ノエイン 函館探訪記第3弾 暫定版
訪問日:2008.07.20-21

前回のレポで「また行きますよ」と書いていたノエイン函館探訪。
他にも探訪したい作品はたくさんあるし、舞台探訪に関係ないところにも色々行きたかったので再訪はなかなか叶いませんでしたが、前回探訪から2年後の2008年7月20~21日、海の日の三連休を利用して3度目のノエイン函館探訪を決行してきました。

過去二回は東京から列車で帰ってくる途中だったり、東北地方を旅行した帰りだったりと「ついで」の訪問でしたが、今回は「わざわざこれだけのために」函館訪問。
と言うわけで気合いを入れて臨もうと思い、旅行前にノエイン全24話をキャプ画を作りながら全て見直してたら気分もかなり盛り上がってきましたw おかげで、函館を訪れるのは舞台探訪としては3回目、単に行っただけならもう何回目か分からないぐらいでしたが、かなり満足のいく探訪になりました。

今回は札幌から夜行急行「はまなす」に乗車。一旦青森まで乗ったあと再び青函トンネルを抜けて函館へ引き返してくるというコースで函館入り。
今回の旅は函館へ行って帰るだけの短い物だったので、過去の舞台探訪でも何度か活躍した折りたたみ自転車を持って行き、市内はそれで移動しました。
函館で1泊したあと、翌日帰りの列車まで再び探訪。滞在時間は28時間とたっぷりとれました。
ここまでしたおかげで収穫もなかなか。今まで行ってなかった場所やどこだか分からなかった場所へもかなりの数訪問・発見できました。

まぁそのせいで写真の枚数がすごいことになってしまったので全ての写真を整理しきるにはかなりの時間を要しそうですがw
ただ、8月の夏休みには「true tears」の富山県城端などを巡る舞台探訪旅行を計画中でそれの準備に忙しく、放っておいたら折角行ったこのノエイン探訪レポの公開まで数ヶ月~1年とかかかってしまいそうな気がしてなりません(何)
そんなわけで今回はそうなるのを防ぐため、とりあえず「暫定版」として写真だけを小出しにして公開していくことにしました。
今後は僅かな暇を見つけ次第新たな写真を追加したりコメントを書き加えたりとどんどん更新していく予定ですので、しばらくの間おつきあい下さい。

(2008.12.08追記) 結局長らく放置することになってしまいましたが、初回更新の函館空港以降の写真を追加しました。
これでもまだ全然途中ですが・・・ 今回更新分はこちらから


まずは初日・7月20日に巡った、函館駅前周辺と舞台の中心地・西部地区から見て遠方にある各地点を紹介したいと思います。

函館駅
函館駅ホーム
 
函館駅ホーム
 
市電函館駅前電停から。作中に出てきたときと同じく、2系統の電車が良い角度になる瞬間を狙って撮りましたw
 
駅前の百貨店「棒二森屋」。看板変わってました。
 
バスターミナル。22話の未来のイサミが出てきたシーンで登場。


市立函館病院
 
ノエインが見せた可能性の未来の一つで、アイが入院していた病院。JR五稜郭駅のすぐ裏にあり、列車の中からも見ることが出来ます。


笹流ダム
 
函館駅から赤川通りを10kmほど行ったところにある笹流ダム。日本で初めて建設されたバットレスダムという形式のダムで、同様の形式のダムは日本でも6基しか現存しないとか。
作中では5話に登場。
 
別角度より。作中のアングルはこれが一番近いか。
 
作品には登場しないアングルですが、ダム本体の上からダム湖を。


函館空港
 
函館の空の玄関口・函館空港。本州から訪れる場合たいていの人はここから函館入りするので簡単に探訪できますが、列車+自転車だとかなり距離があって気楽には行かれないところでした・・・
 
空港前バス・タクシー乗り場。東京から戻ってきた内田ちゃんを郡山さんが迎えに来てたシーン。
 
これは本編ではなく、DVD特典映像Vol.1に出てきたとこ。赤根監督と同じような角度で撮ってみましたw
 


大森浜
 
国道278号、通称「漁火通り」を湯の川温泉から函館駅へ向かう途中にある堤防。1話冒頭でユウとハルカが「一緒に家出しよ」という約束をした、重要な場所です。
この大森浜は石川啄木も愛したことで知られており、この堤防のすぐ近くには記念碑が置かれた「啄木小公園」があります。また、函館山の全景を眺めることが出来るスポットとしても知られているようです。
僕が行ったときはちょうど陽が落ちかけた時間帯で、しかも山の方が微妙に霞みがかってて、さらにはこの写真には写ってないけど海の上を何羽ものカモメが飛び交ってる様子まで、なにもかもが1話のシーンまさにそのもの!みたいな光景になってて、何かもうすごかったです(何)
今までいろんなところに舞台探訪しましたけど、この景色が一番感動したかも。思わずムダに十分以上も滞在してしまいましたw
来て良かった。ホントに。
 
上とは逆側、湯の川方面の海岸はこんな感じ。DVD特典の海岸のシーンはきっとこっち側。

ちなみに上の防波堤、作中ではユウが腰掛けてたり、OPでは雪の降ってる時に上を歩いてたりしますが、海岸まで結構な高さがあるので実際そんなことすると危険です。
しかも下が砂ならまだしもテトラポッドだから、滑って落ちたら死にかねません(爆)
 


ボーニモリヤ
 
大森浜から国道278号経由で駅前に戻ってきたら見つけたこの景色。
22話の未来のイサミのシーンでちらっと登場したのはここ?
作中にない横断歩道があったり左の建物の様子が違いますが、アーケードの屋根と縦に2つ並んだ道路標識、角のガードレールは一致してます。
場所的には、最初の方でも掲載した駅前の棒二森屋の、駅から見て裏側。歓楽街・大門地区の辺りです。
 

初日の探訪はこれで終了。
本当は立待岬とかも行きたかったんですが、笹流ダム→函館空港が意外と遠く、休まず自転車こいでも1時間とかかかってしまったりしてるウチに夕方を迎えてしまったので断念。
何より当日は花火大会開催日でもあったため、せっかくだしそれも見たいなと思ったので18時頃には探訪終了。
宿で休憩の後19時頃再び繰り出して、西部地区各所を歩き回りながら花火見物をしました。
このときにもかなり写真撮ってるので、最後におまけとして掲載しようかなと思ってます。

でもとりあえずは探訪の続き。
翌7月21日は朝9時頃出発し、前日同様自転車で西部地区の各所をひたすら巡ります。
この辺は過去2回の探訪や、それ以前にもただの観光で何度も来たこと有るところですが、この際だからノエインに出てきたスポットはとことん巡り尽くしてやろうと思ったので今回も行くことに。
意外と行ったこと無いところもあったり、今までどこの景色だか分からなかったところもいくつか発見できたりして収穫は上々でした。
というわけで、ここでもおおむね巡った順番に紹介。
おおざっぱな経路としては、十字街→函館どっく→船見公園→外人墓地→元町公園→ハリストス正教会→大三坂、って感じです。


十字街電停
 
市電十字街電停。
19話でハルカが昔の友達・アヤちゃんに出会ったけど忘れられていたというできごとがあった場所です。
 
以下作中のカットと似た角度を再現。登場順に。
末広町方面を向いて。
 
どっく前・谷地頭方面ホーム。
 
湯の川方面ホームから反対側を。
 


十字街周辺
 
続いて十字街交差点のまわり。
1枚目は電停ホームの端から末広町方面を見た画。
5話で「まっすぐ走って」という内田に郡山が「無茶言うな、道が曲がってんだ。」とか言ってた場所w
他にも13話とか、何度か登場するアングルです。
僕にとってこの場所は、ノエイン探訪で訪れる以前に観光しに来たときは必ずここから函館観光が始まるので、この景色がアニメの中に登場したときは印象深かったです。
 
交差点の宝来町方面。これは12話とかで登場。
よく見てみたら前回撮った写真の方がアングルぴったりだな・・・
 
アクロス十字街前、旧操車塔の下。
13話でユウがハルカに電話掛けてたシーンです。
 
交差点反対側から。
このアングルがそのまま出てくるわけではありませんが、22話で未来のイサミが他の不良仲間とたむろしてるところにアイがやってきたシーンはここです。
 
何度も写りこんでますが、操車塔。昔はここに係員が居て、ポイント切替を行っていたそうです。
 


函館市地域交流まちづくりセンター
 
十字街から末広町方向に少し歩いたところにあるこの建物。
旧函館市末広町分庁舎で、その前は北海道では有名な百貨店「丸井今井」の函館支店だった建物です。
2年前に来たときはちょうど改装工事中で外観を全く拝めなかった地点ですが、今度は流石に見られましたw
道路挟んで向側にある学習塾の看板とか、登場時にはしっかり再現されていました。
 
12話ではこの塔の上にトビが立っていました。
 
まちづくりセンターから更に少し末広町方面へ歩いたところから振り返って十字街方向。
17話でカラスとコサギが時間を止めた世界で戦ってたシーンで登場する構図です。
 


コープさっぽろ函館末広西店、ヱビス商会
 
上の写真の地点から末広町方面を向くとこの地点。
末広町の生協と、隣にあるヱビス商会の建物です。
1話でハルカが初めて龍のトルクを発動させたシーンの舞台となった場所なのでノエインファンなら分からない人は居ないはず。
過去二回の探訪でもアングル揃えて何枚も撮ってますが、大事なシーンなので今回もw
前回の写真も合わせて、あの一連のシーンを再現してみます。

スタートはこのアングル。
「なんで塾の前で待ってたんだよ。」
「ヒマだったから。」
 
前回の写真です。
「こんな夜に出歩いてると、補導されるぞ。」
 
道路向かいから。
「そんな心配するぐらいなら、家出なんてしなきゃ良いじゃない。」
「お前が家出しようって言ったんだろ!」
 
回想シーンでさっきも出した大森浜登場。
「ユウ、家出しようか。一緒に東京へ行こう。」
 
若干角度違うけど、
「あのとき、母さんとケンカしちゃって」
「間に受けが僕がバカだったよ。」
 
「ユウ!ちょっと待ってよ、ユウ!」
「もういい、帰れよ。」
 
「家出なんてちゃんと考えてからじゃないと・・・」
「分かってるさ。家出したって、すぐに見つかって連れ戻されるだけだよ。」
 
「そんなこと分かってるけど・・・僕はこの街から出られやしない。」
 
「子どもなんてイヤだ・・・早く大人になって・・・」
「僕は・・・おかしくなってると思うよ。」

そしてこの直後ハルカの「龍のトルク」が発動。世界の時間が静止します。
 
そしてアオイユキが降り注ぐなか、ハルカがカラスと再会。
「アイツだ・・・」
「龍の・・・トルク・・・!」
 
しかしカラスはラクリマに連れ戻され、龍のトルクも停止。世界が元に戻ります。
 


大三坂下
 
話的にはヱビス商会でのシーンの次は元町公園に舞台を移しますが、探訪の方はすぐ横の大三坂下へ。
ここは2話で家出しようとしていたユウをイサミが偶然見つけるも、話してるウチにケンカになってしまった場所。
この構図はイサミが携帯いじってたカットで登場。
僕もイサミと同じようにこの街灯にもたれかかって携帯いじって日記に実況送ってみたりしました(爆)
まるでイタイ子(爆)
 
ユウがいた場所。
このシーンはやたら日陰の暗くて細い路地みたいな描かれかただったので、そんな路地この辺にあったっけと思い、今までどこだか分からなかったんですが、キャプ画とじっくり対比させてみたら、何のことはない上の写真の道路挟んで向かい側でした。
実際には確かに日陰ではあるけどそんな細い路地ではありません。
 
向き変えてユウの視点から。
 
さてこの場所は他の回でも違うアングルで登場。
13話でアトリが彷徨い歩いてたところ。
 
逆向き。ノエインでは散々出てくる大三坂を下から見上げる構図。
このカットは13話のアトリのシーンだけじゃなく4話とかでも登場してます。
左はさっきのヱビス商会、右は川越電化センター。どちらも歴史有る建物です。
 

更新履歴
初回記入:2008.07.28
「大森浜」~「大三坂下」まで追加:2008.12.08



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