園の経路で運行する遊覧船と交通手段のあいのこみたいな船「シーバス」。
横浜駅東口から乗船してぷかり桟橋へ向かう途中に、この海から見たみなとみらい21のビル群ってのが見られますが、これは須河原晶が横浜にやってきたシーンで使われていた景色です。
しかし演出効果を狙ったためとは言え、横浜にやってきた須河原がいきなり横浜駅から船でみなとみらい入りするってのは若干実情にあって無いといわざるを得ませんなw
ちなみに横浜駅からみなとみらいまでの乗船料金は350円とわりとリーズナブル。
なお横浜駅東口から乗船の場合、ぷかり桟橋・赤レンガを経由する便の他山下公園直行便ってのもあるのでお乗り間違えないように。

以下は微妙な角度合わせとか、天気が良かったから撮り直してみたとかそんなんばっかなのでろくに説明も付けず写真を並べていきます。


ぷかり桟橋。


国際橋を下から。25話でイーブルに追われるブンちゃんが猛スピードで逃げていったシーンでの角度です。


ほぼ同じ場所からコスモワールド方面。


運河パークから望むランドマークとクイーンズスクエア。


ナビオス横浜。


県庁。


もう1枚県庁。

6回目の収穫はこんなとこでした。



◆7回目訪問 2007/08/23(Thu)

6回目の探訪を終えた後は流石にもう行くことはないかな、と思っていたんですが、2007年1月から始まった再放送を見ていたら写真が手元にない場所が出てくるシーンが意外と数多く。
ここまで探訪しまくっておいて今更行かないのもなんだよな(何)
そう思って、7回目の探訪が2007年夏に決行されました。
まぁ最早、午前中~午後にかけてこのサイトでも既に公開しているアイマス・銀座を巡った後という適当感満載の巡礼でしたが。
でももうこれだけしつこく行ってるとどこに何があってそれぞれどれぐらいの時間があれば行かれるかは考えなくても分かるので短時間でも巡りたいところはおおむね巡れました。

今回も角度合わせの再撮影が主ですが、7回目にして初登場の箇所とかもあったりして、意外と収穫の多い探訪でした。
それでは成果の程を。

まずは最終話付近で頻出する国際橋を、画面に登場したあらゆる角度から。



この2枚は24話「彼女たちの小さな冒険」で登場。


ここからは最終話。
どっしる、しっしん、ブンちゃんがイーブルに追われ、ついに追いつかれてしまう辺り。




この2枚はブンちゃん達が消えてしまった後のシーンで、希紗が地べたにごろんと寝っ転がって成基と話してたとこ。


これは泣き出してしまったりえぞーをまっきーが見守ってたシーン。
これで24~26話で出てくるこの橋の登場シーンで使われたアングルはほぼ網羅したのではないかと。

続いて、7回目にして初登場の万国橋駐車場。
25話で物陰から様子をうかがっていたまっきーが須河原に後ろから肩を叩かれて派手に驚いてたシーンはここです。

まっきーが隠れてた壁。
奥にある駐車場の看板は変わってしまっています。


反対側から。


須河原と合流してみなとみらい方面へ向かう途中、まっきーが須河原に告白したけどフラれてしまった、そんなエピソードが展開されたのはここ、万国橋。


最後はまたしても24話「彼女たちの小さな冒険」から。
りえぞーが希紗に追いついた県立歴史博物館裏手の路地を、よりそれっぽい角度で。





さて第1回探訪から丸2年ぐらいかけて回りに回った「絶対少年 横浜編」舞台探訪は(現時点では)この第7回をもって終了。
掲載した写真は全部で175枚、関連ファイル全て合わせると容量にして7.5MBと凄まじい量になりましたが、これで登場シーンのほぼ全てを網羅できたのではないでしょうか。
もちろんまだ、希紗のマンションとか、手がかりのあまりに少ない住宅街の景色とかが残ってはいますけど。

この絶対少年横浜編舞台探訪は、探訪先が今住んでいるのは札幌とはいえ実家に帰省すれば気楽にいくらでも行かれる場所だったのでこんなに行きまくりましたが、そのおかげで放送が終わらぬうちからかなりまとまった成果を上げられ、自分で言うのもなんですが絶対少年横浜編の舞台探訪サイトとして結構名を知られるようになったかなと思います。
そのことを通じて同じ趣味のお仲間との交流なんかも生まれましたし、さらにこうして舞台探訪レポを日記の一コンテンツとしてではなく独立コーナーで掲載してより活発に行っていこうと思うきっかけにもなりました。
そうこうしてるうちに舞台探訪に限らず、「街歩き」自体が楽しいと思うようになってきて、例えば鉄道旅行に行くときとかも、以前はただいろんな路線に乗れればそれで良いと思っていましたが、最近は如何に途中の駅で降りて周辺散策をするかというのに重きを置くようなプラン作りをするようにと変わっていきました。

そんな感じで、「絶対少年」という作品とこの舞台探訪シリーズは僕に色々なものをもたらしてくれたと思います。
ここまで多くの経験をすることが出来た作品はなかなか無いので、きっと余程のことがあっても忘れるなんてことはなく、ずっと記憶に刻まれ続けるのかなと思います。



なんだか大層な締めの言葉を書きましたが、舞台探訪自体は既にこのサイトでた作品のを公開しているとおりまだまだ続けていますし、さらに言えば絶対少年以後「デジモンセイバーズ」「風の聖痕」「レンタルマギカ」「君が主で執事が俺で」といろんなジャンルのいろんなアニメに頻出してるので「横浜への舞台探訪」も引き続き実行中。
なので何かの拍子に絶対少年横浜編の未発見ポイントを発見してしまう可能性は無いとは言えないので、もしかしたらいずれ「第8回探訪」の項目が突然増やされる日がやってくるかも知れませんw


更新履歴
4回目巡礼・初回記入:2006.06.21
ページ作成・5回目以降記入:2008.05.01
舞台探訪MAP追加:2008.05.26



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